ホーム スポーツ 【2026年最新成績】大瀬良大地は18試合登板、3勝2敗、防御率4.43

【2026年最新成績】大瀬良大地は18試合登板、3勝2敗、防御率4.43

阿澄 雫 阿澄 雫 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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2026年の大瀬良は、従来の先発ローテーションを守る投手とは異なる起用を経験した。シーズン序盤は先発として2試合に登板したものの、結果を残せず、その後はファームでの調整を経て中継ぎとして一軍に戻った。

NPB公式記録に掲載された2026年の投手成績は次のとおりだ。


2026年レギュラーシーズン成績


18

大瀬良大地

登板試合数


3勝2敗


勝敗


4.43


防御率


6


ホールド

詳細項目 2026年成績
投球回 22回1/3
奪三振 22
被安打 21
被本塁打 1
与四球 9
WHIP 1.34
セーブ 0

出典:日本野球機構の2026年度個人年度別成績。

防御率4.43だけでは判断できない2026年の内容

数字を見ると、防御率4.43は2024年の1.86、2025年の3.48と比較して悪化している。

ただし、2026年の投球回は22回1/3にとどまる。シーズンを通して先発ローテーションを担当した年とは、登板間隔も投球の組み立ても違う。

特に注目したいのは、次の3点だ。

- 3勝を記録したこと: 登板数が限られる中でも勝利を積み重ねた。
- 6ホールドを記録したこと: 救援投手として試合の流れをつなぐ役割を担った。
- 22奪三振を記録したこと: 限られた投球回でも三振を奪う能力を示した。

一方、WHIP1.34、与四球9という数字には改善の余地がある。特に先発として長いイニングを任されるには、走者を出す頻度を抑え、球数を管理する能力も必要だ。

したがって、2026年は単純に成績が落ちたシーズンというより、故障後の投球を再構築し、救援という新しい役割で実績を積み直したシーズンとして見るべきだろう。

【復帰までの経緯】右肘手術と右ふくらはぎ筋損傷をどう乗り越えたのか

大瀬良の2026年を理解するには、前年の右肘手術から振り返る必要がある。

2025年10月3日、広島東洋カープは大瀬良が群馬県内の病院で右肘の手術を受けたと発表した。診断名は右変形性肘関節症。手術内容は右肘関節授動術、関節形成術、滑膜切除術だった。

