2026年の巨人にとって、シーズン最後の大きな関門となったのがDeNAとのCSファーストステージだった。
対戦場所は巨人の本拠地・東京ドーム。2位の巨人がホームチームとなり、3位のDeNAを迎えた。
しかし、結果はDeNAの2連勝。巨人は1勝もできず、ファーストステージで敗退した。
10月10日・第1戦:巨人1-2 DeNA10月10日の第1戦は、DeNAが2対1で勝利した。試合時間は2時間37分、観客数は42,232人だった。
試合は序盤から動いた。DeNAは初回に牧秀悟の本塁打で先制。巨人もその裏に1点を返して同点とし、試合は接戦となった。
その後は両チームとも得点できず、1対1のまま終盤へ進む。試合を決めたのは9回表だった。DeNAの度会隆輝がソロ本塁打を放ち、勝ち越しに成功。巨人は9回裏に追いつくことができず、初戦を落とした。
この試合で巨人は6安打を記録したものの、得点は1点。先発は井上温大で、敗戦投手はマルティネスとなった。
10月11日・第2戦:巨人1-4 DeNA翌11日の第2戦も東京ドームで開催された。巨人は竹丸和幸を先発に送り、巻き返しを目指したが、DeNAが4対1で勝利。試合時間は3時間1分、観客数は42,248人だった。
DeNAは初回、度会のソロ本塁打などで2点を先行した。巨人は4回にダルベックのソロ本塁打で1点を返したものの、その後の追加点を奪えない。
DeNAは7回に1点、8回にも牧秀悟のソロ本塁打で1点を追加。最終的に4対1で試合を締めくくった。
個人記録では、DeNAの佐野恵太が4安打を記録。度会と牧もそれぞれ本塁打を放ち、相手打線が着実に得点を重ねた。
一方の巨人は4安打1得点。ダルベックの本塁打以外では得点を奪えず、反撃の糸口をつかめなかった。
2試合の結果から見える敗退のポイント- 第1戦:6安打1得点、9回に勝ち越し本塁打を許して敗戦。
- 第2戦:4安打1得点、DeNAに先行されて追いつけず敗戦。
- 2試合合計:巨人10安打2得点、DeNA13安打6得点。
- 最終結果:巨人0勝2敗でファーストステージ敗退。
注目すべきは、巨人が2試合で合計10安打を放ちながら、得点はわずか2点だったことだ。
レギュラーシーズンで76勝を挙げたチームであっても、短期決戦では得点機会を確実にものにできなければ勝ち上がれない。今回のCSは、その厳しさが数字に表れたシリーズだった。
なぜ第3戦を行わずに敗退が決まったのかここはCSのルールを理解すると分かりやすい。
NPBの2026年公式規定では、ファーストステージは2位球団と3位球団による3試合制。先に2勝したチームがファイナルステージに進出する。
また、勝利数が同じ場合にはレギュラーシーズン上位の球団が勝ち抜ける仕組みだ。
巨人は2位だったため、勝利数が並んだ場合には有利な立場だった。しかし、DeNAが最初の2試合で連勝したため、勝ち星で上回られた。第3戦の10月12日を待たずにDeNAの勝ち抜けが決定したのである。
つまり、巨人は2位の順位による優位性を持っていたものの、DeNAの2連勝によってその条件を生かせなかったというのが敗退の直接的な経緯だ。
【巨人2026年の個人成績】打撃・投手陣を支えた主力選手
チームの最終順位やCSの結果だけでは、2026年の巨人の戦いを十分に評価できない。
NPBの球団別個人成績を見ると、打撃ではダルベック、松本剛、泉口友汰らがチームの数字を支え、投手では井上温大、竹丸和幸、マルティネスらが主要部門で存在感を示した。
打撃部門のチームリーダー- 打率:松本剛 .274
- 本塁打:ダルベック 25本
- 打点:ダルベック 81打点
- 出塁率:泉口友汰 .345
- 盗塁:浦田俊輔 36個
ダルベックは本塁打25本、81打点、124安打でチームの打撃部門をけん引した。長打力と打点の両方で数字を残しており、2026年の巨人打線を語るうえで欠かせない存在だった。
松本剛は打率.274でチームトップ。泉口は出塁率.345を記録し、浦田俊輔は36盗塁をマークした。
単純な本塁打数だけでなく、出塁や走塁でもチームに貢献する選手がいたことが分かる。
投手部門のチームリーダー- 防御率:井上温大 2.02
- 勝利数:竹丸和幸 11勝
- 奪三振:井上温大 146個
- 勝率:井上温大 .556
- セーブ:マルティネス 42セーブ
- ホールドポイント:田中瑛斗 45
井上温大は防御率2.02、146奪三振で投手部門の中心的な数字を残した。竹丸和幸は11勝を記録し、勝利数でチームをリード。マルティネスは42セーブを挙げた。
こうした個人成績を見ると、巨人には打撃・投手の両方にシーズンを通じて結果を残した選手がいたことが分かる。
