2026年のソフトバンク対日ハムは、レギュラーシーズンからクライマックスシリーズまで、福岡ソフトバンクホークスが北海道日本ハムファイターズを圧倒する結果となった。直接対決はソフトバンクの18勝5敗2分。打率、防御率、得点力のいずれを比較しても、両チームの間には明確な差が表れている。
加えて、10月14日から16日まで行われたCSファイナルステージでもソフトバンクが3連勝。レギュラーシーズン1位のアドバンテージ2勝を含め、5勝0敗で日本シリーズ進出を決めた。なぜ日本ハムはシーズンを通して苦戦し、短期決戦でもソフトバンクを止められなかったのか。2026年の公式記録、全試合スコア、球場別成績、モイネロや上沢直之の投球内容から、その理由を検証する。
【2026年最新】ソフトバンク対日本ハムの対戦成績とパ・リーグ順位
2026年のパ・リーグは、ソフトバンクが91勝49敗3分、勝率.650で優勝。日本ハムは78勝62敗3分、勝率.557で3位となった。
2位の西武は79勝60敗4分で、首位ソフトバンクとのゲーム差は11.5。日本ハムは13ゲーム差でシーズンを終えている。日本ハムも勝率5割を大きく超える成績を残したが、ソフトバンクはそれを上回る安定感を見せた。
特に注目したいのが、両チームの直接対決である。NPB公式の2026年度パ・リーグ勝敗表では、ソフトバンクの対日本ハム成績は18勝5敗2分。25試合のうち18試合で勝利し、勝率は.783だった。
この数字は単なるシーズン順位の差以上に、両チームの相性を示している。日本ハムは西武やオリックスなどとの対戦では勝ち越しており、決してリーグ全体で競争力を失っていたわけではない。それでもソフトバンクとの対戦では、攻守両面で苦しい試合が続いた。
両チームの関係を主要データで整理すると、次のようになる。
| 比較項目 | ソフトバンク | 日本ハム | 両チームの関係 |
|---|---|---|---|
| 2026年順位 | 1位 | 3位 | 13ゲーム差 |
| シーズン成績 | 91勝49敗3分 | 78勝62敗3分 | ソフトバンク優位 |
| 直接対決 | 18勝5敗2分 | 5勝18敗2分 | 勝率.783 |
| 対戦時の打率 | .291 | .235 | ソフトバンクが.056上回る |
| 対戦時の得点 | 155点 | 87点 | 68点差 |
| 対戦時の本塁打 | 31本 | 31本 | 同数 |
| 対戦時の防御率 | 3.04 | 5.70 | ソフトバンクが2.66良い |
| CSファイナル | 3連勝・5勝0敗 | 3連敗 | アドバンテージ2勝を含む |
※直接対決の打撃・投手成績は2026年のレギュラーシーズン25試合の集計。CSの勝敗は別集計。
この表から分かるのは、ソフトバンクの優位性が打撃だけに限定されていないことだ。打率で上回り、得点も多く、さらに防御率でも大きな差をつけている。攻撃と守備の両方で相手を上回ったことが、18勝5敗2分という結果につながった。
(出典:NPB公式2026年度パ・リーグ勝敗表、Baseball Chronicleの2026年チーム別対戦集計)
【全25試合】ソフトバンク対日本ハムの試合結果・全スコア一覧
2026年の直接対決を時系列で振り返ると、開幕直後からソフトバンクが主導権を握っていたことが分かる。特に複数試合で構成されたカードでは、3連勝を複数回記録している。
以下は、ソフトバンク側から見たレギュラーシーズン全25試合のスコアである。左側がソフトバンク、右側が日本ハムの得点を示す。
3月・4月:開幕からソフトバンクが連勝- 3月27日:ソフトバンク6-5日本ハム
- 3月28日:ソフトバンク6-4日本ハム
- 3月29日:ソフトバンク8-4日本ハム
- 4月11日:ソフトバンク6-3日本ハム
- 4月12日:ソフトバンク11-7日本ハム
