2026年のカブス対ブルワーズは、ミルウォーキー・ブルワーズが9勝4敗と大きく勝ち越してレギュラーシーズンを終えた。両チームはナ・リーグ中地区のライバルとして全13試合を戦い、5月から9月にかけて順位争いにも影響する接戦を繰り広げた。特に注目を集めたのが、9月9日にアメリカンファミリー・フィールドで行われた一戦だ。ブルワーズが序盤に主導権を握り、カブスの終盤の猛追を振り切って8対6で勝利した。
シーズン全体を振り返ると、ブルワーズは103勝59敗で地区優勝を果たし、球団史上初のワールドシリーズ制覇まで達成。一方、カブスは89勝73敗で地区2位となった。対戦成績だけでなく、両チームのシーズン成績、過去の通算対戦記録、2027年の試合日程、日本国内の放送・配信情報まで整理すると、2026年のライバル対決が持つ意味が見えてくる。
【2026年対戦成績】カブス対ブルワーズは9勝4敗でブルワーズが圧倒

2026年のカブス対ブルワーズは、ブルワーズの9勝4敗という結果に終わった。
13試合のうち、ブルワーズは本拠地アメリカンファミリー・フィールドで4勝2敗、敵地リグレー・フィールドでも5勝2敗を記録。ホームとアウェーの両方で勝ち越しており、特定の球場だけで強さを発揮したわけではない。
対戦の流れを見ると、ブルワーズが序盤から優位に立った。
5月18日から20日までの最初の3連戦では、ブルワーズが3連勝。6月26日から28日までのシリーズではカブスが2勝1敗と巻き返したものの、8月末から9月初旬の4連戦は2勝2敗。そして9月7日から9日の最終3連戦では、ブルワーズが再び3連勝を収めた。
つまり、カブスが一時的に対抗した時期はあったものの、シリーズの節目でブルワーズが勝ち切ったことが9勝4敗という数字につながっている。
特に9月の最終シリーズでの3連勝は、両チームの実力差を印象づける結果となった。
2026年の対戦結果を日付順に整理すると、次のようになる。
| 開催日 | 球場 | カブス | ブルワーズ |
|---|---|---|---|
| 5月18日 | リグレー・フィールド | 3 | 9 |
| 5月19日 | リグレー・フィールド | 2 | 5 |
| 5月20日 | リグレー・フィールド | 0 | 5 |
| 6月26日 | アメリカンファミリー・フィールド | 2 | 6 |
| 6月27日 | アメリカンファミリー・フィールド | 8 | 2 |
| 6月28日 | アメリカンファミリー・フィールド | 4 | 3(延長10回) |
| 8月31日 | リグレー・フィールド | 17 | 3 |
| 9月1日 | リグレー・フィールド | 4 | 9 |
| 9月2日 | リグレー・フィールド | 5 | 9 |
| 9月3日 | リグレー・フィールド | 2 | 1 |
| 9月7日 | アメリカンファミリー・フィールド | 3 | 4 |
| 9月8日 | アメリカンファミリー・フィールド | 3 | 4(延長10回) |
| 9月9日 | アメリカンファミリー・フィールド | 6 | 8 |
※スコアは左がカブス、右がブルワーズ。延長戦の試合は括弧内に記載。
5月:ブルワーズが開幕から3連勝最初の対戦は5月18日から20日まで、カブスの本拠地リグレー・フィールドで行われた。
結果は9対3、5対2、5対0。ブルワーズが3試合すべてで勝利し、シリーズを完全に支配した。
3試合目はカブス打線を無得点に抑えており、投打の両面でブルワーズの安定感が際立った。
6月:カブスが本拠地で反撃6月26日から28日までは、舞台をミルウォーキーに移して3連戦を実施。
初戦はブルワーズが6対2で勝利したが、続く2試合はカブスが8対2、4対3で連勝した。
