「カープ二軍の順位は?」「今日のスタメンや試合結果を知りたい」「田村俊介や河野佳、佐藤柳之介は2026年にどんな成績を残したのか」。広島東洋カープのファーム情報を調べるファンにとって、チームの勝敗だけでなく、若手選手の成長や一軍昇格の動向も気になるところだ。
2026年11月4日現在、カープ二軍の公式戦は9月27日に全日程を終了している。最終成績は121試合47勝63敗11分、勝率.427、西地区4位。一方、個人では河野佳が防御率2.01と8勝で投手部門のタイトルを獲得し、佐藤柳之介は100奪三振を記録した。打撃では林晃汰が打率.308、田村俊介も打率.301と存在感を示している。
【2026年最新状況】カープ二軍の順位と公式戦最終結果
2026年の広島東洋カープ二軍は、NPBが新たに導入した3地区制のファーム・リーグで西地区に所属した。西地区は広島、阪神、オリックス、福岡ソフトバンクの4球団で構成されている。
NPB公式の2026年度ファーム成績によると、カープは47勝63敗11分、勝率.427で4位。首位ソフトバンクとは18.5ゲーム差だった。
2026年ファーム・リーグ西地区の最終順位- 1位:福岡ソフトバンクホークス 70勝49敗6分、勝率.588
- 2位:オリックス・バファローズ 54勝57敗8分、勝率.486
- 3位:阪神タイガース 49勝63敗14分、勝率.438
- 4位:広島東洋カープ 47勝63敗11分、勝率.427
首位ソフトバンクは勝率.588と安定した成績を残し、西地区を制した。広島は阪神と僅差の勝率争いとなったものの、最終的には4位に終わっている。
なお、2026年からはファーム・リーグが東・中・西の3地区制に変更された。各地区の順位は勝率で決定される仕組みであり、従来の二軍リーグの順位と単純に比較する際には注意が必要だ。
2026年9月27日、最後の試合はオリックスに1対2で敗戦カープ二軍の2026年最後の公式戦は、9月27日に大阪シティ信用金庫スタジアムで行われたオリックス戦だった。
試合は広島が5回に1点を先制したものの、6回に2点を失い、1対2で逆転負け。広島の先発は齊藤汰直で、黒原拓未、高橋昂也、菊地ハルンと継投した。
この試合の広島のスタメンは次のとおりだった。
- 1番・二塁:岸本大希
- 2番・三塁:ラミレス
- 3番・遊撃:小園海斗
- 4番・指名打者:林晃汰
- 5番・左翼:ロベルト
- 6番・右翼:田村俊介
- 7番・中堅:久保修
- 8番・一塁:渡邉悠斗
- 9番・捕手:高木翔斗
NPBの発表では、この9月27日の試合をもって2026年のファーム・リーグ全日程が終了した。したがって、11月4日現在、カープ二軍の公式戦における「今日のスタメン」は存在しない。
【チーム成績を分析】打率・防御率は健闘、それでも4位になった理由
カープ二軍の2026年成績を詳しく見ると、単純に勝敗だけでは評価できない特徴が浮かび上がる。
NPB公式のチーム成績では、広島のチーム打率は.248。西地区ではソフトバンクの.254に次ぐ数字だった。チーム防御率も3.36で、ソフトバンクの2.74に次いで2番目に良い。
つまり、打率と防御率という基本指標だけを見ると、最下位ではなく上位球団に近い数字を残している。
2026年のチーム打撃・投手成績- 試合数:121試合
- チーム打率:.248
- 安打:999本
- 本塁打:56本
- 得点:403点
- 盗塁:69個
- チーム防御率:3.36
- 失点:477点
- 奪三振:814個
- 失策:114個
注目したいのは、得点と失点の差だ。403得点に対して477失点で、得失点差はマイナス74。さらに失策は114個で、西地区4球団の中で最も多かった。
チーム打率が.248あっても、それが得点に直結するとは限らない。走者を進める打撃、得点圏での対応、守備の確実性など、勝敗を左右する要素は複数ある。
また、チーム防御率が3点台前半でも、失策などによる自責点以外の失点は防御率だけでは把握できない。投手個人の数字とチーム全体の失点を分けて見る必要がある。
2027年に向けて注目したい改善ポイント2026年の数字から見える課題は、主に次の3点だ。
