第102回大会の記録を確認する場合、まず押さえておきたいのが、日本テレビの箱根駅伝番組公式サイトと、東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの2つだ。
両サイトは役割が異なる。日本テレビは大会中の速報情報や選手情報、区間ダイジェストなどの観戦コンテンツを提供し、大会公式サイトは確定した総合順位や往路・復路の成績、過去の記録を調べるための基準になる。
リアルタイム速報を確認する主な情報源1. 日本テレビ「箱根駅伝 番組公式サイト」
第102回大会の特設ページには、次の情報が用意されていた。
- 記録速報:各区間のタイムや大会成績
- 順位推移:レース中の順位変動を確認するための情報
- 出場校・選手一覧:大学別の出走選手と区間成績
- 大会記録:総合・往路・復路の大会記録や区間記録
- 動画・記事:各区間のダイジェストや大会総括
ただし、2026年11月現在、第102回大会はすでに終了している。大会当日のようなリアルタイム更新は行われておらず、現在は過去大会のアーカイブとして情報を確認する形になる。順位推移の保存ページも、現時点では表示データが残っていない部分がある。
日本テレビの公式ページでは第102回大会の記録速報、選手一覧、順位推移をそれぞれ独立した項目として整理している。
2. 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト
総合順位や公式記録を調べるなら、大会公式サイトの過去の記録が有力だ。第102回大会の総合順位、大学別の往路・復路タイム、個人の区間記録などを確認できる。
特に、速報段階の情報と最終的な順位を区別したい場合には、公式記録を優先したい。順位だけでなく、往路と復路のどちらでタイムを稼いだのかまで把握できるため、各大学の戦い方を比較しやすい。
また、日本テレビの大会記録ページでは、各区間の歴代最速記録と第102回大会までの大会記録がまとめられている。
【箱根駅伝2026の開催日程・テレビ中継】全10区間217.1kmの戦い

第102回箱根駅伝は、2026年1月2日(金)と1月3日(土)の2日間にわたって開催された。
コースは東京都千代田区の大手町・読売新聞社前をスタートし、神奈川県箱根町の芦ノ湖を折り返す往復217.1km。往路は107.5km、復路は109.6kmで、各大学が10人の選手で襷をつなぐ。
開催日程と大会会場は関東学生陸上競技連盟の競技会情報にも掲載されている。
2026年の開催スケジュール1月2日(金):往路・1区~5区
- スタート:東京・大手町
- 中継地点:鶴見、戸塚、平塚、小田原
- ゴール:神奈川・箱根町、芦ノ湖
- 走行距離:107.5km
往路は、序盤のスピード勝負からエースが集まる2区、そして山上りの5区へと展開する。特に5区は標高差のある難所で、往路優勝だけでなく翌日の復路スタートにも影響を与える重要な区間だ。
1月3日(土):復路・6区~10区
- スタート:箱根・芦ノ湖
- 中継地点:小田原、平塚、戸塚、鶴見
- ゴール:東京・大手町
- 走行距離:109.6km
復路の最初に待ち受ける6区は山下り。箱根の山から一気に標高を下げるため、スピードだけでなく身体への負担やペース配分も勝敗を左右する。後半は各大学の選手層と総合力が問われる展開になる。
大会公式のコース紹介でも、1区の六郷橋付近の駆け引き、2区の権太坂、6区の急な下りなど、区間ごとの特徴が解説されている。
テレビ中継・ライブ配信はどうだった?第102回大会の地上波中継は日本テレビ系で放送された。2026年の番組情報に掲載された放送時間は次の通り。
- 1月2日・往路:7時50分~14時05分
- 1月3日・復路:7時50分~14時18分
スマートフォンでの観戦については、箱根駅伝公式サイトの観戦案内でTVerによる往路・復路のライブ配信が案内されている。テレビを見られない環境でも、スマートフォンを利用した観戦手段が用意されているのが特徴だ。
なお、2026年大会の中継時間は当時の番組情報に基づくものであり、2027年の第103回大会の放送時間とは区別する必要がある。
【第102回箱根駅伝2026の総合結果】青山学院大が大会新で3連覇
第102回大会の最大のニュースは、青山学院大学が総合10時間37分34秒で優勝したことだ。
青山学院大学は往路を5時間18分08秒、復路を5時間19分26秒で走破。総合・往路・復路の3部門すべてで大会新記録を樹立した。
大会公式記録による上位10校の成績は以下の通り。総合順位と往路・復路の記録を並べることで、優勝争いだけでなく、各大学がどの区間で順位を上げたのかも読み取れる。
第102回大会・総合順位トップ10記録は時・分・秒表記。総合順位・往路・復路の各記録は大会公式サイト掲載値。
青山学院大学に続いたのは國學院大學。10時間40分07秒で2位に入り、こちらも大会新記録を樹立した。3位は順天堂大学の10時間43分55秒だった。
注目すべきは、4位の早稲田大学と5位の中央大学の差がわずか2秒だったこと。さらに6位の駒澤大学も10時間44分50秒で続いており、3位から6位までが約1分以内にひしめく接戦となった。