2025年は23試合に登板し、7勝9敗、防御率3.48。先発ローテーションを支えたシーズンだったが、右肘の治療を優先することになった。

2026年1月:手術後の回復に手応え

1月5日付のデイリースポーツの対談記事では、大瀬良自身が手術後の状態について説明している。

これまでより大きな術式だったため、肘が約1カ月にわたって腫れていたという。

本人は次のように振り返った。

「これまでより大きな術式だったので、肘が1カ月ぐらいパンパンに腫れていましたね」 大瀬良大地/2026年1月5日、デイリースポーツ掲載の対談より

それでも、本人は春季キャンプから通常の投球練習に入ることを目標にしていた。

実際、2026年の春季キャンプは一軍でスタート。右肘の回復を進めながら、開幕ローテーション入りを目指していた。

3月5日:右ふくらはぎの筋損傷で離脱

順調に見えた調整を止めたのが、3月5日の練習中に発生した右ふくらはぎの負傷だった。

フィールディング練習中に痛みを訴え、病院で検査を受けた結果、右下腿筋損傷と診断された。

3月7日には広島の新井貴浩監督が開幕ローテーション入りは厳しいとの見通しを示した。8日からは廿日市市の大野練習場でリハビリに取り組むことになった。

この負傷が大きかったのは、単に一度の登板機会を失ったからではない。

投手にとって、下半身は投球動作の土台だ。右足で体重を支え、重心を移動させ、最後に腕を振る。ふくらはぎの状態が不安定なままでは、投球フォームや球威にも影響が及ぶ。

大瀬良は2021年にも同じ箇所を痛めた経験があった。過去の負傷歴を踏まえ、再発を避けながら段階的に負荷を上げる必要があった。

3月26日から4月22日:実戦復帰と一軍再合流

復帰に向けた最初の大きな節目は3月26日だった。

ファーム・リーグのソフトバンク戦で実戦登板を再開。リハビリから実戦へと段階を進めた。

4月17日には一軍に合流し、4月22日のヤクルト戦で今季初先発を果たした。5回2失点という内容だったが、試合は敗戦となった。

しかし、続く5月4日のDeNA戦では苦しい投球となる。

初回に打線から4点の援護を受けながら、三回途中までに8安打6失点。今季2度目の先発で結果を残せず、翌5日に出場選手登録を抹消された。

ここまでの経緯を整理すると、右肘手術からの回復と右ふくらはぎの負傷、そして先発としての再調整が重なり、当初想定していたシーズン計画が大きく変わったことが分かる。

【年度別成績とキャリア】2018年最多勝から通算97勝まで

大瀬良大地は、1991年6月17日生まれ、長崎県出身の右投右打の投手だ。

長崎日大高校から九州共立大学に進み、2013年ドラフト1位で広島東洋カープに入団。背番号は入団以来、14番を背負っている。

プロ1年目の2014年には10勝を挙げ、新人王を獲得した。広島の先発投手として長く活躍し、2018年にはキャリアを代表する成績を残している。

大瀬良大地の主な年度別成績・キャリアの転換点
年度 成績・出来事 キャリア上の意味 2014年 10勝8敗、防御率4.05 プロ1年目に新人王を獲得 2015年 51試合登板、20ホールド 救援投手としての経験を積む 2017年 10勝2敗、防御率3.65 先発投手として再び二桁勝利 2018年 15勝7敗、防御率2.62、勝率.682 最多勝・最高勝率の2冠 2019年 11勝9敗、防御率3.53 リーグ最多の6完投を記録 2021年 10勝5敗、防御率3.07 安定した先発成績 2024年 6勝6敗、防御率1.86 6月7日にノーヒットノーラン達成 2025年 7勝9敗、防御率3.48 10月に右肘手術 2026年 3勝2敗、6ホールド、防御率4.43 先発から救援中心の起用へ

出典:NPB個人年度別成績、セントラル・リーグ年度別記録、広島東洋カープ公式プロフィール、報道各社の記録。

2018年は大瀬良にとってどんなシーズンだったのか

2018年は、大瀬良のキャリアを語るうえで欠かせないシーズンだ。

27試合に登板して15勝7敗、防御率2.62。投球回は182回、奪三振159だった。

最多勝は巨人の菅野智之と並ぶ15勝で獲得。さらに勝率.682で最高勝率のタイトルも手にした。

この年の大瀬良は、単に勝ち星を積み重ねただけではない。長いイニングを投げ、試合を作り、広島のリーグ3連覇に貢献する先発投手として存在感を示した。

また、2019年には11勝を挙げ、リーグ最多の6完投を記録。2021年にも10勝をマークしており、長期間にわたって先発ローテーションを支えてきた。

2024年にはロッテ戦でノーヒットノーランを達成。防御率1.86という優れた数字も残した。

こうした実績を踏まえると、2026年の救援転向は、単なる配置転換以上の意味を持つ。長年先発の柱だった投手が、故障とコンディションの変化を受け、新たな役割に適応しようとしたシーズンだった。

