体操男子の元日本代表・加藤凌平さんは、2024年8月30日に現役引退を発表しました。2012年ロンドン五輪の団体総合銀メダル、2016年リオデジャネイロ五輪の団体総合金メダルという輝かしい実績を持つ元トップ選手です。2026年現在は競技者としての活動に区切りをつけ、体操競技の指導や普及活動に取り組んでいます。
私生活では、2025年7月12日に結婚と第1子となる女の子の誕生を公表しました。実際に結婚したのは2024年1月で、引退発表の前に家庭を築いていたことも明らかになっています。加えて、MPandCとのマネジメント契約やYOYOGI-PARKでの体操スクール開校など、引退後の活動も具体化しています。
【2026年最新】加藤凌平の現在は?現役引退後の活動を解説

2026年11月現在、加藤凌平さんは体操競技の指導者として活動しています。現役時代に培った高度な技術や国際大会での経験を、次世代の選手や子どもたちに伝える立場へと移りました。
2024年8月30日に現役引退を発表した際、本人は今後について、体操の指導、イベント、演技会、メディア出演などを通じて競技の普及やスポーツ振興に携わりたいと説明していました。その後、実際に指導活動を始めています。
2025年にMPandCとマネジメント契約2025年3月27日、スポーツビジネスを手がける株式会社MPandCは、加藤凌平さんとのマネジメント契約締結を発表しました。
MPandCはセガサミーグループのスポーツビジネス総合マネジメント企業です。今回の契約では、加藤さんのアスリートとしての経験や知名度を生かし、スポーツを通じた社会貢献や新たな活動を支援する方針が示されました。
契約後の具体的な取り組みとして発表されたのが、加藤さん自身が直接指導する体操スクールです。2025年4月29日、東京都渋谷区の代々木公園BE STAGE内にあるYOYOGI-PARK「まなぶ」で開校しました。
2026年にも指導者・講師として活動2026年2月18日更新の公益財団法人国際スポーツ文化財団の案内では、加藤さんは「体操競技指導者・元日本代表選手」として紹介されています。
同財団は2026年3月23日に東京都内で開催するスペシャルトークショーの講師としても加藤さんを掲載しました。プロフィールでは、選手育成や競技力向上のサポート、体操競技の普及、魅力発信に取り組んでいることが説明されています。
2026年の公式スクール案内にも加藤さんが直接指導する体操スクールが掲載されています。現役引退後も体操界との関係を保ち、競技経験を次の世代へつなぐ活動が続いていることが分かります。
【2024年8月】加藤凌平の引退理由は?身体の痛みとモチベーションの変化
加藤凌平さんの引退理由は、単純に競技成績が振るわなくなったからではありません。本人が所属先のコナミスポーツを通じて公表したコメントでは、リオ五輪後の身体の痛み、競技へのモチベーション低下、東京五輪をめぐる不透明な状況などが説明されています。
リオ五輪後から引退を考えていた2024年8月30日に公開されたコナミスポーツ体操競技部の引退コメントによると、加藤さんは引退について2〜3年前から考えていました。実際に引退を決めたのは2023年冬ごろだったと振り返っています。
2016年のリオ五輪が終わった後、身体の痛みを抱えるようになり、競技に対する意欲も低下していました。それでも東京五輪を目指し、痛みを我慢しながら練習を続けていたといいます。
しかし、東京五輪の開催がどうなるか分からない状況になったことで、競技を続ける気持ちを維持することが難しくなりました。
「不透明な中で続けていく気持ちが作れなかったのがきっかけです。」
これはコナミスポーツの公式インタビューで本人が説明した言葉です。引退の背景には、身体的な負担だけでなく、長期間にわたる競技生活の中で生じた精神的な変化もありました。
弟と同じチームで最後を迎えたいという思いもあった引退発表を報じたデイリースポーツやスポニチによると、加藤さんには、最後は団体戦で競技生活を終えたいという希望もありました。
特に、コナミスポーツに所属していた弟の裕斗さんと、もう一度同じチームで戦いたいという思いがあったと報じられています。
しかし、チームを組むために必要な選手数がそろわない状態が続き、新しい選手が加わる見通しも立たなかったことが、最終的な決断の背景にありました。