最終戦は延長10回までもつれ込む展開となり、カブスが接戦を制した。ブルワーズにとっては、シーズン中に相手の反撃を許した数少ないシリーズだった。
8月末から9月初旬:17得点の大勝と接戦が交錯8月31日の試合では、カブスが17対3でブルワーズに大勝した。
この試合は2026年の両チームの対戦でも特に目立つスコアとなった。カブス打線が爆発し、ブルワーズにとっては大敗だった。
しかし、翌9月1日と2日はブルワーズが9対4、9対5で連勝。9月3日はカブスが2対1で勝利し、この4連戦は2勝2敗で終了した。
9月7日から9日:ブルワーズが最後の3連戦をスイープシーズン終盤の3連戦は、ブルワーズが本拠地で開催。
9月7日は4対3、9月8日は延長10回の末に4対3、そして9月9日は8対6だった。
3試合すべてを1点差または2点差で勝ち切ったブルワーズ。終盤の競り合いで結果を残したことが、2026年の対戦成績を象徴している。
【9月9日試合速報】カブス対ブルワーズは8対6!序盤の3本塁打が決定打
2026年9月9日の試合は、ミルウォーキーのアメリカンファミリー・フィールドで開催された。
最終スコアはブルワーズ8対6カブス。ブルワーズが序盤から得点を重ね、カブスが9回に猛反撃する展開となった。
試合の流れと得点経過ブルワーズは1回裏から試合を動かした。
クリスチャン・イエリッチが3ランホームランを放ち、ブルワーズがいきなり3点を先制。
続く2回裏には、ジャクソン・チョウリオがソロホームラン、ウィリアム・コントレラスが2ランホームランを記録した。これでスコアは6対0となり、カブスは序盤から苦しい状況に追い込まれた。
さらに3回にも追加点を挙げ、6回にも得点。ブルワーズは8対1とリードを広げた。
しかし、試合は最後まで終わらなかった。
9回表、カブスは四球をきっかけに攻撃をつなぎ、5得点を記録。マイケル・コンフォートの2点タイムリー二塁打などで8対6まで追い上げ、同点の可能性を残した。
それでもブルワーズは最後の反撃を抑え、8対6で逃げ切った。
先発投手の比較この試合の先発投手は次の2人だった。
- カブス:ケビン・ゴーズマン
- ブルワーズ:ローガン・ヘンダーソン
ヘンダーソンは5回を投げて被安打2、無失点、6奪三振という好投を披露。試合の主導権を握る投球で勝利投手となった。
一方、ゴーズマンはブルワーズ打線に序盤から攻略され、敗戦投手となった。
試合の序盤に大きな点差が生まれたことが、最後までブルワーズの優位を支えた。
両チームのスタメンMLBの試合記録に掲載された当日の先発メンバーは以下の通り。
カブス
1. ピート・クロウ=アームストロング(中堅手)
2. 鈴木誠也(右翼手)
3. マイケル・ブッシュ(一塁手)
4. アレックス・ブレグマン(三塁手)
5. イアン・ハップ(指名打者)
6. ニコ・ホーナー(遊撃手)
7. ペドロ・ラミレス(二塁手)
8. マイケル・コンフォート(左翼手)
9. カーソン・ケリー(捕手)
先発:ケビン・ゴーズマン
ブルワーズ
1. ジャクソン・チョウリオ(左翼手)
2. ブライス・トゥラング(二塁手)
3. ウィリアム・コントレラス(捕手)
4. アンドリュー・ボーン(一塁手)
5. クリスチャン・イエリッチ(指名打者)
6. サル・フレリック(右翼手)
7. ジョーイ・オルティス(三塁手)
8. ギャレット・ミッチェル(中堅手)
9. クーパー・プラット(遊撃手)
先発:ローガン・ヘンダーソン
この試合では、チョウリオ、コントレラス、イエリッチの3人が本塁打を記録。ブルワーズの中軸を中心とした攻撃力が結果に直結した。
一方、カブスも9回に5点を奪っており、最後まで試合を諦めなかった点は見逃せない。
【2026年シーズン成績】MLBナ・リーグ中地区の順位と両チームの実力差