一方、復路では青山学院大学と國學院大學がそれぞれ5時間19分26秒、5時間20分05秒を記録。両校が復路でも大会記録を更新するハイレベルな走りを見せた。
往路順位と復路順位から見える大学ごとの特徴往路と復路を比較すると、各大学の強みがはっきりする。
- 青山学院大学:往路・復路ともに1位。全体を通じて安定した総合力を発揮した。
- 國學院大學:往路4位から復路2位へ。後半の巻き返しが2位獲得につながった。
- 早稲田大学:往路2位の好位置から復路8位。総合4位でフィニッシュした。
- 駒澤大学:往路7位から復路3位へ順位を上げ、総合6位となった。
- 帝京大学:往路10位から復路5位へ上昇し、総合9位でシード権を獲得した。
ここで大切なのは、往路順位と復路順位は別々の成績であり、総合順位は両日のタイムを合算して決まるという点だ。往路で出遅れても復路で挽回することは可能であり、逆に往路上位でも復路で順位を落とすケースがある。
【青山学院大学の総合優勝】黒田朝日の5区区間新が流れを変えた
第102回大会を象徴する選手の一人が、青山学院大学の黒田朝日だ。
青山学院大学は往路の序盤、区間順位で1区16位、2区10位、3区7位、4区3位と推移。序盤から他大学を圧倒したわけではなかった。
しかし、5区に登場した黒田朝日が1時間07分16秒をマークして区間賞を獲得。従来の記録を更新する区間新記録の走りで、青山学院大学の往路優勝を決定づけた。
日本テレビの出場選手別記録でも、黒田の5区1時間07分16秒、塩出翔太の8区1時間03分45秒などが確認できる。
青山学院大学の復路も圧巻だった復路では、6区の石川浩輝が57分15秒で区間3位、7区の佐藤愛斗が1時間02分49秒で区間3位と安定した走りを見せた。
さらに8区の塩出翔太が1時間03分45秒で区間賞・区間新記録を達成。9区の佐藤有一も1時間07分38秒で区間賞を獲得し、10区の折田壮太が1時間07分59秒で2位の成績を残した。
特定の選手だけに依存するのではなく、各区間で上位の走りを積み重ねたことが、復路5時間19分26秒という大会新記録につながった。
3年連続9回目の優勝、史上初の2度目の3連覇青山学院大学は2024年の第100回大会、2025年の第101回大会に続き、2026年の第102回大会でも総合優勝を達成した。
これで3年連続9回目の総合優勝。加えて、大学史上2度目となる3連覇を達成し、箱根駅伝の歴史に新たな記録を刻んだ。
2025年の総合記録10時間41分19秒から、2026年は10時間37分34秒へと3分45秒短縮。前年の優勝チームがさらに記録を伸ばした点も、今回の大会の大きな特徴である。
青山学院大学の公式発表でも、大会新記録による3連覇と通算9回目の優勝が報告されている。
【箱根駅伝2026の全10区間の区間記録】歴代最速ランナーを一覧
箱根駅伝の区間記録は、単に各区間の最速タイムを並べたものではない。各区間の距離や高低差、コース特性によって求められる能力が異なるため、記録保持者の顔ぶれにも特徴がある。
日本テレビの大会記録ページに掲載されている、第102回大会終了時点の各区間の歴代最速記録は次の通りだ。
第102回大会終了時点の区間記録区間記録保持者・大学・記録・樹立大会
1
1区・21.3km
青木瑠郁(國學院大學)1:00:28
2区・23.1km
キムタイ(城西大学)1:05:09
3区・21.4km
イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)59:25
第96回・2020年
4区・20.9km
イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)1:00:00
第99回・2023年
5区・20.8km
黒田朝日(青山学院大学)1:07:16
6区・20.8km
野村昭夢(青山学院大学)56:47
第101回・2025年
7区・21.3km
佐藤圭汰(駒澤大学)1:00:43
第101回・2025年
8区・21.4km
塩出翔太(青山学院大学)1:03:45
9区・23.1km
中村唯翔(青山学院大学)1:07:15
第98回・2022年
10区・23.0km
佐藤圭汰(駒澤大学)1:07:31
出典:日本テレビ「大会記録(区間記録)」。4区・5区は第93回大会からコース変更されている。
2026年に生まれた区間新記録は5つ第102回大会では、1区、2区、5区、8区、10区の5区間で新しい区間記録が生まれた。
- 1区:國學院大學・青木瑠郁
- 2区:城西大学・キムタイ
- 5区:青山学院大学・黒田朝日
- 8区:青山学院大学・塩出翔太
- 10区:駒澤大学・佐藤圭汰
特に注目したいのは、往路の序盤から終盤、さらに復路の終盤まで区間新記録が生まれたことだ。
1区は各大学のスピードランナーが集まるスタート区間、2区は23.1kmの長距離エース区間、5区は山上り、8区は後半の持久力が問われる区間、10区は大手町のゴールへ向かう最終区間。それぞれ異なる能力が求められる舞台で記録が更新された。