つまり、引退には身体の状態やモチベーションの問題に加え、団体競技を続ける環境面の事情も関係していたのです。
最後の大会は2024年4月の全日本選手権加藤さんが最後に出場した大会は、2024年4月の全日本体操個人総合選手権でした。出場したのは床運動で、結果は43位でした。
本人はコナミスポーツのインタビューで、最後の大会について、順位や成績よりも良い演技をして競技生活を終えたいという気持ちがあったと振り返っています。
2016年のリオ五輪で頂点に立った選手が、最後の大会では結果を追うよりも、自分自身が納得できる演技を大切にした。この姿勢からも、長年競技に向き合ってきた選手としての思いがうかがえます。
【五輪・世界選手権】加藤凌平の経歴と獲得メダルを時系列で整理
加藤凌平さんの競技人生を振り返ると、18歳でのロンドン五輪出場から、リオ五輪の団体金メダル獲得まで、国際舞台で着実に実績を積み上げてきたことが分かります。
JOCの選手プロフィールに記載された五輪成績は、金メダル1個、銀メダル1個。世界選手権でも個人総合、団体総合、種目別でメダルを獲得しています。
加藤凌平のプロフィール・競技実績一覧| 時期 | 出来事・関係 | 主な実績・内容 |
|---|---|---|
| 1993年9月9日 | 誕生 | 体操競技選手として後に日本代表へ成長 |
| 2012年 | ロンドン五輪 | 男子団体総合で銀メダル |
| 2013年 | アントワープ世界選手権 | 男子個人総合で銀メダル |
| 2013年 | 新技「カトウ」認定 | つり輪のD難度の技に自身の名前が付く |
| 2014年 | 南寧世界選手権 | 団体総合銀メダル、平行棒銅メダル |
| 2015年 | グラスゴー世界選手権 | 団体総合金メダル |
| 2016年 | リオデジャネイロ五輪 | 男子団体総合金メダル |
| 2024年4月 | 最後の競技大会 | 全日本選手権の床運動に出場 |
| 2024年8月30日 | 現役引退 | コナミスポーツを通じて発表 |
| 2025年3月27日 | MPandCと契約 | 引退後の活動をマネジメント |
| 2025年4月29日 | YOYOGI-PARK | 本人が直接指導する体操スクール開校 |
| 2025年7月12日 | 結婚・第1子を公表 | 2024年1月の結婚と女児の誕生を報告 |
| 2026年 | 指導・普及活動 | 体操競技指導者、イベント講師として紹介 |
加藤さんが初めてオリンピックに出場したのは、2012年のロンドン大会です。当時は順天堂大学の1年生で、まだ18歳でした。
若い選手ながら安定した演技を披露し、日本男子団体総合の銀メダル獲得に貢献しました。
大学入学直後に世界最高峰の舞台へ立ち、団体メンバーとして結果を残したことは、その後の国際的な活躍につながる大きな転機となりました。
リオ五輪では念願の団体総合金メダル2016年のリオデジャネイロ五輪では、加藤さんは2度目のオリンピック出場を果たします。
日本男子は団体総合で金メダルを獲得。加藤さんにとって、ロンドン五輪で獲得した銀メダルを超える結果となりました。
JOCの公式記録によると、リオ大会では男子団体総合で金メダルを獲得したほか、個人総合11位、種目別平行棒7位という成績を残しています。
団体総合は個人の技術だけでなく、チーム全体の安定感と総合力が求められる種目です。加藤さんはチームの一員として複数の種目で演技し、日本の優勝に貢献しました。
世界選手権でも個人・団体の両方で活躍加藤さんの実績はオリンピックだけではありません。世界選手権でも2013年から2015年にかけて、継続的にメダルを獲得しています。
2013年のアントワープ大会では個人総合で銀メダルを獲得しました。この大会では内村航平選手に次ぐ順位となり、個人としての実力も世界に示しました。
2014年の南寧大会では団体総合で銀メダル、得意種目の一つである平行棒で銅メダルを獲得。2015年のグラスゴー大会では男子団体総合の金メダルを手にしました。
個人総合での安定した実力と、団体戦でチームに貢献できる対応力。その両方を備えていたことが、加藤さんの競技人生を特徴づけています。
【引退後の指導者活動】MPandCとYOYOGI-PARKの体操スクールとは?