開幕カードはソフトバンクが3連勝。3試合とも日本ハムが得点したものの、ソフトバンク打線がそれを上回る得点を記録した。
4月の対戦でもソフトバンクが2連勝。エスコンフィールドでの試合ながら、6対3、11対7と打ち勝ち、序盤から対戦成績を伸ばした。
5月・6月:得点力の差がさらに拡大- 5月22日:ソフトバンク10-0日本ハム
- 5月23日:ソフトバンク11-1日本ハム
- 5月24日:ソフトバンク7-6日本ハム
- 6月19日:ソフトバンク3-4日本ハム
- 6月20日:ソフトバンク10-7日本ハム
- 6月21日:ソフトバンク8-0日本ハム
5月の3連戦はソフトバンクが3連勝。最初の2試合は10対0、11対1という大差で、日本ハム投手陣にとって厳しいカードとなった。
6月19日は日本ハムが4対3で勝利し、この年の直接対決における数少ない白星を挙げた。しかし翌20日はソフトバンクが10対7、21日は8対0で勝利。日本ハムが連勝で流れを変える展開にはならなかった。
7月:日本ハムが1勝するもカード勝ち越しは逃す- 7月14日:ソフトバンク4-2日本ハム
- 7月15日:ソフトバンク6-7日本ハム
- 7月16日:ソフトバンク6-2日本ハム
7月のカードでは、日本ハムが7対6で接戦を制した。しかし初戦と最終戦をソフトバンクが取り、カード全体では2勝1敗。日本ハムにとっては勝利のきっかけをつかみながらも、連勝につなげられなかった対戦となった。
8月:接戦と大勝が交錯した6試合- 8月4日:ソフトバンク1-0日本ハム
- 8月5日:ソフトバンク7-5日本ハム
- 8月6日:ソフトバンク2-6日本ハム
- 8月18日:ソフトバンク7-1日本ハム
- 8月19日:ソフトバンク7-8日本ハム
- 8月20日:ソフトバンク5-5日本ハム
8月4日の試合は京セラドーム大阪で行われ、ソフトバンクが1対0で勝利した。続く5日も7対5で勝ち、6日は日本ハムが6対2で一矢を報いた。
8月18日からのエスコンフィールドでの3連戦は、ソフトバンクが7対1で先勝。19日は日本ハムが8対7で競り勝ち、20日は5対5の引き分けとなった。
この時期は日本ハムも接戦をものにする場面があったものの、カードを通じて安定した勝ち越しを実現できなかった。
9月:終盤の直接対決でもソフトバンクが優勢- 9月1日:ソフトバンク1-2日本ハム
- 9月2日:ソフトバンク1-1日本ハム
- 9月8日:ソフトバンク14-1日本ハム
- 9月9日:ソフトバンク5-4日本ハム
- 9月10日:ソフトバンク3-2日本ハム
9月1日は日本ハムが2対1で勝利。翌日は1対1で引き分けとなり、エスコンフィールドでの2連戦では日本ハムが勝ち越した。
ところが、9月8日からのみずほPayPayドームでの3連戦では流れが一変する。初戦はソフトバンクが14対1で圧勝。続く2試合も5対4、3対2と競り勝ち、3連勝でレギュラーシーズンの直接対決を締めくくった。
以上の25試合を合計すると、ソフトバンク18勝、日本ハム5勝、引き分け2試合。開幕から終盤まで、ソフトバンクが優位を維持したシーズンだった。
(出典:NPB公式球団別試合結果、2026年3・4月、5月、6月、7月、8月、9月の記録)
【打率・防御率・球場別】18勝5敗2分になった本当の理由
ソフトバンクと日本ハムの対戦成績を分析するうえで、最も重要なのは本塁打数だけで両チームの攻撃力を判断しないことだ。
打率はソフトバンク.291、日本ハム.23525試合の直接対決における打率は、ソフトバンクが.291、日本ハムが.235。実に5分6厘の差が生まれている。
さらに得点はソフトバンク155点、日本ハム87点。1試合平均に換算すると、ソフトバンクは6.2点、日本ハムは約3.5点となる。
興味深いのは、本塁打数が両チームとも31本で同じだった点だ。つまり、ソフトバンクの優位は本塁打を量産したことだけでは説明できない。
