MLBのポストシーズンで最も印象的な活躍を見せた選手に贈られる「ベーブ・ルース賞(Babe Ruth Award)」。1949年に初めて授与された歴史ある賞で、ニューヨーク野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部が選出する、MLBのポストシーズンを代表する個人表彰の一つだ。ワールドシリーズだけでなく、現在はワイルドカードシリーズからリーグチャンピオンシップシリーズまでを含む活躍が評価対象となる。
日本の野球ファンにとって大きな話題となったのが、2025年の山本由伸の受賞だ。ドジャースの世界一に貢献した山本は、ワールドシリーズMVPとベーブ・ルース賞の両方を獲得した。一方、2026年はワールドシリーズMVPにウィリアム・コントレラスが選ばれたものの、11月3日現在、ベーブ・ルース賞の2026年受賞者はまだ発表されていない。両賞の違い、選考の仕組み、歴代受賞者を整理すると、この賞が持つ独自の価値が見えてくる。
【基本知識】ベーブ・ルース賞とは?MLBポストシーズン最優秀選手の称号

ベーブ・ルース賞は、MLBのポストシーズンで優れたパフォーマンスを発揮した選手に贈られる賞だ。英語では「Babe Ruth Award」と表記される。
選出を担うのは、全米の野球記者団体であるニューヨーク野球記者協会(Baseball Writers' Association of America=BBWAA)のニューヨーク支部。公式サイトでは、この賞を「Postseason MVP」と位置づけ、所属チームを問わず、ポストシーズンで最も優れた活躍をした選手に贈ると説明している。
賞の名前は伝説的な本塁打王ベーブ・ルースに由来賞の名称は、ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した伝説的な野球選手、ベーブ・ルースにちなんでいる。
ルースはMLB史上を代表する強打者であり、野球人気の拡大にも大きな影響を与えた人物だ。1948年に亡くなり、その翌年の1949年、ニューヨークの野球記者たちによって最初の賞が授与された。
初代受賞者はニューヨーク・ヤンキースの投手ジョー・ペイジ。つまり、ベーブ・ルース賞は1949年から続く、70年以上の歴史を持つ表彰制度である。
どのチームの選手でも受賞できるベーブ・ルース賞には、ヤンキースやドジャースなど特定球団の選手だけが対象になるという制限はない。
ポストシーズンに出場したチームの選手であれば、所属球団やアメリカン・リーグ、ナショナル・リーグの区別を問わず受賞の対象となる。
また、優勝チームから必ず選ばれるわけでもない。2020年にはワールドシリーズでドジャースに敗れたタンパベイ・レイズのランディ・アロザレーナが受賞している。この事例は、チームの最終順位だけでなく、選手個人のポストシーズン全体での貢献が重視されることを示している。
【歴史と制度変更】1949年の創設から2007年の大転換まで
ベーブ・ルース賞を理解するうえで欠かせないのが、2007年の制度変更だ。現在の賞の評価対象は、創設当初とは大きく異なる。
1949年から2006年まではワールドシリーズが対象1949年の初授与から2006年まで、賞は基本的にワールドシリーズで最も優れた活躍を見せた選手を対象としていた。
当時は現在のように複数ラウンドのプレーオフが発展しておらず、野球の頂点を決めるワールドシリーズがポストシーズンの中心だった。そのため、シリーズでの打撃成績や投球内容が評価の大きな要素になっていた。
一方、1955年にはスポーツ誌「SPORT Magazine」によるワールドシリーズMVPが誕生する。これによって、ワールドシリーズで活躍した選手を称える表彰が二つ存在することになった。
2007年から全ポストシーズンを評価する賞へ大きな転換点は2007年。ニューヨーク支部はベーブ・ルース賞の対象をワールドシリーズだけでなく、ポストシーズン全体へと拡大した。
これにより、ディビジョンシリーズ、リーグチャンピオンシップシリーズ、ワールドシリーズなど、各ラウンドでの活躍を総合的に評価する賞へと位置づけが変わった。
現在のMLBではワイルドカードシリーズも含めてポストシーズンが構成されているため、短期決戦を通じた選手の貢献を幅広く評価できる仕組みになっている。
この変更によって、ワールドシリーズで優勝できなかったチームの選手にも受賞の可能性が生まれた。2020年のアロザレーナは、その象徴的な受賞者といえる。
制度変更の意味は何だったのか制度変更の本質は、最後のシリーズだけでなく、ポストシーズンを通じた選手の価値を評価することにある。
例えば、リーグチャンピオンシップシリーズで圧倒的な打撃を見せた選手が、ワールドシリーズでは相手投手の対策によって数字を落とすこともある。反対に、ワールドシリーズで目立った選手でも、それ以前のラウンドでは十分な結果を残していないケースも考えられる。
ベーブ・ルース賞は、こうした短期決戦の一部分だけでは見えにくい貢献を評価する役割を持っている。
【選考基準】ベーブ・ルース賞は誰がどのように決める?