- 得点力:999安打を403得点につなげた攻撃の効率を改善できるか。
- 守備力:114失策を減らし、投手の失点負担を軽くできるか。
- 走塁:69盗塁から、より得点につながる走塁へ発展できるか。
若手の個人成績だけでなく、チーム全体のプレー精度が上がるかどうかも、来季のカープ二軍を評価する要点になる。
【2026年選手別ランキング】打率・防御率・奪三振の注目選手
2026年のカープ二軍で特に注目されたのは、林晃汰、田村俊介、岸本大希ら野手と、河野佳、佐藤柳之介ら投手だ。
打率ランキング:林晃汰が.308、田村俊介も.301広島の打撃成績で目立ったのは林晃汰だ。NPB公式の個人成績では、87試合、279打数86安打、打率.308、4本塁打、37打点を記録した。
出塁率は.381。規定打席には12打席不足していたものの、不足分を凡退として加算する首位打者の規則により、西地区の首位打者に認定されている。
田村俊介もファームで打率3割を達成した。93試合に出場し、282打数85安打、6本塁打、43打点。出塁率.374、長打率.447、OPS.821という成績だった。
田村の打率.301は、一定の出場機会を確保したうえで残した数字である。単なる少ない打席での高打率ではなく、93試合という出場数を伴っている点に価値がある。
そのほかの注目選手は次のとおりだ。
- 岸本大希:95試合、打率.250、82安打、35盗塁。西地区の最多盗塁を獲得。
- 仲田侑仁:88試合、打率.238、75安打、4本塁打、38打点。
- 平川蓮:21試合、73打数22安打、打率.301。
- 佐藤啓介:26試合、90打数31安打、打率.344。
平川や佐藤啓介は出場数・打数が限られているため、打率だけで評価するのは早い。出場機会の増加に伴って数字を維持できるかが、次の注目点になる。
防御率ランキング:河野佳が2.01で西地区トップ投手陣で最も安定した数字を残したのが河野佳だ。
2026年は25試合に登板し、8勝3敗、防御率2.01、111回2/3、69奪三振。勝率は.727だった。
防御率、勝利数、勝率の3部門で西地区トップに立ち、投手部門の個人タイトルを獲得している。
先発投手として一定のイニングを消化しながら失点を抑えた点は、2026年のファームにおける大きな成果だ。特に111回2/3を投げて防御率2.01という数字は、単発の好投ではなくシーズンを通じた安定感を示している。
奪三振ランキング:佐藤柳之介が100奪三振河野と並んで注目したいのが佐藤柳之介だ。
2026年は20試合に登板し、113イニングを投げて100奪三振、防御率3.42、2勝10敗という成績を残した。
勝敗だけを見ると苦しい数字だが、113イニングで100奪三振を奪った能力は評価できる。西地区の最多奪三振タイトルも獲得した。
一方、10敗という数字は、失点を抑える能力や試合を作る力をさらに高める必要性も示している。奪三振力を維持しながら、走者を背負った場面での投球をどう改善するかが今後の焦点になる。
【選手の関係性と一軍動向】2026年の注目6選手を比較
カープ二軍の選手を評価する際は、打率や防御率だけでなく、一軍登録の履歴や役割も合わせて確認したい。
2026年の主な選手について、ファーム成績とチーム内での位置づけを整理すると次のようになる。
| 選手 | 2026年ファーム成績 | 主な実績・一軍との関係 |
|---|---|---|
| 林晃汰 | 打率.308、87試合、86安打 | 西地区首位打者。打撃面の中心選手 |
| 田村俊介 | 打率.301、93試合、6本塁打、43打点 | 5月に一軍昇格。10月1日に来季契約を結ばない旨が発表された |
| 岸本大希 | 打率.250、95試合、35盗塁 | 西地区最多盗塁。走塁面の中心的存在 |
| 仲田侑仁 | 打率.238、88試合、4本塁打、38打点 | 規定打席到達の打撃上位選手 |
| 河野佳 | 防御率2.01、8勝3敗 | 西地区最優秀防御率・最多勝・最高勝率 |
| 佐藤柳之介 | 防御率3.42、2勝10敗、100奪三振 | 西地区最多奪三振。9月22日に一軍登録 |
