2026年の駒澤大学駅伝メンバーは、村上響主将、小山翔也副主将を中心に、経験豊富な4年生と勢いのある下級生が融合したチームだ。駒澤大学陸上競技部の公式部員紹介によると、2026年度の競技者は4年生から1年生まで幅広く在籍しており、桑田駿介、菅谷希弥、上岡煌、鈴木大翔らが注目を集めている。
2026年の三大大学駅伝では、10月12日の出雲駅伝で総合7位、11月1日の全日本大学駅伝で総合6位という結果だった。前年の全日本大学駅伝王者として臨んだシーズンだけに、箱根駅伝2027での巻き返しにも期待が集まる。ここでは、公式部員名簿、学年別メンバー、選手の自己ベスト、各大会のエントリーと結果を整理し、現在のチーム状況を詳しく解説する。
【2026年最新】駒澤大学駅伝メンバーの構成と主将・副主将
情報基準日:2026年11月3日
2026年度の駒澤大学陸上競技部は、藤田敦史監督のもとで新しいチームづくりを進めている。
公式チーム紹介で確認できる主将・副主将は次のとおりだ。
村上響(むらかみ・ひびき)
4年・世羅高校出身
5000m:14分00秒88
10000m:29分13秒89
小山翔也(こやま・しょうや)
4年・埼玉栄高校出身
5000m:13分41秒99
10000m:29分24秒72
村上響は2026年4月12日、駒澤大学スポーツ新聞編集部「コマスポ」のインタビューで主将就任について語っている。
「同学年との話し合いで、『村上しかいないよね』と言ってもらえて決まった」
また、今シーズンのチーム目標として掲げたのは、明確に箱根駅伝優勝だ。
村上自身の競技面での目標は、けがをせずにチームの結果に貢献すること。主将としての責任と競技者としての役割を両立させる立場にある。
過去には全日本大学駅伝で5区5位、6区2位を経験し、第101回箱根駅伝では9区5位という実績も残している。一方、第102回箱根駅伝では4区19位。本人が語る「借りを返す」という意識にもつながるシーズンとなっている。
副主将・小山翔也の存在小山翔也は、2026年度の副主将を務める4年生だ。
出雲駅伝では4区を担当し、17分24秒で区間4位。駒澤大学の区間新記録をマークした。
一方、11月1日の全日本大学駅伝では当初3区に登録されていたものの、当日変更によって出走メンバーから外れている。
役職だけでなく、競技面でもチームの中心を担ってきた選手であり、箱根駅伝2027に向けた動向が注目される。
【学年別一覧】駒澤大学駅伝部員名簿2026・全43選手
駒澤大学陸上競技部の公式サイトでは、部員紹介が学年別に公開されている。
2026年度の競技者を学年別に整理すると、次のようになる。
9
4年生9
3年生13
2年生12
1年生
競技者合計
43人
公式部員紹介の学年別掲載人数。マネージャーは別枠。
4年生メンバー(9人)
- 植阪嶺児
- 工藤信太朗
- 小松聖
- 小山翔也
- 島子公佑
- 白井恒成
- 新谷倖生
- 村上響
- 安原海晴
チームの中心を担う最上級生。主将・村上、副主将・小山をはじめ、駅伝経験を持つ選手がそろう。
特に植阪嶺児は、2026年の出雲駅伝と全日本大学駅伝の両方で出走。全日本では5区を担当した。
3年生メンバー(9人)- 秋山稟央
- 桑田駿介
- 坂口雄哉
- 菅谷希弥
- 杉田遥翔
- 谷中晴
- 中野颯人
- 林晄生
- 舩津類生
3年生は、2027年以降のチームを支える重要な学年だ。
なかでも桑田駿介は5000mで13分29秒78、10000mで28分07秒63という好記録を持つ。菅谷希弥も10000mで28分44秒65を記録しており、駅伝の主要区間を任せられる実力がある。
谷中晴も10000mで28分34秒14、ハーフマラソンで1時間00分57秒の自己ベストを持つ実力者だ。
2年生メンバー(13人)- 井本正凪
- 及川栄志
- 大西功起
- 大葉叡
- 落合晃
- 上岡煌
- 篠和真
- 橋本颯人
- 増永一心
- 松村達也
- 三谷虎太郎
- 牟田颯太
- 牟田凜太
2年生は人数が多く、今後の選手層を厚くする存在だ。
上岡煌は出雲駅伝、全日本大学駅伝の両方で主要区間を担当。牟田凜太も全日本大学駅伝で当日変更によって3区に起用され、区間6位の結果を残した。
1年生メンバー(12人)- 池谷陸斗
- 今村仁
- 大濵康瑛
- 河合芳倖
- 岸本莞爾
- 小沼虎白
- 後藤颯星