選考主体は、ニューヨーク野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部だ。MLBのファン投票や、選手同士の投票によって決定される賞ではない。
選考で重視されるのはポストシーズン全体のパフォーマンスニューヨーク支部の公式説明では、ベーブ・ルース賞は「どのチームに所属しているかを問わず、ポストシーズンで最も優れた活躍をした選手」に贈られる。
公式ページには、打率や本塁打数、勝利数、防御率などに固定配点を設ける数値基準は掲載されていない。そのため、単一の統計指標だけで受賞者を判断することはできない。
実際の評価を考える際には、次のような観点が参考になる。
- 打者:打率、本塁打、打点、出塁率、長打率、重要な局面での打撃。
- 先発投手:勝敗、防御率、投球回、奪三振、重要な試合での投球内容。
- 救援投手:セーブ、ホールド、失点を防ぐ能力、連投時の貢献。
- 総合的な貢献:複数ラウンドにわたる安定感、チームの勝利への影響、攻守両面の働き。
これらは野球の成績を読み解くための評価観点であり、公式に公表された採点表ではない。
BBWAAの通常のMVP投票と混同しないことBBWAAはアメリカン・リーグとナショナル・リーグのMVP、サイ・ヤング賞、新人王、最優秀監督賞などの投票も担当している。
ただし、通常のMVP投票はレギュラーシーズンの成績を対象としており、投票はポストシーズン開始前に行われる。ベーブ・ルース賞はニューヨーク支部の別個の章賞であり、同じBBWAAという名称が付いていても、通常のリーグMVPと同じ投票制度ではない。
この違いを理解しておくと、レギュラーシーズンMVPとポストシーズン最優秀選手の評価を混同せずに済む。
【徹底比較】ベーブ・ルース賞とワールドシリーズMVPの違い
検索時に特に混同されやすいのが、ベーブ・ルース賞とワールドシリーズMVPだ。どちらもポストシーズンの活躍を称える賞だが、主催者と評価対象が異なる。
ワールドシリーズMVPは、MLBがシリーズ終了時に発表する表彰で、現在は「ウィリー・メイズ・ワールドシリーズMVP」と呼ばれている。一方、ベーブ・ルース賞はニューヨークBBWAA支部が選出するポストシーズン全体の最優秀選手賞だ。
| 比較項目 | ベーブ・ルース賞 | ワールドシリーズMVP |
|---|---|---|
| 主催・選出主体 | ニューヨークBBWAA支部 | MLBのワールドシリーズ表彰 |
| 評価対象 | ポストシーズン全体 | ワールドシリーズのみ |
| 初授与・開始 | 1949年 | 1955年 |
| 2007年以降の範囲 | 全ポストシーズン | ワールドシリーズ限定 |
| 主な評価対象 | 各ラウンドを通じた総合的な活躍 | 最終シリーズでの活躍 |
| 2024年受賞者 | ムーキー・ベッツ | フレディ・フリーマン |
| 2025年受賞者 | 山本由伸 | 山本由伸 |
| 2026年受賞者 | 11月3日時点で未発表 | ウィリアム・コントレラス |
両賞の違いを理解するうえで、2024年と2025年の比較は非常に分かりやすい。
2024年のベーブ・ルース賞はドジャースのムーキー・ベッツが受賞した。ベッツは16試合で打率.290、4本塁打、16打点という成績を残した。
しかし、ワールドシリーズMVPに選ばれたのはフレディ・フリーマンだった。ヤンキースとのワールドシリーズでの活躍が高く評価されたためだ。
一方、2025年は山本由伸が両方を受賞した。ポストシーズン全体での安定した投球に加え、ワールドシリーズでの決定的な活躍も評価された結果である。
つまり、両賞は同じ選手が獲得することもあれば、別々の選手が受賞することもある。
【歴代受賞者一覧】サンディ・コーファックスから山本由伸まで
ベーブ・ルース賞の歴代受賞者には、MLBの歴史に名を残すスター選手が並ぶ。投手と野手の両方が受賞しており、特定のポジションに偏った賞ではない。