出塁率はソフトバンク.361、日本ハム.299。OPSもソフトバンク.808、日本ハム.679だった。安打で走者を出す力に加え、四球を選んで攻撃の機会を増やす点でもソフトバンクが上回っている。
また、盗塁はソフトバンク16、日本ハム5。単純な長打力だけでなく、走者を進めて得点につなげる攻撃全体の質に差があった。
防御率は3.04対5.70。投手陣の差が大きい投手成績では、ソフトバンクの防御率3.04に対して日本ハムは5.70。2.66もの開きがある。
被打率もソフトバンク投手陣の.235に対し、日本ハム投手陣は.291。WHIPはソフトバンク1.17、日本ハム1.58だった。
WHIPは1イニング当たりに許した安打と四球の合計を示す指標で、数値が低いほど走者を出しにくい。日本ハムはソフトバンク打線に対して走者を許す場面が多く、その結果として失点が増えた。
もちろん、25試合の対戦成績だけで投手個人の能力を評価することはできない。しかし、チーム単位の防御率と被打率が同時に悪化している点は、単発の失投ではなく、継続的な投手運用の課題を示している。
みずほPayPayドームとエスコンフィールドの成績本拠地別の対戦結果にも特徴がある。
- みずほPayPayドーム:ソフトバンク10勝1敗(11試合)
- エスコンフィールド:ソフトバンク7勝4敗2分(13試合)
- 京セラドーム大阪:ソフトバンク1勝0敗(1試合)
特に注目したいのが、エスコンフィールドでの成績だ。日本ハムの本拠地であるにもかかわらず、ソフトバンクは13試合で7勝を挙げている。
もちろん、球場の環境やホームチームの応援は試合に影響する。しかし、2026年の直接対決では、本拠地の利点だけで勝敗を覆すことはできなかった。
一方、みずほPayPayドームでは日本ハムが11試合で1勝10敗。特に9月8日からの3連戦でソフトバンクが14対1、5対4、3対2と3連勝したことは、シーズン終盤の両チームの状態を象徴している。
つまり、ソフトバンクの強さは本拠地だけに依存したものではない。エスコンフィールドでも勝ち越しており、相手のホームゲームでも攻守の安定感を発揮していた。
(出典:Baseball Chronicleの2026年対戦詳細、ヌルデータ置き場f3の球場別集計、NPB公式試合結果)
【CSファイナル全3試合】ソフトバンクが日本ハムに3連勝した決定的な場面
2026年のCSファイナルステージは、10月14日から16日まで、みずほPayPayドームで開催された。
日本ハムはレギュラーシーズン3位ながら、ファーストステージで2位の西武を2勝1敗で下して進出。しかし、ファイナルでは首位ソフトバンクに3連敗し、日本シリーズ進出を逃した。
2026年から導入されたアドバンテージ2勝今回のCSファイナルを理解するには、2026年から変更されたクライマックスシリーズのルールが欠かせない。
NPBが2026年8月24日に公表した規定では、ファイナルステージにおいて、次のいずれかに該当する場合、最大7試合制となり、レギュラーシーズン1位の球団に2勝のアドバンテージが与えられる。
- 1位球団とファーストステージ勝者のレギュラーシーズンのゲーム差が10以上。
- ファーストステージ勝者のレギュラーシーズン勝率が5割未満。
2026年のソフトバンクと日本ハムのゲーム差は13.0。10ゲーム差以上という条件を満たしたため、ソフトバンクには最初から2勝が与えられた。
そのため、ソフトバンクは実際に行われた3試合にすべて勝利し、アドバンテージを含む5勝0敗でシリーズを制した。実際の試合は3試合だが、シリーズそのものは最大7試合制だったという点を区別しておきたい。
第1戦:10月14日 ソフトバンク6-4日本ハム初戦は日本ハムが先行し、3回までに3点を奪った。ソフトバンクの先発モイネロは2回2/3を投げ、6安打3失点で降板。シーズン中の安定した投球とは異なる立ち上がりとなった。
しかし、試合を大きく動かしたのは4回裏だった。
