2026年11月3日現在、山口達也さんの仕事の中心は、株式会社山口達也を通じた講演活動と企業向けセミナーです。
本人の公式サイトに掲載された最新情報では、2026年11月3日に仙台大学の大学祭で「人生をあきらめない」をテーマに講演したことが紹介されています。加えて、10月31日には愛知県トラック総合会館で「アルコール依存症と飲酒運転」をテーマに登壇しました。
10月だけを見ても、東京都、北海道、愛知県、埼玉県、徳島県などで講演実績が確認できます。依頼元には自治体、社会福祉協議会、医療・教育関係機関、企業などが並びます。
現在の講演テーマは大きく4つ
1. 飲酒運転撲滅
自身が起こした飲酒運転事故の経験を踏まえ、飲酒と運転の危険性、企業の安全管理について伝える活動。
2. アルコール依存症と回復
当事者として経験した依存症の問題や、回復に向けた取り組みを共有する講演。
3. 孤独からの脱却・人生の再出発
孤独、生きづらさ、失敗からの立ち直りなどをテーマにした講演。
4. 企業向け危機管理
タレント活動で得た経験や自身の失敗を題材に、企業の危機管理や安全意識について考えるセミナー。
これらは会社の公式事業内容と2026年の講演実績に基づく分類です。
注目すべきなのは、講演の対象が依存症の当事者だけではないことです。トラック協会や企業の安全大会、医療系の学会、自治体の人権啓発事業など、幅広い層に向けて活動しています。
かつてはテレビを通じて全国の視聴者に知られた山口さんですが、現在は講演会という場を通じて、自分の経験を社会に伝える仕事へと活動の軸を移しています。
【株式会社山口達也】会社経営と2025年度の講演98件の実態
山口達也さんの再出発を象徴する出来事が、2023年3月の株式会社山口達也の設立です。
会社の代表取締役は山口達也さん本人。公式サイトでは、講演・セミナー活動を事業の中心に掲げ、依存症や飲酒運転防止、50歳からのチャレンジ、企業向け危機管理などを扱っています。
2025年度の講演・セミナー依頼は年間98件
株式会社山口達也・2026年1月10日付公式発表98件
2025年度の講演会・企業危機管理セミナーの依頼件数
公式発表にはホームページ未掲載分も含むと記載されています。
この98件という数字は、2026年1月10日に会社公式サイトのお知らせで公表されたものです。
2025年度、年間98件の講演会・企業危機管理セミナーのご依頼がございました。
公式発表によると、依頼の多かったテーマは「飲酒運転撲滅」「飲酒とアルコール依存症との関連性」といった依存症予防関連の内容、そして「人生をあきらめない」「ゼロからの再出発」「セカンドチャンスを目指して」といった再出発・チャレンジ関連の内容です。
ここで正確に区別したいのは、98件が会社の発表した講演会・セミナーの依頼件数だという点です。会社はホームページ未掲載分も含むと説明しています。98件すべての実施状況や売上を示す決算資料ではありません。
依頼元の顔ぶれから見える事業の広がり2025年の公式講演実績には、自治体、社会福祉協議会、病院、医療関係団体、トラック協会、企業、労働組合などが掲載されています。
例えば、KDDI労働組合、川崎市社会福祉協議会、徳島県作業療法士会、福井県のトラック関係団体などが依頼元として確認できます。依存症を専門に扱う医療・福祉分野だけでなく、企業の安全管理や従業員教育にも需要が広がっていることが分かります。
会社経営は芸能事務所の再設立とは異なる株式会社山口達也は、芸能タレントのマネジメントを主目的とする会社として紹介されているわけではありません。公表されている事業内容は講演・セミナー活動です。
つまり、かつての芸能活動をそのまま再開するのではなく、自身の経験を専門テーマとして提供する講演事業を経営しているという構造です。
【年表】TOKIO脱退から現在までの山口達也の経歴と転換点
現在の活動を理解するには、TOKIOとして活躍した時代から2018年、2020年の出来事、そして会社設立までの経緯を整理する必要があります。
山口さんは1972年1月10日生まれ。1988年にジャニーズ事務所へ入り、1994年にTOKIOのメンバーとしてCDデビューしました。公式プロフィールには、潜水士や小型船舶操縦士などの資格取得歴も掲載されています。
山口達也の主な経歴・関係者・活動の変化出典:株式会社山口達也公式プロフィール・公式お知らせ、日刊スポーツ、報道各社。
2018年の不祥事とTOKIO脱退の経緯2018年2月に発生した事件について、山口さんは同年4月に強制わいせつ容疑で書類送検されました。4月26日には謝罪会見を開き、5月1日に検察の起訴猶予処分となっています。
その後、5月2日にTOKIOの4人が会見。5月6日には本人の辞意が受理され、所属事務所との契約解除が発表されました。これにより、山口さんはTOKIOを脱退することになりました。
当時のTOKIOは音楽活動だけでなく、テレビ番組を通じて幅広い世代から支持されていました。そのメンバーの離脱は、グループにとっても大きな転換点となりました。