ただし、レギュラーシーズンの個人成績とCSでの結果は別の評価軸だ。長いシーズンで積み重ねた数字が、わずか2試合の短期決戦でそのまま再現されるわけではない。
【プロの結論】2026年の巨人はなぜ2位で終わったのか
2026年の巨人を評価する際には、レギュラーシーズンとポストシーズンを分けて考える必要がある。
レギュラーシーズンの76勝64敗3分は、明確な勝ち越しを示す好成績だ。勝率.543を記録して2位に入り、CS進出も果たした。チームとして競争力を維持したことは、最終順位からも読み取れる。
一方、阪神との直接対決では8勝16敗と大きく負け越した。首位との差は2.5ゲームだったため、優勝争いを左右する対戦成績として見逃せない。
加えて、CSではレギュラーシーズンの対DeNA戦で13勝12敗と勝ち越していたにもかかわらず、2試合で連敗した。
この結果から読み取れる要点は3つある。
1. 長期戦での安定感と優勝争いの勝負強さは別物
143試合を戦うレギュラーシーズンでは、選手層やシーズンを通じた安定性が結果に反映される。しかし、優勝を争う相手との直接対決で負け越せば、最終順位に影響する。
2. レギュラーシーズンの相性はCSの勝敗を保証しない
DeNAに対してシーズン中は13勝12敗だった巨人が、CSでは2連敗した。対戦成績が良い相手でも、短期決戦では先制点や終盤の一打が勝敗を大きく左右する。
3. 短期決戦では得点の効率が重要になる
2試合合計10安打で2得点という結果は、巨人にとって厳しいものだった。安打数を得点に結び付けられなければ、相手に少ないチャンスを生かされたときに試合を取り返すことが難しくなる。
2026年の巨人は、シーズン全体では2位に値する実績を残した。しかし、優勝を逃した直接対決の成績と、CSでの得点力不足は、次のシーズンに向けて検証すべき課題として残った。
【プロ野球結果・巨人2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年の最終成績は何勝何敗ですか?
A1:NPB公式記録では、143試合で76勝64敗3分です。勝率は.543で、セ・リーグ2位となりました。
Q2:巨人の2026年10月10日の試合結果は?
A2:CSファーストステージ第1戦でDeNAに1対2で敗れました。東京ドームで行われ、DeNAの度会隆輝が9回に勝ち越し本塁打を放っています。
Q3:巨人の2026年10月11日の試合結果は?
A3:DeNAに1対4で敗れました。ダルベックがソロ本塁打を放ったものの、打線が追加点を奪えず、巨人のCS敗退が決まりました。
Q4:巨人はなぜCSファーストステージで敗退したのですか?
A4:DeNAに10月10日、11日と2連敗したためです。ファーストステージは3試合制で先に2勝したチームが進出するため、巨人は第3戦を行わずに敗退しました。
Q5:2026年のセ・リーグ優勝球団はどこですか?
A5:阪神タイガースです。79勝62敗2分、勝率.560で1位となり、巨人には2.5ゲーム差をつけました。
Q6:巨人の2026年公式戦はまだ残っていますか?
A6:残っていません。レギュラーシーズンとCSの全日程が終了し、10月11日のDeNA戦が巨人の2026年最後の公式戦となりました。
2026年の読売ジャイアンツは、76勝64敗3分、勝率.543でセ・リーグ2位という成績を残した。
阪神には2.5ゲーム差で及ばず、優勝を逃したものの、143試合を戦い抜いてCS進出を実現した点は評価できる。
しかし、シーズン最後の舞台となったCSでは、DeNAに1対2、1対4で連敗。2試合合計2得点に終わり、ファーストステージで姿を消した。
2026年の巨人を振り返る際に押さえておきたい数字は次のとおりだ。
- 公式戦:76勝64敗3分
- セ・リーグ順位:2位
- 勝率:.543
- 阪神とのゲーム差:2.5
- CS第1戦:1対2で敗戦
- CS第2戦:1対4で敗戦
- CS最終成績:0勝2敗
- 公式戦・CS:全日程終了
2026年は、シーズンを通じた競争力と、短期決戦で求められる勝負強さの違いが鮮明になった一年だった。
巨人の試合結果を今後も追う際には、勝敗だけでなく、NPB公式記録の順位表、個人成績、対戦別勝敗、CSの結果を併せて確認すると、チームの本当の状態をより正確に把握できる。
主な確認資料:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦勝敗表・読売ジャイアンツ球団別試合結果・クライマックスシリーズ公式記録・日刊スポーツ試合詳細。