- 鈴木大翔
- 土間董哉
- 根ヶ山蓮
- 前田陽向
- 山口幸太郎
1年生には、すでに三大駅伝で結果を残している選手がいる。
鈴木大翔は出雲駅伝で1区区間賞を獲得し、全日本大学駅伝でも2区を担当。池谷陸斗も両大会に出走した。
2026年度は新入生14人(選手12人、マネージャー2人)が入部しており、今後のチームづくりを担う世代として期待されている。
【注目選手2026】村上響・小山翔也・桑田駿介らの自己ベスト比較
駒澤大学の選手を比較する際には、5000mのスピードだけでなく、10000mやハーフマラソンの記録も確認したい。
出雲駅伝は比較的短い区間が中心だが、全日本大学駅伝や箱根駅伝では、より長い距離を安定して走る力が求められるためだ。
公式部員紹介に掲載されている主な選手の記録を整理した。
出典:駒澤大学陸上競技部公式部員紹介。タイムは分・秒表記。未掲載は公式プロフィールに記録が掲載されていない項目。
桑田駿介はチーム屈指のスピードランナー
桑田駿介(3年)
倉敷高校出身
10000m:28分07秒63
ハーフ:1時間00分13秒
桑田は2026年9月のYogibo Athletics Challenge Cupで5000mの自己ベストを13分29秒78まで更新した。
駒澤大学OBの田澤廉、篠原倖太朗らと同じレースに出場し、4位に入ったことも話題となった。
5000mだけでなく、10000mとハーフでも安定した記録を持っている点が特徴だ。
2026年の全日本大学駅伝では、距離の長い7区を担当。17.6kmを51分47秒で走り、区間6位だった。
1年生の鈴木大翔・池谷陸斗にも注目
鈴木大翔
仙台育英高校出身・1年
5000m:13分46秒10
出雲1区区間賞、全日本2区区間3位。
池谷陸斗
駒澤大学高校出身・1年
5000m:13分47秒09
出雲5区、全日本4区に出走。
加えて、土間董哉も見逃せない新入生だ。
5000m13分39秒13という記録を持ち、2026年10月の早稲田大学競技会では10000m28分36秒66を記録した。
駅伝への出場実績だけでなく、トラック競技での成長も含めて追いかけたい選手である。
【出雲駅伝2026】駒澤大学は7位!エントリーと当日変更の全貌
第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走2時間07分45秒
2026年10月12日・6区間45.1km
2026年10月12日に開催された出雲駅伝で、駒澤大学は総合7位となった。
順位だけを見ると上位争いから離れたように見えるが、チーム記録を更新する2時間07分45秒でのフィニッシュだった。レース全体の高速化もあり、記録面では前進が見られた大会だった。
出雲駅伝2026の実際の出走メンバー| 区間 | 選手 | 学年 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1区 | 鈴木大翔 | 1年 | 22分42秒・区間賞 |
| 2区 | 上岡煌 | 2年 | 16分00秒・8位 |
| 3区 | 植阪嶺児 | 4年 | 24分04秒・10位 |
| 4区 | 小山翔也 | 4年 | 17分24秒・4位 |
| 5区 | 池谷陸斗 | 1年 | 17分55秒・9位 |
| 6区 | 桑田駿介 | 3年 | 29分40秒・6位 |
注目すべきは、当日変更によって3区と5区の選手が入れ替わったことだ。
当初の暫定オーダーでは、3区に谷中晴、5区に安原海晴が登録されていた。しかし、最終的には3区に植阪嶺児、5区に池谷陸斗が起用された。
谷中は腰の違和感によって欠場。池谷は1年生ながら三大駅伝に初出走する機会を得た。
出雲駅伝から見えた3つの収穫1.鈴木大翔が1区区間賞
大学駅伝初出走で1区区間賞を獲得した鈴木の走りは、大きな収穫だった。
藤田敦史監督も、鈴木と上岡煌の若い2人が序盤の流れをつくることに期待していた。
2.小山翔也が4区区間4位
副主将の小山は安定した走りで順位を押し上げ、駒大新記録を樹立。上級生としての存在感を示した。
3.池谷陸斗が駅伝経験を獲得
1年生の池谷は当日変更で出走。5区を任され、大学駅伝での経験を積んだ。
藤田監督は、こうした若手の経験が全日本大学駅伝、箱根駅伝につながることを期待していた。
【全日本大学駅伝2026】駒澤大学は6位!最終エントリーと結果