通算成績は97勝、100勝まであと3勝

NPBの2026年シーズン終了時点の記録によると、大瀬良の通算成績は以下のとおりだ。

項目 通算成績
登板 317試合
勝利 97勝
敗戦 81敗
セーブ 2
ホールド 30
投球回 1570回
奪三振 1189
防御率 3.40

特に注目されるのが通算100勝だ。

2026年1月の対談では、大瀬良自身が「100勝を通過点にできるように頑張りたい」と目標を語っていた。

その時点では94勝だったが、2026年シーズンに3勝を追加し、97勝に到達した。

通算100勝まで残り3勝。

2027年以降のキャリアを考えるうえでも、大きな節目となる数字だ。

【中継ぎ転向の理由】最速153キロの復調と広島のチーム事情

大瀬良が中継ぎとして再び一軍に戻ったのは2026年8月末だ。

実は、今回の救援起用は単純に先発として結果を残せなかったからだけではない。球威の回復、投球フォームの改善、チームの救援事情という複数の要因が重なっていた。

8月21日の登板が転機になった

5月に一軍登録を抹消された後、大瀬良はファームで先発として調整を続けていた。

8月15日のオリックス戦では先発として5回1失点、最速146キロを記録した。

その後、8月21日のファーム・リーグのオリックス戦では3番手として登板。1イニングを無失点に抑え、最速151キロを計測した。

この短いイニングでの投球が、本人やスタッフに新たな手応えを与えた。

さらに8月23日の同戦では最速153キロを記録。150キロを超える直球を続けて投げられる状態まで戻してきた。

中継ぎ調整で球威が戻った理由

9月1日付のデイリースポーツの記事では、大瀬良が復調の背景を説明している。

要点は、投手スタッフとトレーナーによる調整方法の変更だった。

- 投球フォームで強さを出し、身体をうまく使うためのエクササイズ。
- 治療に以前より時間を割くこと。
- ショートイニングで出力を高める投球調整。

本人は、それぞれの取り組みがかみ合ったことで球威が戻ったと説明している。

先発投手は複数のイニングを投げることを想定し、球数や体力を配分する必要がある。一方、中継ぎは短いイニングに集中して出力を高められる。

この違いが、手術後の右肘や下半身の状態を考慮した調整に適していた可能性がある。

8月30日に一軍復帰、10年ぶりの救援起用

8月30日、大瀬良は約4カ月ぶりに一軍へ合流した。

9月1日の報道では、2016年以来、10年ぶりに一軍の救援陣に加わることが伝えられた。

当時の広島は逆転でのクライマックスシリーズ進出を目指しており、救援陣の強化が課題になっていた。

その中で、実績のある大瀬良を中継ぎとして起用することには、若手とは異なる経験値をチームにもたらす意味があった。

9月4日の巨人戦では、3点ビハインドの七回に登板し、3者連続三振を奪った。

日刊スポーツの9月5日付コラムでは、勝ちパターンの投手とは違う役割を担い、劣勢の展開からチームの流れを変える存在として評価されていた。

大瀬良自身も、救援という役割を前向きに受け止めていた。

「行けと言われれば、どこであろうと意気に感じて投げたい」 大瀬良大地/日刊スポーツ、2026年9月5日掲載

この姿勢は、2026年の大瀬良を評価するうえで見逃せない。

先発というポジションを守ることだけではなく、チームから求められる役割を果たすことに重点を置いていたからだ。

【先発復帰はある?】2027年に向けた現在の状況と評価

大瀬良の今後を考える際、最も気になるのは先発復帰の可能性だろう。

2026年の一軍では4月と5月に2試合先発したが、その後は救援を中心とした起用になった。

ただし、先発投手としての可能性が完全になくなったわけではない。

2026年の先発復帰は実現したのか

8月のファームでの調整段階では、再び先発投手として戻るプランもあった。

実際、8月15日のオリックス戦では先発し、5回1失点という内容を残している。

ところが、8月21日の救援登板で球威が大きく向上したことから、短いイニングでの出力を重視する方向へ調整が進んだ。

その結果、一軍復帰後は中継ぎとして起用された。

つまり、2026年は先発としての調整を試みながらも、シーズン終盤には救援投手としての役割が中心になったというのが正確な整理だ。

2027年に向けて掲げる肉体強化

2026年10月20日付の日刊スポーツの報道では、大瀬良が来季に向けた身体づくりについて語っている。

本人は今季の投球を通じて、まだ成長できる部分があると感じたという。

「僕自身も、今年投げてまだ伸びしろがあるなと感じるところがあった。来年しっかり1年間フルで戦うために必要な準備をしたい」 大瀬良大地/日刊スポーツ、2026年10月20日掲載

同記事によると、右肘の故障によって体重を減らす取り組みをした時期もあったが、体重を増やすことで球質が向上する手応えを得たという。

来季に向けては、約91キロの体重を95キロまで増やす目標も掲げた。

加えて、2018年の15勝、2019年の6完投を記録した時期と同じ水準を目指す考えも示している。

ここから見えてくるのは、単に球速を取り戻すだけでなく、年間を通じて戦える身体をつくるという明確な方向性だ。

大瀬良大地の2026年の評価は?

2026年の評価は、3つの観点から考えたい。

1.故障からの復帰という点では前進

右肘手術後に右ふくらはぎまで負傷し、開幕ローテーションを逃した。それでも3月のファームで実戦復帰し、4月に一軍へ戻った。最終的に18試合に登板したことは、シーズンを通じて完全に離脱したわけではないという意味で評価できる。