カブス対ブルワーズの13試合だけを見ると、ブルワーズの優位性が分かる。しかし、両チームの2026年シーズン全体を比較すると、その差はさらに明確になる。
シカゴ・カブスの2026年成績シカゴ・カブスは2026年のレギュラーシーズンを89勝73敗で終了した。
ナ・リーグ中地区では2位となり、勝率は.549。地区優勝には届かなかったものの、勝ち越しでシーズンを終えている。
得点力も高く、シーズン総得点は850点。ブルワーズの832点を上回った。
しかし、失点は703点。ブルワーズの618点と比較すると85点も多く、投手陣を中心とした失点抑制に差があった。
ポストシーズンではサンディエゴ・パドレスとのワイルドカードシリーズに進出したが、2連敗で敗退した。
ミルウォーキー・ブルワーズの2026年成績ブルワーズは103勝59敗、勝率.636という圧倒的な成績でナ・リーグ中地区を制した。
カブスとのゲーム差は14。地区内で安定して勝ち星を積み重ねたことが、レギュラーシーズンの結果に表れている。
特に注目したいのは失点の少なさだ。
総得点はカブスを下回った一方、失点は618点に抑えた。打線の爆発力だけではなく、投手陣や守備を含めた総合力で勝ち星を増やしたことがうかがえる。
加えて、ポストシーズンではパドレスを破り、ドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズも制覇。ワールドシリーズではタンパベイ・レイズを4勝1敗で下し、球団史上初のワールドシリーズ優勝を成し遂げた。
2026年の地区順位をどう見るべきか最終的なナ・リーグ中地区の順位は次の通り。
1位:ミルウォーキー・ブルワーズ 103勝59敗
2位:シカゴ・カブス 89勝73敗
3位:ピッツバーグ・パイレーツ 82勝80敗
4位:セントルイス・カージナルス 77勝85敗
5位:シンシナティ・レッズ 75勝87敗
ブルワーズとカブスの差は14ゲーム。直接対決での9勝4敗という結果も、地区順位に表れた両チームの勢いの違いを示している。
ただし、カブスの総得点がブルワーズを上回っている点は興味深い。単純に打線の得点力だけで優劣を判断するのではなく、失点を防ぐ能力や接戦をものにする力まで含めて比較する必要がある。
【通算対戦成績】ブルワーズとカブスの歴史・本拠地の違い
両チームの対戦は2026年だけのものではない。
ナ・リーグ中地区で長年競い合ってきた両球団は、レギュラーシーズンだけでなくポストシーズンでも対戦してきた。
ブルワーズが通算成績でもリード2026年終了時点の対戦記録では、ブルワーズがカブスに対して次の成績を残している。
- レギュラーシーズン:ブルワーズ239勝、カブス230勝
- ポストシーズンを含む通算:ブルワーズ242勝、カブス232勝
通算対戦ではブルワーズが10勝リードしている。
2026年だけでなく、長期的に見てもブルワーズがわずかに優位な関係にある。
なお、ポストシーズンを含めた数字とレギュラーシーズンだけの数字は異なる。通算成績を比較するときは、この集計範囲を混同しないことが大切だ。
リグレー・フィールドとアメリカンファミリー・フィールド両チームの対戦を語るうえで欠かせないのが、それぞれの本拠地だ。
リグレー・フィールド
シカゴ・カブスの本拠地。長い歴史を持つ球場で、シカゴの野球文化を象徴する存在でもある。
2026年はここで7試合が行われ、ブルワーズが5勝2敗と勝ち越した。
アメリカンファミリー・フィールド
ミルウォーキー・ブルワーズの本拠地。開閉式屋根を備えたスタジアムで、天候に左右されにくい環境が特徴だ。
2026年は6試合が開催され、ブルワーズが4勝2敗で勝ち越した。
両球場でブルワーズが勝ち越したことからも、2026年の優位性は単なるホームアドバンテージだけでは説明できない。
【2027年試合日程・放送予定】次のカブス対ブルワーズはいつ?