1949年〜2006年:ワールドシリーズ中心の時代1949年のジョー・ペイジから2006年のデビッド・エクスタインまで、歴代受賞者は次のとおりだ。
1940〜1950年代
1949年:ジョー・ペイジ、1950年:ジェリー・コールマン、1951年:フィル・リズート、1952年:ジョニー・マイズ、1953年:ビリー・マーティン、1954年:ダスティ・ローズ、1955年:ジョニー・ポドレス、1956年:ドン・ラーセン、1957年:ルー・バーデット、1958年:エルストン・ハワード、1959年:ラリー・シェリー。
1960年代
1960年:ビル・マゼロスキー、1961年:ホワイティ・フォード、1962年:ラルフ・テリー、1963年:サンディ・コーファックス、1964年:ボブ・ギブソン、1965年:サンディ・コーファックス、1966年:フランク・ロビンソン、1967年:ルー・ブロック、1968年:ミッキー・ロリッチ、1969年:アル・ワイス。
1970年代
1970年:ブルックス・ロビンソン、1971年:ロベルト・クレメンテ、1972年:ジーン・テナス、1973年:バート・キャンパネリス、1974年:ディック・グリーン、1975年:ルイス・ティアント、1976年:ジョニー・ベンチ、1977年:レジー・ジャクソン、1978年:バッキー・デント、1979年:ウィリー・スタージェル。
1980年代
1980年:タグ・マグロウ、1981年:ロン・セイ、1982年:ブルース・スーター、1983年:リック・デンプシー、1984年:ジャック・モリス、1985年:ブレット・セイバーヘイゲン、1986年:レイ・ナイト、1987年:フランク・バイオーラ、1988年:オーレル・ハーシュハイザー、1989年:デーブ・スチュワート。
1990年代
1990年:ビリー・ハッチャー、1991年:ジャック・モリス、1992年:デーブ・ウィンフィールド、1993年:ポール・モリター、1994年:選出なし、1995年:トム・グラビン、1996年:セシル・フィルダー、1997年:モイゼス・アルー、1998年:スコット・ブロシアス、1999年:マリアノ・リベラ。
2000〜2006年
2000年:デレク・ジーター、2001年:ランディ・ジョンソン、2002年:トロイ・グロース、2003年:ジョシュ・ベケット、2004年:キース・フォーク、2005年:ジャーメイン・ダイ、2006年:デビッド・エクスタイン。
2007年の制度変更以降は、以下の選手が受賞している。
- 2007年:ジョナサン・パペルボン
- 2008年:コール・ハメルズ
- 2009年:アレックス・ロドリゲス
- 2010年:ティム・リンスカム
- 2011年:デビッド・フリース
- 2012年:パブロ・サンドバル
- 2013年:デビッド・オルティス
- 2014年:マディソン・バムガーナー
- 2015年:ウェイド・デービス
- 2016年:ジョン・レスター
- 2017年:ホセ・アルトゥーベ、ジャスティン・バーランダー
- 2018年:デビッド・プライス
- 2019年:フアン・ソト、スティーブン・ストラスバーグ
- 2020年:ランディ・アロザレーナ
- 2021年:フレディ・フリーマン
- 2022年:ジェレミー・ペーニャ
- 2023年:アドリス・ガルシア
- 2024年:ムーキー・ベッツ
- 2025年:山本由伸
2017年と2019年には、それぞれ2人が共同受賞している。単独受賞だけでなく、同じポストシーズンで複数の選手が際立った活躍を見せた場合には、共同受賞という形も存在する。
サンディ・コーファックスは複数回受賞した伝説的投手歴代受賞者の中でも特に注目したいのが、ロサンゼルス・ドジャースのサンディ・コーファックスだ。
コーファックスは1963年と1965年の2度ベーブ・ルース賞を受賞している。両年ともワールドシリーズで圧倒的な投球を披露し、ドジャースの優勝に貢献した。
1963年にはワールドシリーズMVPも獲得。1965年にも同賞を受賞している。ベーブ・ルース賞だけでなく、ワールドシリーズMVPも複数回獲得した歴史的な投手である。
