2026年11月現在、錦島親方(にしきじまおやかた)を務めているのは、元小結・千代鳳の木下祐樹親方です。2025年5月1日付で年寄名跡「錦島」を襲名し、現在は九重部屋に所属する部屋付き親方として後進の指導に携わっています。
錦島という名前は、過去に元関脇・朝赤龍や元大関・朝潮、元幕内・翔天狼も名乗っていたため、過去の記事やニュースを読むと人物を取り違えやすい年寄名跡の一つです。現在の錦島親方の本名、千代鳳時代の最高位や通算成績、2025年の襲名に至る経緯を、日本相撲協会の公式プロフィールや発表資料、2026年の報道をもとに整理します。
【2026年最新】錦島親方の現在は元千代鳳・木下祐樹
現在の錦島親方は、鹿児島県志布志市出身の木下祐樹(きのした・ゆうき)親方です。現役時代は九重部屋に所属し、千代鳳という四股名で土俵に上がっていました。
日本相撲協会の年寄プロフィールによると、1992年10月11日生まれ。2026年11月4日時点で34歳です。身長178センチ、体重173.6キロで、現役時代の得意技は突き・押しでした。
現在も日本相撲協会に所属し、九重部屋の年寄として活動しています。2026年10月16日現在の協会公式「職務分掌」にも錦島祐樹の名前が掲載されており、担当は指導普及部・社会貢献部です。
現在のプロフィール- 現在の年寄名:錦島祐樹
- 読み方:にしきじま
- 本名:木下祐樹
- 生年月日:1992年10月11日
- 2026年11月時点の年齢:34歳
- 出身地:鹿児島県志布志市
- 所属部屋:九重部屋
- 元四股名:千代鳳
- 現役時代の最高位:小結
- 現役引退:2021年11月場所
- 錦島襲名:2025年5月1日
特に注目したいのは、現在の錦島親方が、かつて土俵で活躍した元小結であるという点です。現役時代の経験を持つ親方として、九重部屋で若い力士の育成に携わっています。
【2025年5月1日】錦島親方はなぜ千代鳳から襲名したのか
木下祐樹親方が錦島を襲名したのは、2025年5月1日です。
日本相撲協会は同日付の「年寄名跡襲名のお知らせ」で、年寄・大山を名乗っていた元小結・千代鳳の木下祐樹が年寄・錦島を襲名したことを公表しました。
同時に、それまで錦島を名乗っていた元幕内・翔天狼の松平翔親方が年寄・出来山を襲名しています。
千代鳳が親方になってからの名前の変遷木下親方の年寄名履歴を追うと、佐ノ山、大山、錦島という順番で名前が変わっています。
- 2021年11月27日:千代鳳の現役引退と年寄・佐ノ山襲名が承認される。
- 2022年11月7日:年寄・大山を襲名。
- 2025年5月1日:年寄・錦島を襲名。
2021年11月27日、日本相撲協会は元小結・千代鳳の引退と年寄・佐ノ山襲名を承認しました。その後、2022年11月7日に大山へと名跡を変更しています。
そして2025年5月1日、元翔天狼の錦島親方が出来山へ移ったことに伴い、木下親方が錦島を襲名しました。
この一連の動きは、日本相撲協会が公表した年寄名跡の襲名記録と、現在の年寄プロフィールに記載された履歴の両方から確認できます。
なお、年寄名跡の襲名は、現役時代の四股名をそのまま使い続けることとは異なります。引退後の親方は、年寄名跡を襲名・変更することで協会内での名前が変わります。千代鳳から錦島への変更も、その仕組みによるものです。
【千代鳳の経歴】最高位は小結!現役時代の成績を詳しく解説
錦島親方の現役時代を知るうえで欠かせないのが、千代鳳としての実績です。
千代鳳は2008年5月場所に初土俵を踏み、2012年3月場所で新十両、2013年5月場所で新入幕を果たしました。そして2014年5月場所には新三役に昇進。最高位は小結です。
千代鳳の通算成績・受賞歴日本相撲協会の公式力士プロフィールに掲載されている主な記録は次のとおりです。
- 生涯戦歴:430勝363敗104休(80場所)
- 幕内戦歴:125勝138敗22休(19場所)
- 最高位:小結
- 十両優勝:1回
- 序二段優勝:1回
- 幕内優勝:0回
- 三賞:殊勲賞0回、敢闘賞0回、技能賞0回
- 金星:0個
| 時期 | 出来事 | 実績・内容 |
|---|---|---|
| 1992年10月 | 誕生 | 鹿児島県志布志市出身 |
| 2008年5月 | 初土俵 | 九重部屋から角界入り |
| 2012年3月 | 新十両 | 関取に昇進 |
| 2013年5月 | 新入幕 | 幕内力士となる |
| 2014年5月 | 新三役 | 小結に昇進 |
| 2021年11月27日 | 現役引退 | 年寄・佐ノ山を襲名 |
