NPB公式の試合記録によると、3連戦はいずれも楽天の本拠地で行われました。巨人は第1戦、第2戦で連勝。楽天は第3戦で打線が爆発し、シリーズ最終戦を勝利で飾っています。
3連戦のスコア・先発投手・勝敗投手一覧出典:日本野球機構(NPB)2026年6月9日・10日・11日公式試合記録。スコアは楽天側を先に表記。
第1戦は、巨人が15安打を放ち8対2で楽天を下しました。
試合が動いたのは3回。巨人はダルベックの10号3ランで先制し、序盤から楽天の先発・荘司を攻め立てました。
さらに6回には佐々木の5号2ランが飛び出し、得点差を広げます。
その後も岸田の3号ソロ、大城の6号ソロと本塁打が続き、巨人は合計4本のアーチを記録しました。
楽天も7回に2点を返しましたが、反撃はそこまで。巨人の打線を止められず、初戦を落としました。
- 巨人先発:則本
- 楽天先発:荘司
- 勝利投手:則本
- 敗戦投手:荘司
- 巨人本塁打:ダルベック、佐々木、岸田、大城
- 楽天本塁打:なし
則本は6回1/3を投げ、楽天打線を2失点に抑えて勝利投手となりました。打線の長打力だけでなく、先発投手の安定感も光った試合です。
6月10日:巨人7-0楽天|戸郷が完封、14奪三振の圧巻投球第2戦は巨人が7対0で勝利。シリーズの勝ち越しを決める2連勝となりました。
この試合の主役は先発の戸郷でした。
NPB公式記録では、戸郷は9イニングを完投し、被安打5、無失点、14奪三振を記録。楽天打線に得点を許さず、完封勝利を挙げています。
打線も初回に先制すると、3回、4回と追加点を重ねました。7回には3点を奪い、試合の流れを決定づけます。
8回にはダルベックが11号ソロを放ち、最終的に7得点となりました。
一方、楽天は5安打に抑えられ、最後までホームを踏めませんでした。
- 巨人先発:戸郷
- 楽天先発:古謝
- 勝利投手:戸郷(3勝1敗)
- 敗戦投手:古謝(1勝5敗)
- 巨人本塁打:ダルベック11号
- 楽天本塁打:なし
特筆すべきは、戸郷が救援投手に頼らず9回まで投げ切ったことです。14奪三振という数字は、楽天打線が攻略に苦しんだことを端的に示しています。
巨人はこの試合で2連勝を達成し、3連戦の勝ち越しを確定させました。
6月11日:楽天8-2巨人|瀧中の好投と15安打で一矢第3戦は、それまで2連敗していた楽天が8対2で快勝しました。
試合開始直後から楽天打線が活発に動きます。
1回に4点を先制し、2回にも1点を追加。序盤から巨人の先発・田中将を攻め、試合の主導権を握りました。
さらに6回にはマッカスカーが3号3ランを放ち、リードを8点に拡大します。
この試合で楽天は合計15安打、8得点。特にマッカスカーは本塁打を含む2安打4打点と、勝利に大きく貢献しました。
投手陣では瀧中が好投。8イニングを投げて被安打4、2失点、6奪三振という内容で巨人打線を抑えました。
巨人は7回に2点を返したものの、反撃は限定的でした。
- 楽天先発:瀧中
- 巨人先発:田中将
- 勝利投手:瀧中(3勝2敗)
- 敗戦投手:田中将(3勝3敗)
- 楽天本塁打:マッカスカー3号
- 巨人本塁打:なし
楽天にとっては2連敗後の勝利であり、3連戦をすべて敗れる事態を回避した試合でした。
【楽天対巨人のスタメン】3試合の打順と注目選手を比較
試合ごとのスタメンを見ると、両チームとも打順を固定するだけでなく、選手の配置を変えながら戦っていたことが分かります。
NPB公式の打撃記録に掲載された各試合の先発出場選手を整理します。
6月9日・10日のスタメン| 打順 | 巨人 | 楽天 |
|---|---|---|
| 1番 | 浦田 | 佐藤 |
| 2番 | 松本 | 辰己 |
| 3番 | 岸田 | 平良 |