また、ジャック・モリスも1984年と1991年の2度受賞している。複数回の受賞は、異なるシーズンにわたって短期決戦で優れた能力を発揮した証しだ。
【2025年・2026年最新】山本由伸の受賞と現在の受賞状況
日本のファンにとって最大の注目要点は、2025年の山本由伸の受賞だ。そして2026年は、ワールドシリーズMVPの受賞者がすでに決まっている一方、ベーブ・ルース賞の発表はまだ行われていない。
2025年:山本由伸が圧倒的な投球で受賞2025年のベーブ・ルース賞を獲得したのは、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸だ。
MLB公式のシーズン成績によると、山本は2025年のポストシーズンで6試合に登板し、5勝1敗、防御率1.45、37回1/3を投げて33奪三振を記録。さらに2度の完投を達成した。
数字だけでも高水準だが、山本の評価を決定的にしたのはワールドシリーズでの働きだった。
ブルージェイズとのワールドシリーズでは、第2戦で1失点完投勝利を挙げ、第6戦でも6イニングを1失点に抑えた。さらに第7戦では前日に登板したにもかかわらず救援登板し、2回2/3を無失点に抑えてドジャースの勝利に貢献した。
この活躍により、山本は2025年のウィリー・メイズ・ワールドシリーズMVPとベーブ・ルース賞の両方を獲得した。
2025年シーズンのベーブ・ルース賞は、2026年1月24日に開催された第101回ニューヨーク・ベースボール・ライターズ・ガラで紹介された2025年の支部賞の一つでもある。受賞年度と表彰イベントの開催年が異なる点にも注目したい。
2024年:ムーキー・ベッツが受賞した理由山本の前に受賞した2024年の選手は、同じドジャースのムーキー・ベッツだった。
ベッツは2024年のポストシーズン16試合で打率.290、4本塁打、16打点を記録。特にナショナル・リーグ優勝決定シリーズでは、メッツとの第4戦で4安打を放ち、1本塁打と4打点を記録した。
ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したベッツは、ポストシーズン全体での働きを評価されてベーブ・ルース賞を受賞した。
一方、ワールドシリーズMVPはフレディ・フリーマンだった。2024年は2つの賞が異なる選手に贈られた代表例となっている。
2026年:ベーブ・ルース賞は受賞者未発表2026年11月3日現在、ベーブ・ルース賞の2026年受賞者は未発表だ。
ただし、2026年のワールドシリーズMVPはすでに決定している。ミルウォーキー・ブルワーズの捕手ウィリアム・コントレラスが受賞した。
MLB公式発表によると、コントレラスはタンパベイ・レイズとのワールドシリーズで打率.381、4打点を記録。打撃だけでなく、捕手として盗塁を4度阻止するなど、守備面でもチームの優勝に貢献した。
ブルワーズは2026年10月28日の第5戦に勝利し、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成。コントレラスは球団初のワールドシリーズMVPとなった。
しかし、これはあくまでワールドシリーズ限定の表彰だ。2026年のベーブ・ルース賞の受賞者がコントレラスに決まったわけではない。
ポストシーズン全体を評価するベーブ・ルース賞は別の賞であり、11月3日時点では受賞者の公表が確認されていない。2026年の歴代受賞者一覧には、正式発表後に名前が加わることになる。
【プロの結論】ベーブ・ルース賞の本当の価値はポストシーズン全体の評価にある
ベーブ・ルース賞を理解する際に最も大切なのは、ワールドシリーズMVPの代替賞として捉えないことだ。
ワールドシリーズMVPは、野球界で最も注目される最終シリーズの活躍を評価する。一方、ベーブ・ルース賞は、そこに至るまでの複数ラウンドを含めたパフォーマンスを評価する。
この違いによって、両賞の受賞者が異なることにも合理性が生まれる。