| 2022年11月7日 | 名跡変更 | 年寄・大山を襲名 |
| 2025年5月1日 | 名跡変更 | 年寄・錦島を襲名 |
| 2026年現在 | 親方として活動 | 九重部屋所属の部屋付き親方 |
千代鳳の持ち味は、前に出る力強い相撲でした。日本相撲協会の公式プロフィールでも得意技は突き・押しとされています。
178センチ、173.6キロという体格を生かし、相手に圧力をかけて前進する取り口が特徴でした。最高位の小結まで昇進したことは、幕内で長く戦った実績とともに、現役時代を評価する要点です。
通算430勝という数字だけでなく、幕内で19場所を務めた経験も見逃せません。幕内は上位の実力者が集まる厳しい番付であり、そこで戦い続けた経験は、引退後の指導にも生かせる財産です。
【歴代の錦島親方一覧】元朝赤龍・元朝潮・元翔天狼との違い
「錦島親方」と検索すると、元朝赤龍や元朝潮、翔天狼の名前が出てくることがあります。これは検索情報が間違っているというより、同じ年寄名跡を複数の親方が時期を変えて襲名してきたためです。
現在の木下祐樹親方と過去の錦島親方は、それぞれ別の人物です。特に2017年から2025年までの名跡の変遷を理解すると、情報の混同を避けられます。
近年の錦島名跡の襲名履歴| 時期 | 錦島を名乗った人物 | その後の動き |
|---|---|---|
| 2017年5月12日 | 元関脇・朝赤龍 | 2020年11月に高砂を襲名 |
| 2020年11月26日 | 元大関・朝潮 | 2021年6月に協会を退職 |
| 2022年6月30日 | 元幕内・翔天狼 | 2025年5月に出来山を襲名 |
| 2025年5月1日~現在 | 元小結・千代鳳(木下祐樹) | 九重部屋所属の錦島親方 |
元関脇・朝赤龍は、2017年5月12日に現役引退と年寄・錦島襲名が日本相撲協会によって承認されました。
その後、2020年11月26日、元大関・朝潮との年寄名跡交換が承認され、朝赤龍は高砂を襲名。第8代高砂として高砂部屋を継承しました。
現在の朝赤龍は高砂浦五郎親方です。日本相撲協会の公式プロフィールでも、年寄名履歴は「錦島 太郎→高砂 浦五郎」となっています。
つまり、元朝赤龍の錦島親方という表現は過去の経歴を指しており、2026年現在の錦島親方を指すものではありません。
元朝潮の錦島親方は2021年に退職元大関・朝潮こと長岡末弘氏も、かつて錦島を名乗っていました。
2020年11月26日、当時の高砂親方だった朝潮と、元関脇・朝赤龍の錦島親方が年寄名跡を交換。朝潮が錦島を襲名し、朝赤龍が高砂を襲名する形になりました。
しかし、元朝潮の錦島親方としての活動は長く続きませんでした。2021年6月11日、日本相撲協会は新型コロナウイルス感染対策ガイドライン違反を理由として、同親方の退職を発表しています。
このため、元朝潮の錦島親方と現在の木下祐樹親方は、同じ年寄名跡を名乗った別人という関係です。
元翔天狼の錦島親方も存在した元幕内・翔天狼の松平翔親方も、錦島を名乗っていた人物です。
日本相撲協会は2022年6月30日付で、当時の北陣親方だった元翔天狼が錦島を襲名したと発表しました。
その後、2025年5月1日に出来山を襲名。これに伴って、元小結・千代鳳の大山親方が錦島を襲名しています。
このように、元朝赤龍、元朝潮、元翔天狼、そして現在の木下祐樹親方という流れを押さえておけば、過去の記事と2026年の最新情報を正しく区別できます。
【九重部屋での現在の役割】錦島親方は師匠ではなく部屋付き親方
2026年現在、錦島親方が所属しているのは九重部屋です。ただし、九重部屋の師匠を務めているわけではありません。
日本相撲協会の公式部屋紹介によると、九重部屋の師匠は元大関・千代大海の九重龍二親方です。錦島親方は同部屋に所属する年寄であり、立場としては部屋付き親方に当たります。
2026年9月には千代の富士の思い出を語る2026年の活動を知るうえで注目したいのが、9月16日の秋場所4日目に両国国技館で行われたトークショーです。
デイリースポーツの報道によると、錦島親方は三役呼び出しの重夫とともに登壇し、先代九重親方である元横綱・千代の富士について語りました。
千代鳳として現役時代を過ごした木下親方にとって、千代の富士は師匠に当たります。報道では、稽古場で教わった相撲の考え方や、指導方法について振り返っています。
「指導でも前に出ろと、いつも声をかけるようにしています」
これは、千代鳳時代に自身が大切にしていた前に出る相撲を、後進の指導にも取り入れていることを示す発言です。