2020年の酒気帯び運転事故が再び大きな問題に2020年9月22日、山口さんは酒気帯び状態で大型バイクを運転し、東京都内で信号待ちの乗用車に追突しました。警視庁に現行犯逮捕され、同年11月18日に酒気帯び運転の罪で略式起訴。東京簡裁は11月24日付で罰金35万円の略式命令を出しました。
2018年の事件から間もない時期に起きた再度の問題は、山口さんの社会的信用に深刻な影響を与えました。後の講演活動で飲酒運転防止や依存症を中心テーマに据える背景には、この2つの出来事があります。
【アルコール依存症】山口達也が経験を伝える理由と取得資格
現在の山口さんを語るうえで欠かせないのが、本人が公表しているアルコール依存症の経験です。
2023年3月19日付の公式声明で、山口さんは自身がアルコール依存症を患っていることを明らかにしました。医師から完治しないと告げられたことを公表し、今後も病気と向き合う決意を示しています。
本人が公表した断酒への決意「この病気と一生付き合って行こうと決めました」
「アルコールを一生一口も飲まない」
これは2023年3月19日に公式サイトで公開された本人の声明の一部です。
アルコール依存症は、単にお酒を飲み過ぎるという問題ではありません。飲酒への強い欲求やコントロールの困難などが生じ、生活や仕事、人間関係に影響を及ぼす病気です。
山口さんは自身の経験を隠すのではなく、依存症の当事者として講演の場で伝える道を選びました。
依存症予防教育アドバイザーなど3つの資格会社の公式プロフィールには、2022年に取得した3つの資格が掲載されています。
- 2022年3月: ASK認定・飲酒運転防止インストラクター資格
- 2022年6月: JADP認定・メンタル心理カウンセラー資格
- 2022年10月: ASK認定・依存症予防教育アドバイザー資格
特に注目されるのが、依存症予防教育アドバイザー資格です。依存症に関する知識を広め、予防教育や啓発に取り組む活動と結びついています。
なお、これらは公式プロフィールに記載された資格であり、医師や精神科医として診断・治療を行う資格とは異なります。山口さんの講演の特徴は、医療従事者による専門的な治療説明ではなく、当事者自身が経験した問題や回復への道のりを伝える点にあります。
回復プログラムと自助グループとの関わり板橋区が2023年に開催した講演会の案内では、山口さんについて、依存症からの回復プログラムに参加しながら断酒を継続していると紹介されました。
また、2025年9月の本人のX投稿についての日刊スポーツの報道では、自助グループの仲間への感謝や、仲間とともに歩んできた経験が伝えられています。
依存症からの回復を一人だけの努力に限定せず、医療や支援者、自助グループとのつながりの中で考えることは、山口さんの講演活動を理解するうえで要点です。
【年収7000万円報道】山口達也の収入源と本人の反応を検証
山口達也さんの現在について、特に関心を集めているのが年収7000万円という報道です。
2025年12月発売の週刊誌「女性自身」による報道をきっかけに、講演活動で年間100本程度の仕事をこなし、年収が7000万円に達するのではないかという推定が広まりました。これは講演料などを前提にした推計として紹介された数字です。
2026年1月5日、本人がXで反応この金額について、山口さんは2026年1月5日に自身のXを更新。カピバラとの会話というユーモラスな形式で、年収7000万円という話題を取り上げました。
カピバラ「おまえ、年収7000万らしいな」
オレ「一体どんな計算で出した数字だよ」
カピバラ「ネットが言ってんだから間違いないだろ」
この投稿は、ORICON NEWSや日刊スポーツなどでも取り上げられました。本人は推定額の計算根拠に疑問を呈する反応を示しています。
年収7000万円は確定した数字なのか?ここで重要なのは、報道された推定年収と、実際に確認できる会社の売上・本人の所得を混同しないことです。
年収7000万円
週刊誌などで紹介された推計。本人は算出根拠に疑問を示した。
2025年度の依頼98件
会社が発表した講演会・企業危機管理セミナーの依頼件数。
会社の売上・利益・本人の役員報酬
公式サイトに具体的な金額は掲載されていない。
したがって、7000万円を確定した年収として扱うことはできません。本人の投稿も、数字の計算方法に疑問を呈する内容であり、具体的な年収や会社の決算額を公表したものではありません。
山口達也の現在の収入源は何か公式に確認できる主な事業は、講演会と企業向け危機管理セミナーです。収入源として考えられる仕事の構造は次のとおりです。
- 自治体や公共団体から依頼される講演
- 病院や医療・福祉関係団体の講演
- 企業や労働組合の安全・危機管理セミナー
- 依存症予防や飲酒運転防止に関する啓発活動
ただし、講演ごとの出演料、年間の売上、経費、従業員や協力会社への支出、本人の役員報酬などは公表されていません。