一方、3区の59分25秒、4区の1時間00分00秒など、過去の記録が維持されている区間もある。全区間で新記録が出たわけではなく、記録更新の難しさも浮かび上がった大会だった。
【プロの結論】箱根駅伝2026の速報と公式記録を正しく読み解く方法
第102回大会の結果から読み取れる最大の要点は、箱根駅伝では単純な走力の合計だけでなく、区間配置、コース適性、選手層、襷をつなぐタイミングが総合結果に大きく影響することだ。
速報の数字だけで優勝争いを判断しない箱根駅伝のリアルタイム順位を見る際、特に注意したいのが「通過順位」と「区間順位」の違いだ。
通過順位は、各中継地点を通過した時点でのチーム順位。区間順位は、その区間を担当した選手の走行タイムを比較した順位である。
例えば、区間順位が1位でも、その大学がそれまでに大きなタイム差を抱えていれば、通過順位は1位にならない。反対に区間順位が中位でも、前の区間で築いたリードによって通過順位を維持するケースがある。
レース中の順位推移を見る場合は、この2つを混同しないことが重要だ。
公式記録と速報値は何が違う?リアルタイム速報は、レースの進行状況を素早く把握するための情報だ。中継所での通過タイムや順位を追うには便利だが、競技終了後に確定した大会記録とは確認する目的が異なる。
一方、公式記録は最終的な競技結果を確認するための基準となる。大学別の総合タイム、往路・復路の記録、個人の区間タイムを調べる場合はこちらを優先したい。
2026年大会のように、すでに競技が終了している場合は、速報の保存ページだけを見続けるより、大会公式サイトの第102回大会記録を参照するほうが確実だ。
目的別・情報の選び方- レース中の順位変動を追いたい人:日本テレビの記録速報・順位推移を確認する。
- 大会終了後に総合順位を知りたい人:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの大会記録を見る。
- 選手個人の区間タイムを調べたい人:日本テレビの出場校・選手情報や大会記録を確認する。
- 各大学の戦略を分析したい人:往路と復路の順位・タイムを比較し、区間別の成績も併せて見る。
リアルタイム速報は「今、何が起きているか」を知るためのもの。公式記録は「最終的に何が確定したか」を知るためのもの。この違いを理解すれば、情報の見間違いや順位の誤解を避けられる。
【箱根駅伝2026のリアルタイム】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝2026のリアルタイム順位は現在も更新されていますか?
A1:第102回大会は2026年1月3日に終了しているため、現在はリアルタイム更新されていない。日本テレビの過去大会ページや東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトで、当時の記録や最終順位を確認できる。
Q2:第102回箱根駅伝2026の総合優勝はどの大学ですか?
A2:青山学院大学だ。総合記録は10時間37分34秒で大会新記録。往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒も大会新記録となり、3年連続9回目の総合優勝を達成した。
Q3:箱根駅伝2026の区間新記録は何区で生まれましたか?
A3:1区、2区、5区、8区、10区の5区間で生まれた。青木瑠郁、キムタイ、黒田朝日、塩出翔太、佐藤圭汰がそれぞれ新記録を樹立した。
Q4:箱根駅伝2026のライブ配信はどこで見られましたか?
A4:日本テレビ系のテレビ中継に加え、TVerによるスマートフォン向けのライブ配信が観戦方法として案内されていた。現在は大会終了後のため、ライブ視聴ではなくダイジェストやアーカイブを利用する形になる。
Q5:箱根駅伝2026の往路・復路の優勝校はどこですか?
A5:往路・復路ともに青山学院大学だ。往路は5時間18分08秒、復路は5時間19分26秒で、両方の記録が大会新となった。
第102回箱根駅伝は、青山学院大学が総合10時間37分34秒の大会新記録で優勝し、3年連続9回目の総合優勝を達成した大会だった。
往路・復路ともに青山学院大学が制し、5区の黒田朝日、8区の塩出翔太をはじめ、複数の選手が歴史に残る記録を樹立。國學院大學も総合2位で大会新記録を達成し、上位校によるハイレベルな争いが繰り広げられた。
2026年大会の結果を確認する際は、次の3点を押さえておきたい。
- 総合結果:青山学院大学が10時間37分34秒で優勝。
- 大会記録:総合・往路・復路の3部門で大会新記録。
- 情報の確認方法:順位推移や大会中の速報と、競技終了後の公式記録を使い分ける。
箱根駅伝の魅力は、最終順位だけでは語り尽くせない。各区間の走り、順位の変化、選手がつないだ襷の重みを記録からたどることで、レースの本当のドラマが見えてくる。第102回大会の結果を振り返る際も、総合タイムだけでなく、往路・復路と全10区間の記録を合わせて確認したい。