2026年のレギュラーシーズンはすでに終了している。
そのため、2026年のカブス対ブルワーズの試合速報を新たに確認することはできない。次の注目は2027年シーズンの直接対決となる。
2027年の対戦スケジュール両球団が公表した2027年のレギュラーシーズン日程では、次の4シリーズが予定されている。
- 4月26日~28日: リグレー・フィールド
- 5月17日~20日: アメリカンファミリー・フィールド
- 8月30日~9月1日: リグレー・フィールド
- 9月6日~8日: アメリカンファミリー・フィールド
合計13試合が予定されている。
次の対戦は2027年4月26日から28日の3連戦で、カブスがホームを務める。
試合開始時刻や放送・配信の詳細は、今後の公式発表を確認する必要がある。日程変更の可能性もあるため、MLB公式のチームスケジュールが基本的な確認先となる。
2026年9月9日の放送・配信実績2026年9月9日のカブス対ブルワーズは、日本時間午前8時40分開始予定の試合だった。
当日の日本向け配信予定として案内されていたサービスは以下の通り。
- Leminoプレミアム
- MLB.TV
- SPOTV NOW
これらは2026年9月9日の過去の配信情報であり、2027年の中継予定を示すものではない。
2027年の試合を見る場合は、各サービスの番組表やMLBの試合別配信情報を確認するのが確実だ。
【プロの結論】2026年の9勝4敗から読み解く両チームの本当の実力差
2026年のカブス対ブルワーズを振り返ると、単純な勝敗以上に注目すべきポイントが3つある。
1. ブルワーズは接戦を勝ち切る力を示した9月7日と8日はともに1点差、9月9日も2点差だった。
大差で圧勝した試合だけではなく、接戦をものにして3連勝したことが重要だ。
シーズンを通じて安定して勝ち星を積み重ねるチームは、こうした試合での判断力や投手運用に強みを持つ。
2. カブスは得点力だけでは優位に立てなかった2026年の総得点ではカブスが850点、ブルワーズが832点だった。
しかし、総失点はカブス703点、ブルワーズ618点。
この数字は、野球の勝敗が打線の得点力だけでは決まらないことを示している。
先発投手の安定感、救援陣の働き、守備でのミスの少なさなど、複数の要素を合わせて評価する必要がある。
3. 2027年は直接対決の結果だけでなく地区順位にも注目2027年も両チームは13試合を予定している。
特に4月の開幕後最初の直接対決は、シーズン序盤のチーム状態を測る材料になる。
ただし、2026年の9勝4敗をそのまま翌年の勝敗予測に使うことはできない。選手のコンディション、先発ローテーション、ブルペンの状態、打線の組み合わせなどが変化するためだ。
観戦や試合予想では、次の情報を優先して確認したい。
- 発表された先発投手と直近の投球内容
- 当日のスターティングラインアップ
- 救援投手の登板過多や休養状況
- 直近10試合程度のチーム成績
- ホームとアウェーの成績
こうした項目を確認すれば、単純な過去の勝敗だけでは見えない試合の構図を把握しやすくなる。
【カブス対ブルワーズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のカブス対ブルワーズの対戦成績は?
2026年のレギュラーシーズンは全13試合で、ブルワーズが9勝4敗と勝ち越した。ホームでもアウェーでもブルワーズが優位だった。
Q2:2026年9月9日のカブス対ブルワーズの試合結果は?
ブルワーズが8対6で勝利した。ローガン・ヘンダーソンが5回無失点、6奪三振の好投を披露。イエリッチ、チョウリオ、コントレラスが本塁打を放った。カブスは9回に5点を返したが、逆転には届かなかった。
Q3:カブス対ブルワーズの次の試合はいつ?
2027年4月26日から28日まで、リグレー・フィールドで3連戦が予定されている。試合開始時刻は別途発表される予定だ。
Q4:カブス対ブルワーズの通算成績はどちらが勝ち越している?
2026年終了時点では、レギュラーシーズンでブルワーズが239勝230敗。ポストシーズンを含めた通算でも242勝232敗とブルワーズがリードしている。
Q5:カブス対ブルワーズは日本でどこから視聴できる?
2026年9月9日の試合ではLeminoプレミアム、MLB.TV、SPOTV NOWが配信予定として案内されていた。2027年の具体的な配信サービスについては、各社の最新番組表を確認したい。
2026年のカブス対ブルワーズは、ブルワーズが9勝4敗で勝ち越した。
9月9日の8対6という結果は、序盤の本塁打攻勢と終盤の粘り強い投手運用が勝敗を分けた象徴的な試合だった。
シーズン全体でもブルワーズは103勝59敗で地区優勝を達成し、さらに球団初のワールドシリーズ制覇を実現。一方のカブスは89勝73敗で地区2位となった。
両チームの通算対戦成績でもブルワーズがリードしているが、カブスが17得点を挙げた8月31日のように、直接対決では大きな番狂わせも起きている。
次の注目は2027年4月26日からの3連戦だ。
2026年の9勝4敗という数字を出発点にしながら、両チームの新しい戦力、先発投手、打線の状態、地区順位争いを追うことで、次のカブス対ブルワーズをより深く楽しめるはずだ。
両球団のライバル関係は、2027年もナ・リーグ中地区の大きな見どころとなる。
(出典: カブス対ブルワーズ(Yahoo!ニュース))