日本ハム守備陣のミスをソフトバンクが逃さず、柳町達の打球に絡む送球エラーなどで反撃。さらに庄子雄大の適時打、外野守備の落球による失策などが重なり、この回だけで5点を奪った。
その後、日本ハムは7回に1点を返したものの、ソフトバンクが6対4で逃げ切った。
先発モイネロを早い段階で降板させながら勝利できたことは、ソフトバンクの選手層と救援陣の強さを示す試合でもあった。2番手の鈴木豪太が好救援で勝利投手となっている。
第2戦:10月15日 ソフトバンク6-2日本ハム第2戦は上沢直之がソフトバンクの先発を務めた。日本ハムは初回に2点を先制し、前日の敗戦を取り返そうとする展開になった。
ソフトバンクは3回裏に2点を返して同点とし、その後は両チームとも追加点を奪えないまま試合が進んだ。
試合が決まったのは9回裏。ソフトバンクが一気に4点を奪い、6対2でサヨナラ勝ちを収めた。
上沢は6回4安打2失点、4奪三振と先発として試合を作った。初回に2点を失った後は追加点を許さず、役割を果たしている。
ただし、先発投手が試合を作っても、最後までリードを保てなければ勝利にはつながらない。日本ハムは終盤の継投でソフトバンク打線を抑えきれなかった。
第3戦:10月16日 ソフトバンク6-2日本ハム第3戦は日本ハムが初回に先制。ソフトバンクは3回に同点としたが、5回表に日本ハムが再び勝ち越し、2対1とリードした。
試合を決定づけたのは5回裏だった。正木智也が2ラン本塁打を放ち、ソフトバンクが3対2と逆転に成功する。
さらに6回には山本祐大と柳町達の連続適時打で2点を追加。7回にも牧原大成の犠飛で1点を加え、最終的に6対2で勝利した。
この勝利によってソフトバンクは実際の試合で3連勝。アドバンテージの2勝を加えた5勝に到達し、10月16日にファイナルステージ突破を決めた。
3試合の結果を
- 10月14日:ソフトバンク6-4日本ハム
- 10月15日:ソフトバンク6-2日本ハム
- 10月16日:ソフトバンク6-2日本ハム
(出典:NPB公式試合速報、2026年10月14日・15日・16日の記録、スポーツナビの試合戦評)
【モイネロ・上沢直之】2026年の先発投手成績とCSでの明暗
ソフトバンクの投手陣を語るうえで欠かせないのが、リバン・モイネロと上沢直之の存在だ。2026年のレギュラーシーズンでは、両投手とも重要な先発候補としてチームを支えた。
モイネロは防御率0.76の圧倒的なシーズン成績2026年のモイネロは、レギュラーシーズン7試合に先発し、6勝1敗、防御率0.76を記録した。投球回は47回1/3、奪三振34、WHIP0.70という成績だった。
特に防御率0.76は非常に優秀な数字であり、登板した試合では相手打線に得点を許さない投球を続けていた。
ただし、登板数は7試合であり、規定投球回には到達していない。シーズン全体の投球回が限られている点は、数字を評価する際に押さえておきたい。
CSファイナル第1戦では2回2/3、6安打3失点で降板した。レギュラーシーズンの数字と比較すると、短期決戦での初登板は本来の力を十分に発揮できなかった試合だった。
上沢直之は22先発で10勝4敗、防御率2.39一方、上沢直之は2026年のレギュラーシーズンで22試合に先発し、10勝4敗、防御率2.39を記録した。
投球回は135回1/3、奪三振129、WHIP1.12。安定した制球力と試合を作る能力を示している。
上沢はかつて日本ハムに所属していた投手でもある。相手打線の特徴や球場の雰囲気を知る経験は、短期決戦での投球を考えるうえでも興味深い要素だ。
CSファイナル第2戦では6回2失点。初回に2点を失ったものの、その後は追加点を許さず、先発として十分に試合を作った。
CSファイナルでの投球比較- モイネロ:第1戦、2回2/3、6安打、3失点、3自責点、3奪三振。
- 上沢直之:第2戦、6回、4安打、2失点、2自責点、4奪三振。