2.先発投手としては課題が残った

一軍での先発2試合は0勝2敗、防御率9.82。特に5月4日のDeNA戦で三回途中6失点となったことは、先発としての再調整が必要であることを示した。

3.救援投手として新しい可能性を示した

8月のファームで153キロを計測し、短いイニングで球威を発揮。最終的に6ホールドを記録したことは、今後の起用を考えるうえで重要な材料となる。

2026年は完全復活と呼ぶには早い。しかし、救援という新しい役割に適応しながら、来季に向けた身体づくりと投球改善の方向性を見つけたシーズンだった。

【プロの結論】大瀬良大地の本当の評価は数字と役割の両方で判断する

大瀬良大地の2026年を評価するとき、防御率4.43という数字だけを切り取るのは適切ではない。

2018年に最多勝を獲得し、2024年には防御率1.86とノーヒットノーランを達成した投手が、2025年の右肘手術を経て、2026年には右ふくらはぎの負傷にも直面した。

その状況から再び一軍のマウンドに立ち、救援投手として6ホールドを記録した。

ここには、単純な成績比較では見えない価値がある。

今後の評価で見るべき4つのポイント

- 故障の再発がないか: 右肘と右ふくらはぎの状態を安定させ、継続して登板できるか。
- 直球の質を維持できるか: 150キロ前後の球速だけでなく、打者の空振りを奪える球質を維持できるか。
- 長いイニングに対応できるか: 先発復帰を目指す場合、球数と投球回を増やせるか。
- 救援でも安定感を発揮できるか: 6ホールドという実績を次のシーズンにつなげられるか。

特に重要なのは、先発と中継ぎのどちらが正解かを先に決めつけないことだ。

先発として年間を通じてローテーションを守るには、故障のリスクを管理しながら長いイニングを投げる能力が必要になる。

一方、中継ぎなら短いイニングで最大出力を発揮し、試合の流れを変える役割が期待できる。

大瀬良の2026年は、後者の可能性を改めて示した。

2027年の起用法はまだ確定していないが、本人が目指しているのは一年間を通じて戦える状態をつくることだ。

通算97勝という実績を持つ投手が、100勝という節目を目前に、どのような形でチームに貢献するのか。来季の広島を占ううえでも重要な注目点となる。

【大瀬良大地に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:大瀬良大地の2026年の成績は?

2026年のNPB公式記録では、18試合登板、3勝2敗、6ホールド、防御率4.43。投球回は22回1/3、奪三振は22だった。

Q2:大瀬良大地は右肘の手術をいつ受けた?

2025年10月3日に右肘の手術を受けた。診断名は右変形性肘関節症で、右肘関節授動術、関節形成術、滑膜切除術が行われた。

Q3:右ふくらはぎの負傷からいつ復帰した?

2026年3月5日に右下腿筋損傷を負い、3月26日にファームで実戦復帰。4月17日に一軍へ合流し、4月22日のヤクルト戦で一軍初登板を果たした。

Q4:大瀬良大地が中継ぎに転向した理由は?

右肘手術と右ふくらはぎの負傷後、先発としての球威が十分に戻らない時期があったため。8月のファームで短いイニングに集中する調整を行い、最速153キロを記録したことが救援起用につながった。

Q5:大瀬良大地は通算100勝を達成した?

2026年シーズン終了時点では未達成。通算97勝で、100勝まであと3勝となっている。

Q6:大瀬良大地は2027年に先発復帰する?

2026年11月3日時点で、2027年の正式な起用方針は公表されていない。本人は一年間フルで戦える身体づくりを目標にしており、先発復帰と救援継続の両方が今後の注目点となる。

Q7:大瀬良大地の背番号は何番?

広島東洋カープでの背番号は14番。2014年の入団以来、同じ番号を背負っている。

大瀬良大地の2026年は、右肘手術と右ふくらはぎ筋損傷という故障を乗り越え、先発から中継ぎへと役割を変えた一年だった。

NPB公式記録の18試合登板、3勝2敗、6ホールド、防御率4.43は、決して全盛期の数字ではない。しかし、最速153キロの直球を取り戻し、救援投手として一軍で戦える状態まで復調したことには意味がある。

2018年の最多勝、2024年の防御率1.86とノーヒットノーラン、そして通算97勝。これまで積み上げた実績は、2026年の役割変更によって失われるものではない。

次の焦点は、右肘と右ふくらはぎの状態を維持しながら、先発として再び長いイニングを担うのか、それとも中継ぎとして新たな価値を確立するのかという点だ。

通算100勝まであと3勝。 背番号14の次の挑戦は、広島東洋カープの2027年シーズンを見守るうえでも、大きな注目材料になる。

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家電メーカーの取扱説明書と省エネ基準、公的機関の安全基準を確認して記事化。使用感は実機を一定期間使った記録のみを掲載します。

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