| 4番 | ダルベック | 浅村 |
| 5番 | 大城 | 黒川 |
| 6番 | キャベッジ | マッカスカー |
| 7番 | 吉川 | 村林 |
| 8番 | 泉口 | 太田 |
| 9番 | 佐々木 | 中島 |
両日とも基本的に同じ並びで試合に入りました。
巨人はダルベック、大城、岸田を中心に長打を狙える打線を構成。楽天は佐藤、辰己、平良を上位に置き、浅村や黒川につなぐ形でした。
6月11日のスタメン第3戦では両チームとも打順に変化がありました。
| 打順 | 巨人 | 楽天 |
|---|---|---|
| 1番 | 浦田 | 平良 |
| 2番 | 松本 | 黒川 |
| 3番 | ティマ | 辰己 |
| 4番 | ダルベック | マッカスカー |
| 5番 | 大城 | 渡邊佳 |
| 6番 | キャベッジ | 佐藤 |
| 7番 | 泉口 | 村林 |
| 8番 | 小林 | 堀内 |
| 9番 | 佐々木 | 小深田 |
楽天は平良、黒川、辰己を上位に配置し、4番にマッカスカーを起用。実際にマッカスカーが4打点を挙げ、打順の中心として結果を残しました。
なお、上記は各試合の先発出場者を基準にした一覧です。試合途中の代打や守備交代による変更とは区別しています。
【本塁打・ハイライト】巨人5本、楽天1本という長打力の差
今回の3連戦を振り返る際、見逃せないのがホームランの数です。
3連戦の本塁打数
読売ジャイアンツ5本
東北楽天ゴールデンイーグルス1本
NPB公式記録から3試合分を集計
| 日付 | 選手 | 本塁打 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 6月9日 | ダルベック | 10号 | 3回3ラン |
| 6月9日 | 佐々木 | 5号 | 6回2ラン |
| 6月9日 | 岸田 | 3号 | 7回ソロ |
| 6月9日 | 大城 | 6号 | 9回ソロ |
| 6月10日 | ダルベック | 11号 | 8回ソロ |
巨人は第1戦だけで4本塁打を記録しました。ダルベックの3ランで試合を動かし、佐々木の2ランでリードを広げるなど、長打が得点に直結しました。
楽天の本塁打一覧| 日付 | 選手 | 本塁打 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 6月11日 | マッカスカー | 3号 | 6回3ラン |
楽天の本塁打は最終戦のマッカスカーによる1本でした。
ただし、楽天は本塁打以外の安打でも得点を重ねています。第3戦では15安打を記録しており、単純に長打力だけで両チームの攻撃力を評価することはできません。
【対戦成績を徹底分析】巨人の2勝1敗を生んだ3つのポイント
3試合の数字を合計すると、興味深い傾向が浮かび上がります。
| 集計項目 | 巨人 | 楽天 |
|---|---|---|
| 勝利数 | 2 | 1 |
| 総得点 | 17 | 10 |
| 総安打 | 27 | 27 |
| 本塁打 | 5 | 1 |
| 完封勝利 | 1 | 0 |
両チームの総安打数は、なんと27本で同じです。
それにもかかわらず、得点は巨人が17、楽天が10。7点の差が生まれました。
1. 巨人は長打を得点につなげた第1戦の4本塁打が象徴するように、巨人は一打で複数の得点を生み出す攻撃を見せました。
特にダルベックは6月9日に3ラン、10日にソロを記録。2試合連続の本塁打で楽天投手陣にプレッシャーを与えています。
2. 戸郷の完封がシリーズの流れを決めた第2戦の戸郷は、5安打14奪三振の完封勝利。
先発投手が9回を投げ切って無失点に抑えたことで、巨人は救援陣を温存しながら2連勝を決めました。