この比較では、上沢がより長いイニングを投げて試合を作ったことが分かる。ただし、2人は異なる試合で登板しており、対戦相手や試合展開も違うため、単純な優劣を示す数字ではない。
むしろ注目すべきなのは、モイネロが早期降板した第1戦でもソフトバンクが勝利し、上沢が6回2失点と好投した第2戦でも救援陣がリードを守り切れなかったことだ。
短期決戦では、先発投手だけでなく、2番手以降の投手、守備、打線の援護まで含めた総合力が勝敗を左右する。2026年のCSファイナルは、その違いがはっきり表れたシリーズだった。
(出典:NPB年度別個人成績、パ・リーグ.comの2026年選手成績、NPB公式CSファイナル個人投手成績)
【プロの結論】ソフトバンクが日本ハムに勝ち越した5つの理由
2026年のソフトバンク対日本ハムを総合的に分析すると、18勝5敗2分という数字は偶然ではない。打撃、投手力、得点効率、守備、選手層という複数の要素が重なって生まれた結果だ。
1. 打率と出塁率で相手を上回ったソフトバンクは打率.291、出塁率.361を記録した。日本ハムの打率.235、出塁率.299と比べると、攻撃の起点となる走者を出す能力に大きな差があった。
本塁打数が同じ31本だったことを踏まえると、ソフトバンクの強さは長打だけではなく、安打や四球を組み合わせて得点機会を増やす攻撃にあったと考えられる。
2. 日本ハム投手陣が失点を抑えられなかった直接対決の防御率は5.70。25試合で155失点を許した。ソフトバンクの防御率3.04と比較しても、失点を防ぐ能力に大きな差があった。
打線が3~4点を取っても、投手陣がそれ以上の失点を許せば勝利は難しい。シーズンを通じてこの構図が繰り返された。
3. 接戦を勝ち切る力があった2026年の対戦では、すべてが大差の試合だったわけではない。7月15日の6対7、8月19日の7対8など、日本ハムが接戦をものにした試合もあった。
しかし、ソフトバンクは9月の5対4、3対2といった試合でも勝利している。大勝できるだけでなく、僅差の展開で試合を締めくくる能力があったことも重要だ。
4. 相手の本拠地でも勝ち越したエスコンフィールドで7勝4敗2分という成績は、ソフトバンクがホーム以外でも十分な競争力を発揮した証拠だ。
球場や応援環境の違いに左右されにくく、相手の本拠地でも自分たちの野球を展開できたことが、年間を通じた優位性につながった。
5. 短期決戦での修正力と選手層CSファイナル第1戦では先発モイネロが早期降板した。それでも鈴木豪太ら救援陣が踏ん張り、打線が逆転して勝利を収めた。
第2戦では上沢が6回2失点と試合を作り、第3戦では正木智也の逆転2ランが勝負を決めた。特定の選手だけに依存せず、複数の選手が試合を決める場面を作れたことが大きい。
反対に、日本ハムは先発が試合を作っても、終盤の継投や守備のミスが勝敗に影響する場面があった。CSファイナル第1戦の4回に起きた守備の乱れは、その象徴といえる。
2027年以降に日本ハムが巻き返すためのポイント日本ハムがソフトバンクとの対戦成績を改善するためには、単純に本塁打数を増やすだけでは不十分だろう。
- 投手陣の改善:直接対決の防御率5.70を引き下げ、試合中盤以降の失点を減らす。
- 出塁率の向上:打率.235からの改善に加え、四球や走塁を使って攻撃の機会を増やす。
- 守備の安定:CS第1戦のような失策による大量失点を防ぐ。
- 救援陣の整備:先発投手が試合を作った後、終盤までリードを維持できる継投を確立する。
特に防御率の改善は最優先課題といえる。打線が31本塁打を放ちながら、ソフトバンクと同じ本数だったことを考えると、得点力の底上げだけでなく、投手陣の失点抑制が勝敗を変える鍵になる。
ソフトバンク対日ハム2026年に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のソフトバンク対日本ハムの対戦成績は?