歴代受賞者から分かる3つのポイント1. 優勝チーム以外からも選ばれる
2020年のランディ・アロザレーナのように、ワールドシリーズで敗れたチームから受賞者が出ることもある。チームの優勝と個人の活躍は、必ずしも一致しない。
2. 投手と野手の両方に受賞の可能性がある
山本由伸、サンディ・コーファックス、ジャック・モリスのような投手もいれば、ムーキー・ベッツ、アドリス・ガルシア、デビッド・オルティスのような野手もいる。ポジションではなく、ポストシーズンでの総合的な活躍が評価される。
3. ワールドシリーズMVPとセットで見ると理解が深まる
2024年のベッツとフリーマン、2025年の山本由伸という比較は、両賞の性格を理解するうえで非常に有効だ。どちらか一方の受賞者だけを見てポストシーズン全体の評価を判断するのは適切ではない。
受賞情報を調べるときの判断基準ベーブ・ルース賞の最新情報を確認するときは、次の3点を押さえておきたい。
- 受賞年度と実際の表彰イベント開催年を区別する。
- MLB公式のワールドシリーズMVP発表と、ニューヨークBBWAA支部のベーブ・ルース賞発表を区別する。
- 2007年以前の受賞者はワールドシリーズ限定、2007年以降はポストシーズン全体という制度の違いを理解する。
特に2026年は、ウィリアム・コントレラスがワールドシリーズMVPを受賞したことと、ベーブ・ルース賞の受賞者が決まったことを混同しないよう注意が必要だ。
【ベーブ・ルース賞】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ベーブ・ルース賞は誰が選ぶのですか?
A1:ニューヨーク野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が選出する。ファン投票ではなく、同支部によるポストシーズン最優秀選手の表彰だ。
Q2:ベーブ・ルース賞とワールドシリーズMVPは同じ賞ですか?
A2:別の賞だ。ワールドシリーズMVPは最終シリーズのみを対象とする一方、ベーブ・ルース賞は2007年以降、ポストシーズン全体の活躍を評価する。2024年はベッツとフリーマン、2025年は山本由伸がそれぞれの賞の受賞者となった。
Q3:日本人でベーブ・ルース賞を受賞した選手はいますか?
A3:2025年にドジャースの山本由伸が受賞した。日本人選手として注目される歴史的な受賞であり、同年にはワールドシリーズMVPも獲得している。
Q4:サンディ・コーファックスは何回受賞していますか?
A4:1963年と1965年の2回だ。ジャック・モリスも1984年と1991年の2回受賞している。
Q5:2026年のベーブ・ルース賞は誰が受賞しましたか?
A5:2026年11月3日時点では未発表だ。なお、2026年のワールドシリーズMVPにはブルワーズのウィリアム・コントレラスが選ばれているが、両賞は別の表彰制度である。
Q6:ベーブ・ルース賞は優勝チームの選手しか受賞できませんか?
A6:優勝チームに限定されない。2020年にはワールドシリーズで敗れたタンパベイ・レイズのランディ・アロザレーナが受賞している。
ベーブ・ルース賞は、1949年に初めて授与された歴史あるポストシーズン表彰だ。2007年の制度変更によって、ワールドシリーズ限定ではなく、ポストシーズン全体の活躍を評価する賞へと発展した。
歴代受賞者にはサンディ・コーファックス、ジャック・モリス、デレク・ジーター、マリアノ・リベラ、ムーキー・ベッツなど、MLBを代表するスター選手が名を連ねている。
2025年には山本由伸が受賞し、ワールドシリーズMVPとのダブル受賞を達成した。2026年はワールドシリーズMVPのウィリアム・コントレラスが決まっているものの、ベーブ・ルース賞の受賞者は11月3日現在まだ発表されていない。
この賞の価値は、最終戦の活躍だけではなく、長く厳しいポストシーズンを通じてチームを支えた選手を評価する点にある。2026年の受賞者が誰になるのか、ニューヨークBBWAA支部からの正式発表が待たれる。