加藤凌平さんの引退後を語るうえで重要なのが、MPandCとのマネジメント契約とYOYOGI-PARKでの指導活動です。
現役時代は自らの技術を磨き、国際大会で結果を出すことが中心でした。現在は、その経験を子どもたちの運動能力や競技力の向上につなげる活動へと役割を広げています。
YOYOGI-PARKで直接指導する体操スクール加藤さんが指導する体操スクールは、東京都渋谷区の代々木公園BE STAGE内にあるYOYOGI-PARK「まなぶ」の3階に設置されています。
公式スクール案内によると、対象は幼児から小学生までの幅広い年齢層です。加えて、小学2年生から高校3年生を対象としたアクロバットクラスも設けられています。
主な指導内容は次のとおりです。
- マット運動:前転、後転、側転、倒立など
- 鉄棒:ぶら下がり、前回り、逆上がりなど
- 跳び箱:基本的な跳び方から応用的な動きまで
- アクロバット:バク転やロンダートからの連続技など
スクールの特徴は、単に難しい技を習得することだけを目的にしていない点です。
YOYOGI-PARKの公式案内では、楽しみながら成功体験を積み重ね、自信や挑戦する気持ちを育てることを重視しています。体操を通じて、考える力や問題を解決する力を伸ばすという教育的な狙いも掲げています。
オリンピック金メダリストから学べる価値トップレベルの体操選手は、技の完成度だけでなく、身体の使い方、バランス感覚、柔軟性、空間認識能力などに優れています。
加藤さんは実際にオリンピックや世界選手権で競技を経験しているため、技の見本を示しながら指導できることが特徴です。公式スクール案内でも、授業の始まりに世界を制した技を子どもたちの前で披露する内容が紹介されています。
子どもにとって、目の前で本物の競技者の演技を見る経験は、体操への興味や挑戦する意欲を高めるきっかけになります。
また、幼児向けの基礎運動から小学生向けの技術習得、さらにアクロバットまで段階的にクラスが用意されているため、競技経験の有無だけでなく、年齢や目標に応じた指導を受けられる構成です。
コナミスポーツとの関係はどう変わった?加藤さんの名前を調べると、コナミスポーツとMPandCの両方が登場します。この2社の役割は区別して理解する必要があります。
コナミスポーツは、加藤さんが現役時代に所属していた体操競技部です。2024年8月30日の引退発表も、所属先であるコナミスポーツを通じて行われました。
一方、MPandCは2025年3月にマネジメント契約を発表した企業です。引退後のスポーツ活動や指導者としての取り組みを支える立場にあります。
したがって、コナミスポーツは競技者時代の所属先、MPandCは引退後の活動を支えるマネジメント会社という整理が適切です。コナミスポーツとの契約関係が現在どうなっているかについては、公開情報だけでは詳細まで分かりません。
【結婚・妻・子供】加藤凌平は2024年に結婚!2025年に第1子誕生
加藤凌平さんのプライベートで大きな話題になったのが、2025年7月12日の結婚と第1子誕生の報告です。
リオ五輪の金メダリストとして知られる加藤さんですが、実は結婚した時期は現役引退を発表する前の2024年1月でした。結婚と子どもの誕生を同時に公表したことで、多くのファンにとって驚きのニュースとなりました。
結婚したのは2024年1月2025年7月12日、加藤さんは自身のInstagramを通じて結婚を公表しました。
本人の報告によると、実際に結婚したのは2024年1月です。つまり、2024年8月に現役引退を発表した時点では、すでに結婚していました。
この時間軸は、検索する際に混同されやすいポイントです。結婚を発表したのは2025年ですが、結婚そのものは2024年1月に行われています。
妻はどんな人?名前や職業は公表されている?加藤さんの妻については、本人の結婚報告や主要報道で、名前や職業、詳しいプロフィールは公表されていません。
結婚発表では家族や周囲への感謝が伝えられましたが、妻の顔や経歴などを詳しく紹介する内容ではありませんでした。
そのため、妻が芸能関係者なのか、一般の方なのかといった点についても、確かな情報として断定できる材料はありません。
著名なアスリートであっても、家族のプライバシーは別の問題です。本人が公表している範囲を超えて、妻の人物像を推測する必要はありません。
第1子は女の子!父親になったことも報告結婚報告と同時に明らかになったのが、第1子の誕生です。
加藤さんは2025年7月12日の投稿で、第一子となる女の子が誕生したことを報告しました。報道によると、生まれたばかりの子どもを抱く写真も公開しています。
「昨年1月に結婚し、先日第一子となる女の子が誕生しました。」
加えて、父親としても一歩ずつ成長していきたいという思いを伝え、家族や支えてくれた人々への感謝を述べました。
なお、子どもの正確な誕生日や名前などは公表されていません。2025年7月の発表で確認できるのは、第1子が女の子であることです。
現役時代にはオリンピック金メダルという大きな目標を達成し、引退後には指導者として新しい道を歩み始めた加藤さん。家庭を築いたことも、人生の大きな転換点になったと考えられます。
【新技カトウとは?】加藤凌平が体操界に残した独自の技術
加藤凌平さんの競技実績を語るうえで忘れてはならないのが、体操競技に自身の名前が付いた技を残していることです。
その技は、つり輪の「後ろ振り上がり脚上挙十字懸垂」。国際体操連盟(FIG)によってD難度の「カトウ」として認定されました。
2013年の世界選手権で「カトウ」が認定2013年10月2日、国際体操連盟は世界選手権男子予選を受けて、新技の認定を発表しました。
このとき加藤さんが発表した技が、つり輪の「後ろ振り上がり脚上挙十字懸垂」です。2013年10月3日付の日刊スポーツも、D難度の「カトウ」として認定されたことを報じています。
体操競技では、選手が国際大会などで新しい技を成功させ、所定の条件を満たすと、その技に選手の名前が付けられることがあります。
「カトウ」は単なる愛称やニックネームではありません。国際的な競技ルールの中で認められた技の名称です。
父・加藤裕之さんも体操界に名前を残した選手加藤凌平さんの父親は、体操競技に携わってきた加藤裕之さんです。父も自身の名前が付いた平行棒の技を持っており、親子で体操界に名前を残していることでも知られています。
幼少期から体操に親しむ環境があり、父親の競技経験や指導経験が加藤さんの成長にも影響を与えました。
2013年に「カトウ」が認定されたことは、父親に続いて息子も体操競技の技術史に名前を残した出来事でした。
五輪のメダルは大会の結果として記録されますが、自分の名前が付いた技は競技そのものに残る実績です。加藤さんのキャリアを特徴づける、もう一つの重要な功績といえます。
【加藤凌平】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:加藤凌平は2026年現在、何をしている?
