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【日本記録の真相】100m平泳ぎ1分5秒19と50mの記録

渚 絵里 渚 絵里 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
目次

青木玲緒樹さんの競技人生を語るうえで、2022年3月に達成した日本記録は大きな意味を持っています。

国際大会日本代表選手選考会で、青木さんは2日連続で日本記録を更新しました。100mだけでなく50mでも日本新記録を樹立したことは、当時の女子平泳ぎ界にとって大きなニュースでした。

青木玲緒樹さんが樹立した日本記録


女子100m平泳ぎ

1分05秒19

青木玲緒樹

2026年11月現在も日本記録
2022年3月2日・国際大会日本代表選考会


女子50m平泳ぎ

30秒27


当時の日本記録・現在は更新済み
2022年3月3日・国際大会日本代表選考会


女子200m平泳ぎ

2分21秒85


2018年日本選手権での自己ベスト

ここで注意したいのが、50m平泳ぎの日本記録についてです。

青木さんが2022年に樹立した30秒27は、当時の日本記録でした。しかし、2023年10月8日に鈴木聡美さんが30秒10を記録して更新。その後、2026年9月の愛知・名古屋アジア大会では鈴木さんが29秒91まで記録を伸ばしています。

したがって、2026年11月現在、青木さんが保持している日本記録は100m平泳ぎの1分5秒19です。50mについては、30秒27という元日本記録保持者としての実績が正確な位置づけになります。

一方、100mの1分5秒19は2026年10月26日更新の日本水泳連盟の競技ランキングでも日本記録として掲載されています。引退から1年以上が経過しても、青木さんの名前が記録に残り続けている理由です。

なお、2022年の日本記録樹立時、青木さんは前日の100mに続いて50mでも記録を更新しました。日本記録を狙って達成できたことを喜び、泳ぎの無駄が減ったことを好調の要因として振り返っています。

参考:日本水泳連盟の記録資料、テレビ朝日の競泳記録、2026年9月の鈴木聡美選手に関する自治体発表。

【東京・パリ五輪と世界水泳】青木玲緒樹の国際大会成績

青木玲緒樹さんは2021年の東京オリンピックと2024年のパリオリンピックに出場しています。2大会連続で日本代表に選ばれたこと自体が、長年にわたって国内トップレベルを維持してきた証しです。

東京オリンピック2020の成績


東京2020

19位


女子100m平泳ぎ

記録:1分7秒29

初めてのオリンピックとなった東京大会では、女子100m平泳ぎに出場しましたが、予選敗退という結果でした。

この経験は、青木さんにとって大きな転機にもなりました。2022年の日本記録樹立時の報道では、東京五輪後に気持ちが前向きになれず苦しんだことを明かしています。

その時期に支えになったのが平井伯昌コーチでした。再び競技に取り組む決意を固め、日本記録の更新につなげた経緯があります。

パリオリンピック2024の成績


パリ2024

19位


女子100m平泳ぎ

記録:1分6秒98

2度目の五輪となったパリ大会でも、100m平泳ぎに出場しました。記録は1分6秒98で、決勝進出には届きませんでした。

JOCの大会記録では19位とされています。東京大会に続いて決勝進出を逃したものの、2大会連続で五輪の舞台に立ったことは、青木さんの競技キャリアを象徴する実績です。

世界水泳での戦績

オリンピックだけでなく、世界水泳選手権でも青木さんは存在感を示してきました。特に評価されるのが、2019年の光州大会と2022年のブダペスト大会です。



2019年・光州大会
4位入賞

1分06秒40


女子100m平泳ぎ


2022年・ブダペスト大会
5位入賞

1分06秒38


女子100m平泳ぎ

2023年・福岡大会

9位


女子100m平泳ぎ・準決勝進出

2019年の世界水泳では、銅メダルを獲得したイタリアの選手との差はわずか0秒04でした。メダルまであと一歩という結果は、青木さんのキャリアを振り返るうえで特に印象的な場面です。

また、2022年のブダペスト大会では100m平泳ぎで5位。日本記録を更新した勢いを国際舞台でも示しました。

JOCとミズノの競技プロフィールによれば、青木さんは世界選手権に計5度出場しています。五輪だけでなく、世界選手権やアジア大会でも継続的に日本代表として活動してきた選手です。