A1:レギュラーシーズン25試合で、ソフトバンクが18勝5敗2分。勝率.783で大きく勝ち越した。
Q2:2026年のCSファイナルの結果は?
A2:10月14日から16日まで行われた3試合すべてでソフトバンクが勝利。スコアは6対4、6対2、6対2だった。アドバンテージ2勝を含め、5勝0敗で日本シリーズ進出を決めた。
Q3:ソフトバンクと日本ハムの打率はどちらが高かった?
A3:ソフトバンクが.291、日本ハムが.235。直接対決ではソフトバンクが5分6厘上回った。
Q4:両チームの防御率にはどれくらい差があった?
A4:ソフトバンクが3.04、日本ハムが5.70。2.66の差があり、投手力でもソフトバンクが優位だった。
Q5:みずほPayPayドームとエスコンフィールドの対戦結果は?
A5:みずほPayPayドームではソフトバンクが10勝1敗、エスコンフィールドでは7勝4敗2分。さらに京セラドーム大阪での1試合もソフトバンクが勝利した。
Q6:2026年のCSファイナルでモイネロと上沢直之はどうだった?
A6:モイネロは第1戦で2回2/3を3失点、上沢は第2戦で6回2失点だった。上沢は先発として試合を作ったものの、チームは終盤に逆転勝利を許した。
Q7:ソフトバンクが日本ハムに勝ち越した最大の理由は?
A7:打率.291対.235、防御率3.04対5.70という攻守両面の差が大きい。さらに接戦を勝ち切る力、救援陣を含めた選手層、相手本拠地でも勝ち越す安定感が18勝5敗2分につながった。
2026年のソフトバンク対日本ハムは、レギュラーシーズン18勝5敗2分、CSファイナル3連勝という結果に終わった。
数字を振り返ると、打率はソフトバンク.291、日本ハム.235、防御率は3.04対5.70。さらに得点は155対87で、本塁打数が同じ31本だったにもかかわらず、68点もの差がついた。
みずほPayPayドームでの10勝1敗だけでなく、エスコンフィールドでも7勝4敗2分と勝ち越したことは、ソフトバンクの優位性が本拠地に限られたものではなかったことを示している。
CSファイナルでは、モイネロの早期降板や上沢の好投といった個別の投手事情を乗り越え、打線と救援陣が勝利を引き寄せた。第3戦では正木智也の逆転2ランが決定打となり、10月16日に日本シリーズ進出を決めている。
2026年の両チームの差を生んだ最大の要因は、単純な長打力ではなく、攻撃の継続性と投手陣を含めた総合力だった。
日本ハムにとっては、リーグ3位という実績を次のシーズンにつなげるためにも、ソフトバンクとの直接対決で露呈した投手力、守備、終盤の試合運びを改善することが重要になる。一方のソフトバンクは、2026年に示した安定感を維持できるかが今後の焦点となる。
2026年の対戦成績は、ソフトバンクが日本ハムに対して明確な優位を築いたシーズンとして記録されることになった。
編集上の重要な数値整理: 2026年のCSファイナルは「実施3試合でソフトバンク3勝」と「アドバンテージ2勝を含むシリーズ5勝0敗」を区別して記載しています。また、レギュラーシーズンの25試合とCSの3試合は別集計です。