第58回全日本大学駅伝5時間11分29秒
2026年11月1日・8区間106.8km
2026年11月1日の全日本大学駅伝で、駒澤大学は総合6位に終わった。
前年優勝校として連覇を目指した大会だったが、目標としていた3位以内には届かなかった。
ただし、序盤には下級生を中心に上位争いを展開。新しい戦力が長い距離の駅伝を経験できたことは、箱根駅伝2027に向けた収穫でもある。
全日本大学駅伝の最終出走メンバー10月30日に発表された当初の区間エントリーから、当日変更で2人が入れ替わった。
| 区間 | 当初の登録 | 最終出走選手 |
|---|---|---|
| 1区 | 上岡煌 | 上岡煌 |
| 2区 | 鈴木大翔 | 鈴木大翔 |
| 3区 | 小山翔也 | 牟田凜太 |
| 4区 | 池谷陸斗 | 池谷陸斗 |
| 5区 | 安原海晴 | 植阪嶺児 |
| 6区 | 菅谷希弥 | 菅谷希弥 |
| 7区 | 桑田駿介 | 桑田駿介 |
| 8区 | 新谷倖生 | 新谷倖生 |
補員には村上響、牟田颯太、今村仁らが登録されていた。
つまり、主将の村上と副主将の小山は、全日本大学駅伝の最終出走8人には入っていない。役職者が必ずしも全大会で走るわけではないという点も、エントリー情報を見るうえで押さえておきたい。
全日本大学駅伝2026の区間別結果| 区間 | 選手 | タイム | 区間順位 |
|---|---|---|---|
| 1区 | 上岡煌 | 27分48秒 | 3位 |
| 2区 | 鈴木大翔 | 30分57秒 | 3位・区間新 |
| 3区 | 牟田凜太 | 33分52秒 | 6位 |
| 4区 | 池谷陸斗 | 34分14秒 | 10位 |
| 5区 | 植阪嶺児 | 35分38秒 | 4位 |
| 6区 | 菅谷希弥 | 37分25秒 | 8位 |
| 7区 | 桑田駿介 | 51分47秒 | 6位 |
| 8区 | 新谷倖生 | 59分48秒 | 13位 |
特筆すべきは、2区の鈴木大翔だ。
1年生ながら30分57秒で走り、区間3位、区間新記録を達成。出雲駅伝に続いて、大学駅伝での適応力を証明した。
また、7区の桑田は17.6kmという長距離区間を担当し、区間6位でつないでいる。
一方、8区の新谷は区間13位。長距離区間での順位維持が今後の課題として浮かび上がった。
藤田監督が指摘した箱根への課題全日本大学駅伝終了後、文化放送の取材に応じた藤田監督は、6位という結果について率直に悔しさを語った。
特に重要なのは、次の発言だ。
「駅伝というのは、7区、8区にしっかりした人間を置かないと弾き出されてしまう」
加えて、谷中晴と小山翔也の2人を起用できなかったことをチームの弱点として挙げ、ほかの選手の地力を高める必要性にも触れている。
このコメントから見えるのは、単純なエース不足だけではない。主力が欠場した場合でも、全区間で一定水準の走りができる選手層の厚さが求められているということだ。
【箱根駅伝2027】駒澤大学のメンバー候補と今後の戦力分析
2027年1月に開催される第103回箱根駅伝は、2026年度の駒澤大学にとってシーズン最大の目標となる。
2026年1月の第102回箱根駅伝では総合6位。出雲7位、全日本6位と続いた今季の結果を踏まえると、箱根では順位を上げられるかが焦点だ。
現時点で注目したい候補を整理する。
箱根駅伝2027の主力候補
桑田駿介(3年)
5000m13分29秒78、10000m28分07秒63。全日本7区を経験し、長距離区間での主力として期待される。
谷中晴(3年)
10000m28分34秒14、ハーフ1時間00分57秒。出雲と全日本は腰の状態を考慮して欠場。藤田監督は箱根に照準を合わせる方針を説明している。
菅谷希弥(3年)
10000m28分44秒65、ハーフ1時間01分12秒。全日本6区を経験し、安定した長距離力が強み。
上岡煌(2年)
5000m13分53秒20。出雲2区、全日本1区を経験。序盤の流れをつくる選手として注目。
牟田凜太(2年)
10000m28分22秒98。全日本3区で区間6位。長い距離への対応力を伸ばしたい選手。
鈴木大翔(1年)
5000m13分46秒10。出雲1区区間賞、全日本2区区間3位。ルーキーながら実績は十分。
① 谷中晴の復帰時期