この比較から分かるのは、ファームで結果を残すことと、一軍で定着することは別の評価軸だということだ。
田村俊介はファームで打率3割を超えたが、一軍では2026年に4試合、12打数1安打、打率.083だった。対照的に、佐藤柳之介は100奪三振というファームでの実績を残し、シーズン終盤に一軍へ昇格している。
選手の評価には、打撃成績や投球成績に加えて、守備位置、チームの一軍事情、起用方法、年齢、成長段階などが関係する。
【今日のスタメン・選手一覧・昇格情報】2026年秋の最新動向
2026年11月4日現在、ファーム公式戦は終了しており、試合当日のスターティングメンバーは発表されていない。
ただし、広島東洋カープは10月30日に2026年度秋季キャンプの参加メンバーを発表している。キャンプは11月5日から21日まで、宮崎県の日南市にある天福球場で実施予定だ。
2026年秋季キャンプの主な参加メンバー球団が発表した参加予定者には、次のような選手が含まれている。
投手:齊藤汰直、黒原拓未、佐藤柳之介、赤木晴哉、斉藤優汰、杉田健、岡本駿、玉村昇悟、菊地ハルン、河野佳、杉原望来、ソーサ。
捕手:持丸泰輝、小林結太。
内野手:勝田成、林晃汰、渡邉悠斗、西川篤夢、仲田侑仁、佐藤啓介、岸本大希、カブレラ、アルカンタラ、ゲレロ、ガルシア。
外野手:久保修、名原典彦、中村奨成。
特に注目したいのは、ファーム投手タイトルを獲得した河野佳と佐藤柳之介、打撃で結果を残した林晃汰、岸本大希、仲田侑仁らが参加予定メンバーに入っていることだ。
なお、秋季キャンプは試合のスタメンを意味するものではない。練習参加者の発表と、翌シーズンの正式な支配下選手名簿は区別して確認したい。
2026年の一軍昇格・登録抹消を時系列で確認2026年はファームから一軍への入れ替えも複数回行われた。
- 5月12日:田村俊介が一軍登録された。
- 5月21日:田村俊介が一軍登録抹消。佐藤啓介と名原典彦が一軍登録された。
- 9月22日:佐藤柳之介が一軍登録され、斉藤優汰が登録抹消となった。
特に佐藤柳之介の昇格は、ファームでの登板実績を経てシーズン終盤の一軍戦力に加わった動きとして注目される。
田村俊介の来季契約について2026年のカープ二軍を語るうえで、田村俊介の動向は避けて通れない。
田村は愛工大名電高校から2021年ドラフト4位で入団した左打ちの外野手。2023年に一軍デビューし、2024年には37試合に出場した。
2026年のファームでは93試合、打率.301、6本塁打、43打点と結果を残した。しかし、広島球団は2026年10月1日、田村俊介ら4選手について来季の契約を結ばない旨を発表した。
対象となったのは、矢野雅哉、小園海斗、前川誠太、田村俊介の4選手だ。
さらに10月26日には、杉原望来、M.ラミレス、N.ロベルトの3選手に自由契約とする旨を通知したと球団が発表している。
ファームの好成績だけでは、来季の契約や一軍定着が保証されない。田村のケースは、選手の評価を打率だけで判断できないことを示す事例となった。
【由宇練習場のアクセス・観戦方法】無料でカープ二軍を楽しむには
カープ二軍の試合を現地で観戦したいファンにとって、中心となる施設が山口県岩国市の由宇練習場だ。
1993年に開場した同施設は、広島東洋カープのファーム本拠地および練習施設として使用されている。自然に囲まれた環境で、選手を比較的近い距離から見られることが特徴だ。
由宇練習場の基本情報- 施設名:広島東洋カープ由宇練習場
- 所在地:山口県岩国市由宇町笠塚72-2
- 郵便番号:740-1425
- 電話番号:0827-63-3600
- 開場:1993年
- 観戦料金:ファーム公式戦は無料
- 座席:芝生席、全席自由。現在は内野芝生席のみ開放
岩国市観光振興課の施設案内によると、由宇練習場では公式戦開催時に地元商店の屋台や特産品販売、由宇協力会によるグッズ販売なども行われている。
由宇練習場へのアクセスアクセス方法は自動車と公共交通機関の2通りがある。
自動車の場合
- 山陽自動車道・玖珂インターチェンジから約30分。
- 駐車場は有料で、台数に限りがある。
- 周辺道路への路上駐車は禁止されている。
電車・バスの場合