また、千代の富士の指導について、すべてを教え込むのではなく、少し教えた後は本人が自分で気づくように促す指導だったと振り返っています。
現役時代の経験を自分の言葉で伝え、若い力士が自ら成長する機会を作る。2026年の報道からは、錦島親方が九重部屋で担っている役割の一端が見えてきます。
【間違えやすいポイント】錦島親方と年寄名跡の仕組みを整理
錦島親方に関する情報が混同される大きな理由は、年寄名跡と個人名、現役時代の四股名が別々に存在するためです。
錦島は人物名ではなく年寄名跡大相撲では、現役を引退した力士が日本相撲協会に残って親方として活動する場合、年寄名跡を襲名します。
錦島もその年寄名跡の一つです。同じ名前を別の親方が時期を変えて名乗ることがあるため、新聞記事や過去の記録では、錦島親方という表記だけでは人物を特定できません。
今回のケースでは、次の3つを区別すると分かりやすくなります。
- 本名:木下祐樹
- 現役時代の四股名:千代鳳
- 現在の年寄名:錦島
日本相撲協会の公式プロフィールにも、これらの情報がそれぞれ掲載されています。
九重部屋の師匠と錦島親方は別の人物もう一つの誤解が、九重親方と錦島親方を同じ人物と考えてしまうことです。
九重部屋の師匠は元大関・千代大海の九重龍二親方です。一方、錦島親方は元小結・千代鳳の木下祐樹親方で、同部屋の部屋付き親方です。
両者は同じ九重部屋に所属していますが、師匠と部屋付き親方という立場の違いがあります。
情報を確認するときの3つの判断基準- 記事の日付を見る:2020年や2021年のニュースなら、元朝赤龍や元朝潮を指している可能性があります。
- 現役時代の四股名を見る:千代鳳なら木下祐樹、朝赤龍なら高砂浦五郎です。
- 所属部屋と公式プロフィールを見る:2026年現在の錦島親方は九重部屋所属の木下祐樹です。
過去のニュースを読む際は、記事の公開日と人物の現役時代の四股名をセットで確認することが、誤認を防ぐ最も確実な方法です。
錦島親方に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の錦島親方は誰ですか?
A1:元小結・千代鳳の木下祐樹親方です。2025年5月1日に年寄・錦島を襲名し、2026年現在も九重部屋に所属しています。
Q2:錦島親方の現役時代の最高位は何ですか?
A2:最高位は小結です。千代鳳として2008年5月場所に初土俵を踏み、2014年5月場所に新三役へ昇進しました。
Q3:千代鳳の通算成績はどれくらいですか?
A3:日本相撲協会の公式記録では、430勝363敗104休(80場所)です。幕内戦歴は125勝138敗22休(19場所)となっています。
Q4:元朝赤龍や元朝潮も錦島親方だったのですか?
A4:はい。元関脇・朝赤龍は2017年に錦島を襲名し、2020年11月に高砂へ変更しました。その後、元大関・朝潮が錦島を名乗りましたが、2021年6月に退職しています。
Q5:元翔天狼も錦島親方だったのですか?
A5:はい。元幕内・翔天狼の松平翔親方は2022年6月30日に錦島を襲名しました。2025年5月1日に出来山へ変更し、元千代鳳の木下祐樹親方が錦島を襲名しました。
Q6:錦島親方は九重部屋の師匠ですか?
A6:いいえ。九重部屋の師匠は元大関・千代大海の九重龍二親方です。錦島親方は九重部屋に所属する部屋付き親方として、若手力士の指導などに携わっています。
Q7:錦島親方は現在何歳ですか?
A7:1992年10月11日生まれで、2026年11月4日時点では34歳です。
2026年現在の錦島親方は、元小結・千代鳳の木下祐樹親方です。2025年5月1日に年寄・錦島を襲名し、九重部屋の部屋付き親方として活動しています。
現役時代は最高位小結まで昇進し、生涯戦歴は430勝363敗104休。十両優勝1回、序二段優勝1回という実績を残しました。
また、錦島という年寄名跡は、元朝赤龍、元朝潮、元翔天狼らが過去に名乗ってきた名前でもあります。2020年の朝赤龍と朝潮の名跡交換、2022年の翔天狼の襲名、そして2025年の千代鳳への変更を時系列で見ると、人物の違いが明確になります。
2026年9月には、秋場所中のトークショーで千代の富士の指導を振り返る姿も報じられました。現役時代に培った突き・押しの経験を後進に伝えることも、現在の錦島親方の大切な役割です。
錦島親方について調べる際は、年寄名だけで人物を判断せず、本名・現役時代の四股名・所属部屋を確認することが大切です。2026年の最新情報を基準にすれば、現在の錦島親方が木下祐樹親方であることを正確に把握できます。