例えば、年間98件の依頼があったとしても、それぞれの講演料が同じとは限りません。交通費や運営費などの経費も発生します。会社の売上と代表者個人の手取り収入も別の数字です。
年収7000万円という話題を評価する際は、講演件数だけでなく、講演単価、実施件数、経費、会社の利益まで確認する必要があります。
【再出発と現在の生活】芸能界復帰よりも社会貢献を重視する姿勢
山口達也さんの現在の姿を、単純に「芸能界へ戻った」「テレビ復帰を果たした」と説明するのは正確ではありません。
2026年11月現在、本人の公式サイトで継続的に紹介されている仕事は講演とセミナーです。少なくとも、公開されている事業情報の中心は芸能活動ではなく、依存症予防や危機管理に関する社会啓発です。
かつての知名度を現在の仕事に生かす山口さんには、TOKIOとしての音楽活動やテレビ出演を通じて築いた知名度があります。現在はその知名度だけに頼るのではなく、自分が経験した問題を講演の題材として伝えています。
公式サイトでも、タレント活動の経験から派生する「チャンスのつかみ方」などを講演テーマとして挙げています。芸能活動で培った経験と、依存症の当事者としての経験を組み合わせている点が特徴です。
現在の生活について本人が発信していること2025年12月26日、山口さんはXで仕事納めを報告しました。その際、1年間の依頼主や協力会社、フォロワーへの感謝を伝え、日々を積み重ねていく姿勢を表明しています。
「先を見過ぎず、日々心穏やかにきょう1日を積み重ねて参ります」
これは2025年末の本人の発信として報じられた内容です。
また、2026年の公式講演記録からは、各地の会場に足を運び、医療・福祉関係者や企業、地域住民と接点を持つ仕事を続けている様子がうかがえます。
一方、住居や日々の生活の細部、家族との具体的な過ごし方などは、仕事の実績とは別の私生活に属する情報です。公開された仕事の情報から、プライベートまで推測することはできません。
今後の芸能界復帰はあるのか現時点で、株式会社山口達也の公式発表から確認できるのは、講演事業を継続しているという事実です。テレビ番組への本格復帰やTOKIOへの復帰を発表したものではありません。
今後、メディア出演の機会が生まれる可能性はありますが、現在の活動を評価するうえでは、芸能界復帰の有無よりも、本人が継続している講演活動や依存症予防への取り組みに注目するのが適切です。
【山口達也の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山口達也は2026年現在、何の仕事をしていますか? A1:本人が代表取締役を務める株式会社山口達也で、講演会や企業向け危機管理セミナーを行っています。アルコール依存症、飲酒運転撲滅、人生の再出発などが主なテーマです。2026年11月3日にも仙台大学の大学祭で講演したことが公式サイトに掲載されています。
Q2:山口達也の年収7000万円は本当ですか? A2:確定した金額ではありません。週刊誌などで推定年収7000万円という話題が報じられましたが、2026年1月5日に本人はXで「一体どんな計算で出した数字だよ」と反応しています。会社の売上や本人の年収を裏付ける具体的な決算資料は公表されていません。
Q3:山口達也はTOKIOに復帰していますか? A3:復帰していません。2018年5月にTOKIOを脱退し、所属事務所との契約も解除されています。2026年現在の公表されている活動の中心は、芸能活動ではなく講演・セミナー事業です。
2026年11月現在、山口達也さんは株式会社山口達也の代表として、アルコール依存症や飲酒運転防止、企業向け危機管理などをテーマに講演活動を続けています。
今回確認できた重要な事実は次の5つです。
- 2023年3月に株式会社山口達也を設立した。
- 2022年に飲酒運転防止インストラクターや依存症予防教育アドバイザーなどの資格を取得した。
- 2025年度は講演会・企業危機管理セミナーの依頼が98件あったと会社が発表した。
- 2026年11月にも大学祭や企業、自治体などで講演を継続している。
- 年収7000万円という報道については本人が計算根拠に疑問を示しており、確定した収入額は公表されていない。
特に注目したいのは、2025年度の98件という依頼実績と、2026年も途切れることなく続く講演活動です。これは、山口さんの現在の仕事が一時的な話題づくりではなく、企業や自治体、医療・福祉関係者などから依頼を受ける事業として展開されていることを示しています。
2018年と2020年の出来事によって失われた信頼を、講演活動だけですべて取り戻せるわけではありません。しかし、自身の経験を依存症予防や飲酒運転撲滅のために伝え続けていることは、現在の山口さんを理解するうえで欠かせない事実です。
年収や芸能界復帰といった話題だけに注目するのではなく、公式に公表された講演実績、事業内容、本人の発信を見ていくこと。それが、2026年現在の山口達也さんの姿を正しく理解するための判断基準になります。