3連戦の中でも、投手力という観点で特に印象に残る結果です。
3. 楽天は最終戦で打線のつながりを取り戻した第3戦の楽天は15安打8得点。マッカスカーの本塁打だけでなく、平良、黒川、辰己、渡邊佳らも安打を放ちました。
瀧中が8回まで投げたことも大きく、攻守がかみ合った試合でした。
この3連戦で注目したいのは、巨人が3試合を通じて27安打を放ったのに対し、楽天も同数の27安打を記録していたという点です。
楽天が一方的に打てなかったシリーズではありません。得点圏での打撃、長打による得点効率、投手の失点管理など、複数の要素が最終的な勝敗に影響したと読み取れます。
【プロの結論】3連戦の勝敗だけでチームの実力を判断しない今回の楽天対巨人は、巨人の2勝1敗という結果だけを見れば、巨人が優位に立ったシリーズです。
しかし、安打数が両チーム同じだったことを考えると、試合内容にはもう少し細かな分析が必要です。
- 巨人の評価ポイント: 長打力、得点力、戸郷の完封を含む先発投手の働き。
- 楽天の評価ポイント: 最終戦の15安打、マッカスカーの4打点、瀧中の8回2失点。
- 今後の注目点: 得点圏での打撃、先発投手の投球回数、長打を許す場面の減少。
プロ野球では、安打数が多いチームが必ず勝つわけではありません。走者をどのように進め、どの場面で長打を生み、失点を抑えるかが勝敗を左右します。
今回の対戦は、その違いがよく表れた3連戦でした。
【楽天対巨人に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年6月の楽天対巨人はどちらが勝ち越しましたか?
A1:読売ジャイアンツが2勝1敗で勝ち越しました。6月9日と10日は巨人、11日は楽天が勝利しています。
Q2:6月9日の楽天対巨人の試合結果は?
A2:巨人が8対2で勝利しました。則本が勝利投手、荘司が敗戦投手です。巨人はダルベック、佐々木、岸田、大城の4本塁打を記録しました。
Q3:6月10日の楽天対巨人で完封した投手は誰ですか?
A3:巨人の戸郷です。9回を完投し、5安打14奪三振、無失点で完封勝利を挙げました。
Q4:6月11日の楽天対巨人でホームランを打った選手は?
A4:楽天のマッカスカーです。6回に3ランホームランを放ち、4打点を記録しました。
Q5:2026年の楽天対巨人の先発投手は誰でしたか?
A5:6月9日は則本と荘司、10日は戸郷と古謝、11日は田中将と瀧中でした。
Q6:3連戦の合計安打数はどちらが多かったですか?
A6:両チームとも27安打で同数でした。ただし総得点は巨人17点、楽天10点で、巨人が上回りました。
Q7:楽天対巨人の試合速報や公式記録はどこで確認できますか?
A7:日本野球機構(NPB)の公式サイトで、各試合のスコア、イニング別得点、投手成績、打撃成績、本塁打、試合経過などを確認できます。今回の3試合も公式記録として掲載されています。
2026年6月9日から11日に開催された楽天対巨人の交流戦は、巨人が2勝1敗で勝ち越しました。
第1戦は4本塁打を含む15安打で巨人が8対2、第2戦は戸郷の14奪三振完封で7対0。巨人が連勝してシリーズの勝ち越しを決めています。
一方、第3戦では楽天が15安打8得点と打線を爆発させ、瀧中の好投もあって8対2で勝利しました。マッカスカーの3ランも試合を決定づける一打となりました。
3試合の総安打数は両チーム27本ずつ。それでも本塁打数は巨人5本、楽天1本、総得点は巨人17点、楽天10点という結果です。
今回のシリーズから見えるのは、単純な安打数だけでは測れない長打力と投手力の重要性です。巨人の勝ち越しという結果と、楽天が最終戦で示した反発力。その両方を押さえることで、2026年の楽天対巨人をより深く振り返ることができます。