参考:JOC東京2020・パリ2024大会記録、テレビ朝日世界水泳大会記録。

【現役引退の理由】2025年国民スポーツ大会が最後のレースに

青木玲緒樹さんの現役引退が公表されたのは、2025年9月18日です。所属先のミズノが公式プレスリリースで選手生活を終えることを発表しました。

本人もコメントを発表し、2025年の国民スポーツ大会を最後に競技生活から退くことを明らかにしました。

引退発表で青木さんが振り返ったのは、3歳から始めた水泳との27年間にわたる歩みです。

「大きな結果を残せなかったことは心残りもありますが」

この言葉には、五輪や世界選手権でメダルを獲得するという目標を達成できなかった悔しさが表れています。

ただし、引退理由について、特定のけがや病気、年齢、競技成績の低下などを原因として公表した事実はありません。ミズノの発表でも、具体的な退任理由や医学的な事情には触れていません。

本人のコメントで明確に示されたのは、これまでの経験や人とのつながりを大切にし、今後は多くの人に水泳の楽しさを伝えていきたいという方向性です。

最後の大会・国民スポーツ大会2025の結果

現役最後の大会となったのは、滋賀県で開催された第79回国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ2025」です。

2025年9月14日の成年女子100m平泳ぎ決勝で、青木さんは1分7秒58で3位に入りました。日本水泳連盟の競技結果にも、この成績が記録されています。

最後のレースで表彰台に立ち、競技生活を締めくくったことになります。

また、2025年の日本選手権では50m平泳ぎ、100m平泳ぎの両方で2位に入賞していました。引退直前まで国内トップクラスの競技力を維持していたことが分かります。

引退後も水泳を伝える道を選択

青木さんは引退発表の中で、今後の活動についても自らの考えを示しました。競技者として積み上げた技術や経験、人とのつながりを生かし、水泳の魅力を伝えていくというものです。

その後、ミズノスイムチームのコーチとして活動。競技で培った身体の使い方や平泳ぎの技術を、子どもや一般の水泳愛好者にも伝える立場になりました。

選手としての引退は、青木さんにとって水泳との別れではありません。競技の最前線から指導・普及へと活動の軸を移した、新しいキャリアの始まりです。

参考:ミズノ2025年9月18日引退発表、JOCの引退報道、国民スポーツ大会2025公式競技結果。

【青木玲緒樹の現在と経歴】よくある質問(FAQ)

Q1:青木玲緒樹は現在何をしていますか?

A1:2025年に現役を引退し、2026年現在はミズノスイムチームのコーチとして活動しています。水泳教室やスイムクリニックなどで、平泳ぎの技術や身体の使い方を指導しています。

Q2:青木玲緒樹の引退理由は何ですか?

A2:2025年の国民スポーツ大会を最後に引退すると本人が発表しました。五輪や世界選手権で大きな結果を残せなかった心残りにも触れていますが、けがや病気など具体的な引退理由は公表されていません。

Q3:青木玲緒樹は現在も50m・100m平泳ぎの日本記録保持者ですか?

A3:100m平泳ぎの1分5秒19は2026年11月現在も日本記録です。一方、50m平泳ぎの30秒27は2022年に樹立した当時の日本記録で、2023年に鈴木聡美さんが更新し、2026年には29秒91まで更新されています。

【プロの結論】青木玲緒樹の競技人生と2026年の新たな挑戦

青木玲緒樹さんの競技人生は、東京・パリの2大会連続五輪出場、世界水泳での4位・5位入賞、そして100m平泳ぎの日本記録樹立という実績に彩られています。

一方、本人にとっては五輪や世界選手権でメダルを獲得できなかった悔しさも残る競技人生でした。その思いを抱えながらも、2025年の国民スポーツ大会まで泳ぎ続け、30歳で新たな道を選んでいます。

2026年現在、注目したいのはミズノスイムチームのコーチとしての活動です。トップレベルの競技で得た経験を、次の世代や水泳を楽しむ人々に還元することは、競泳界にとっても価値のある取り組みです。

また、青木さんの記録を調べる際には、50mと100mの日本記録を混同しないことも大切です。50mの30秒27は過去の日本記録、100mの1分5秒19は現在も残る日本記録です。この違いを理解すれば、競技実績をより正確に把握できます。

選手としての27年間を終えた青木玲緒樹さん。これからは日本記録保持者、五輪2大会出場者としての経験を生かし、指導者としてどのような水泳選手を育てていくのか。その新しい挑戦にも期待が集まります。

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渚 絵里

全国の観光地を7年取材。営業時間や料金は施設公式サイト、アクセスは交通事業者の時刻表で裏取りし、撮影日を明記して紹介します。

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