谷中は2026年の出雲駅伝と全日本大学駅伝に出場していない。
文化放送の前日会見で藤田監督は、本人と相談したうえで箱根に照準を絞ったと説明している。練習は再開しているとのことで、コンディションが整えば大きな戦力となる。
② 4年生の経験をどう生かすか
2026年度の4年生には村上響、小山翔也、植阪嶺児、安原海晴、新谷倖生らがいる。
2027年1月の箱根駅伝は卒業前に開催されるため、現在の4年生も出場資格がある。最上級生の経験を生かせるかが重要だ。
③ 下級生の長距離適性
出雲駅伝では鈴木大翔、上岡煌が序盤を担当し、全日本では牟田凜太、池谷陸斗らも経験を積んだ。
一方、箱根駅伝は出雲や全日本よりも長い距離を走るため、トラックの自己ベストだけでは区間適性を判断できない。
ハーフマラソンの記録、長距離練習の積み重ね、駅伝での安定性を合わせて評価する必要がある。
【プロの結論】駒澤大学の巻き返しを左右するのは選手層2026年の駒澤大学は、決して戦力が不足しているチームではない。
桑田の5000m13分20秒台、鈴木の出雲区間賞、全日本での若手の好走など、個々の選手には確かな成長が見られる。
課題は、それぞれの能力を8区間、10区間というチーム全体の結果につなげることだ。
藤田監督が全日本終了後に指摘したように、主力が欠場しても戦える選手層の構築が必要になる。
箱根駅伝2027のメンバーを予想する際は、次の基準で選手を見るとチームの現状が分かりやすい。
- 5000mのスピードだけでなく10000m・ハーフの実績があるか
- 三大駅伝で実際に出走し、安定した結果を残しているか
- 長距離区間を担当できる持久力があるか
- けがからの復帰状況や大会前のコンディションが整っているか
駒澤大学駅伝歴代メンバーの実績だけで現在の強さを判断するのではなく、2026年の実戦結果と選手個人の成長を重ねて見ることが、箱根の戦力を見極めるポイントとなる。
【駒澤大学駅伝メンバー2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:駒澤大学駅伝メンバー2026の主将は誰ですか?
A1:2026年度の主将は4年生の村上響です。副主将は同じく4年生の小山翔也です。
Q2:駒澤大学の2026年度の駅伝部員は何人ですか?
A2:公式部員紹介に掲載されている競技者は43人です。4年生9人、3年生9人、2年生13人、1年生12人で構成されています。マネージャーは別枠です。
Q3:出雲駅伝2026で駒澤大学は何位でしたか?
A3:総合7位です。タイムは2時間07分45秒で、駒澤大学の大会記録を更新しました。鈴木大翔が1区区間賞を獲得しています。
Q4:全日本大学駅伝2026で駒澤大学は何位でしたか?
A4:総合6位で、タイムは5時間11分29秒でした。鈴木大翔が2区で区間新記録を樹立しています。
Q5:駒澤大学の2026年注目選手は誰ですか?
A5:桑田駿介、谷中晴、菅谷希弥、上岡煌、牟田凜太、鈴木大翔らが注目選手です。主将の村上響、副主将の小山翔也もチームの中心的存在です。
Q6:箱根駅伝2027の駒澤大学メンバーは決まっていますか?
A6:2026年11月3日時点では、箱根駅伝2027の最終出走メンバーは確定していません。現在の4年生から1年生までの選手が候補となり、直近の大会成績やコンディションなどを踏まえて選考されます。
Q7:駒澤大学の2026年新入生で注目される選手は誰ですか?
A7:鈴木大翔、池谷陸斗、土間董哉、今村仁らが注目されています。特に鈴木は出雲駅伝1区区間賞、全日本大学駅伝2区区間3位という実績を残しました。
2026年度の駒澤大学陸上競技部は、村上響主将、小山翔也副主将を中心に、43人の競技者が在籍するチームだ。
出雲駅伝では総合7位、全日本大学駅伝では総合6位と、前年の実績を考えれば悔しさの残る結果となった。
しかし、鈴木大翔の区間賞、桑田駿介の好記録、牟田凜太や池谷陸斗ら下級生の成長など、次につながる材料も少なくない。
箱根駅伝2027では、谷中晴の復帰、桑田駿介のエースとしての走り、上岡煌や鈴木大翔ら若手の成長が大きな見どころになる。
駒澤大学が再び優勝争いに加われるか。その鍵は、主力の復調と下級生を含めた選手層の厚さにある。
2026年の残されたシーズンで各選手がどこまで状態を高められるか、箱根駅伝に向けたチームの動向から目が離せない。