A1:2024年8月に現役引退した後、体操競技の指導者として活動しています。MPandCとマネジメント契約を結び、東京都のYOYOGI-PARKで子ども向け体操スクールの直接指導などを行っています。
Q2:加藤凌平は結婚している?妻は誰?
A2:2024年1月に結婚しています。2025年7月12日に本人が公表しました。妻の名前や職業など、詳しいプロフィールは公表されていません。
Q3:加藤凌平に子供はいる?
A3:います。2025年7月の本人の報告によると、第1子となる女の子が誕生しました。子どもの名前や正確な誕生日は公表されていません。
Q4:加藤凌平の引退理由は何?
A4:リオ五輪後の身体の痛みや競技へのモチベーション低下、東京五輪の開催をめぐる不透明な状況などが理由です。加えて、最後は団体戦で終えたいという希望やチーム編成の事情も関係していました。
Q5:加藤凌平が指導している体操スクールはどこ?
A5:東京都渋谷区の代々木公園BE STAGE内にあるYOYOGI-PARK「まなぶ」です。幼児から小学生、高校生までを対象としたクラスがあり、加藤さんが直接指導する体操スクールが設けられています。
Q6:加藤凌平のオリンピックでの成績は?
A6:2012年ロンドン五輪の男子団体総合で銀メダル、2016年リオデジャネイロ五輪の男子団体総合で金メダルを獲得しています。
加藤凌平さんは、2012年ロンドン五輪の団体銀メダル、2016年リオ五輪の団体金メダルを獲得した日本体操界の元トップ選手です。世界選手権でも個人総合や団体総合、平行棒で複数のメダルを獲得し、2013年には自身の名前を冠した新技「カトウ」も認定されました。
2024年8月の現役引退は、リオ五輪後から続く身体の痛みやモチベーションの変化、競技環境などを踏まえた決断でした。競技生活を終えた後も体操との関わりを続け、2025年にはMPandCとのマネジメント契約やYOYOGI-PARKでの体操スクール開校を実現しています。
私生活では2024年1月に結婚し、2025年には第1子となる女の子の誕生を公表しました。競技者としての節目と家庭での新しい生活が重なった時期でもあります。
【プロの結論】
加藤凌平さんのキャリアを評価するとき、五輪の金メダルだけを見るのでは十分ではありません。ロンドン五輪での銀メダル、リオ五輪での金メダル、世界選手権での個人・団体の実績、そして「カトウ」という技を残したことまで含めて、その競技人生の価値が見えてきます。
さらに注目したいのは、引退後の活動が単なるイベント出演にとどまらず、子どもたちへの直接指導という形で具体化している点です。トップアスリートが持つ技術や経験を次の世代に伝えることは、競技人口の拡大やスポーツ教育にもつながります。
今後の加藤さんを見る際には、現役復帰の有無だけでなく、指導者としてどのような選手を育てるのか、体操の普及にどのように貢献するのかにも注目したいところです。オリンピック金メダリストから指導者へ。その第二のキャリアは、2026年も続いています。
主な確認資料: JOC公式競技記録、コナミスポーツ体操競技部の引退発表・本人インタビュー、MPandCのプレスリリース、YOYOGI-PARK公式スクール案内、国際スポーツ文化財団の2026年講師紹介、2025年7月12日付の結婚・第1子誕生報道。