- JR山陽本線・由宇駅で下車。
- 由宇駅から車で約10分。
- 防長交通バス「笠塚カープ練習場前」で下車し、徒歩約5分。
公共交通機関を利用する場合は、バスの運行時間を事前に調べておきたい。特に試合終了後の帰路は、乗り継ぎや待ち時間も考慮して計画する必要がある。
2026年の特別観戦エリアと駐車場2026年度には、カープファンクラブ赤組の「若鯉応援コース」加入者を対象とした特別観戦エリアと無料駐車場の制度が設けられた。
特別観戦エリアは事前予約制で、1試合につき6組、1組最大6名まで利用可能。利用者には無料駐車場1台が付く仕組みだった。
ただし、これは一般来場者全員が利用できる駐車場ではない。通常の駐車場は有料で、台数にも制限がある。また、2026年度の特別観戦エリアの受付は終了している。
2027年の観戦を考えている場合は、球団公式サイトとファンクラブから新年度の利用条件を確認するのが確実だ。
11月に由宇へ行っても二軍戦は見られる?2026年11月4日現在、ファーム公式戦はすでに終了している。加えて、11月5日から始まる秋季キャンプの開催場所は由宇ではなく、宮崎県の日南市にある天福球場だ。
そのため、11月に由宇練習場へ行っても、2026年のファーム公式戦を観戦することはできない。来季の試合観戦を予定する場合は、2027年度の公式日程が発表されてから訪問日を決めたい。
【カープ二軍に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:カープ二軍の2026年最終順位は何位ですか?
A1:ファーム・リーグ西地区の4位です。121試合47勝63敗11分、勝率.427でシーズンを終えました。首位は福岡ソフトバンクホークスでした。
Q2:カープ二軍の今日のスタメンはどこで確認できますか?
A2:試合開催日にNPB公式の試合結果や球団の公式情報で確認できます。ただし、2026年のファーム公式戦は9月27日に終了しているため、11月4日現在は当日の公式戦スタメンはありません。
Q3:田村俊介の2026年二軍成績は?
A3:93試合に出場し、282打数85安打、打率.301、6本塁打、43打点、出塁率.374でした。ただし、球団は10月1日に来季の契約を結ばない旨を発表しています。
Q4:河野佳と佐藤柳之介の2026年の成績は?
A4:河野佳は25試合で8勝3敗、防御率2.01。佐藤柳之介は20試合で2勝10敗、防御率3.42、100奪三振でした。河野は防御率と勝利数、佐藤は奪三振数で西地区トップのタイトルを獲得しています。
Q5:由宇練習場の入場料はいくらですか?
A5:由宇練習場で開催されるファーム公式戦は無料です。ただし、駐車場は有料で台数に限りがあります。公共交通機関を利用する場合は、JR由宇駅から防長交通バスを利用できます。
2026年の広島東洋カープ二軍は、西地区4位という結果でシーズンを終えた。チーム打率.248、防御率3.36と基本指標では一定の数字を残した一方、得失点差マイナス74、114失策という課題も明らかになった。
個人では林晃汰が打率.308で西地区首位打者となり、田村俊介も打率.301、6本塁打、43打点を記録。投手では河野佳が防御率2.01と8勝でタイトルを獲得し、佐藤柳之介は100奪三振を達成した。
ただし、田村俊介の来季契約に関する発表が示すように、ファームの数字と選手の将来は必ずしも一致しない。個人成績、一軍昇格の履歴、守備や走塁、チーム編成を組み合わせて見ることが大切だ。
今後のカープ二軍を追うなら、特に次の3点を確認したい。
- 若手の成長:林晃汰、仲田侑仁、岸本大希ら野手が2026年の数字を次のシーズンにつなげられるか。
- 投手陣の底上げ:河野佳と佐藤柳之介を中心に、先発・中継ぎの一軍候補が増えるか。
- 選手構成の変化:契約更新や新加入選手によって、2027年のファームの競争環境がどう変わるか。
二軍は単に一軍に上がれなかった選手が所属する場所ではない。将来の主力を育て、故障明けの選手を調整し、一軍の戦力を支える重要なチームだ。2026年の成績を出発点に、秋季キャンプから2027年シーズンへ向かう若鯉たちの動きを追っていきたい。