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式秀部屋の現在は?2026年11月場所の所属力士・師匠・騒動の経緯を徹底解説

阿澄 雫 阿澄 雫 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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大相撲の式秀部屋は、1992年に元小結・大潮が創設した相撲部屋です。現在は元幕内・北桜の式守秀五郎が師匠を務め、茨城県龍ケ崎市を拠点に活動しています。2026年11月場所の番付では、所属力士は8人。序二段と序ノ口にそれぞれ4人が在籍しており、現時点で幕下以上の力士や関取はいません。

式秀部屋には、2012年に部屋初の関取となった千昇や、個性的な四股名で話題を集めた桃智桜、育盛など、独自の歴史があります。一方、2020年8月には力士9人が部屋を一時離れる騒動も発生しました。師匠の継承、出羽海一門への移籍、当時の報道内容を振り返りながら、2026年11月時点の最新状況を整理します。

【2026年最新】式秀部屋の師匠・所在地・現在の所属力士は?

式秀部屋
師匠は元幕内・北桜の式守秀五郎

2026年11月現在、式秀部屋の師匠を務めているのは、年寄名跡・式守秀五郎を襲名している元幕内力士の北桜です。

日本相撲協会の公式プロフィールによると、北桜の本名は向英俊。1971年12月15日生まれ、広島県広島市安佐北区出身です。現役時代は北の湖部屋に所属し、最高位は前頭9枚目でした。

1987年3月場所で初土俵を踏み、1998年7月場所で新十両、2001年7月場所で新入幕を果たしています。2010年3月場所を最後に現役を引退し、その後は親方として後進の育成に携わってきました。

日本相撲協会が掲載する戦歴は713勝711敗15休。十両優勝1回、幕下優勝1回という実績も残しています。

現役時代は、大量の塩をまく豪快な土俵入り前の所作でも知られ、力強い取り口とサービス精神で人気を集めました。引退後は部屋を率いる立場となり、現在も式秀部屋の師匠として登録されています。

式秀部屋の所在地は茨城県龍ケ崎市

日本相撲協会公式サイトに掲載されている式秀部屋の所在地は、次のとおりです。

  • 所在地:茨城県龍ケ崎市佐貫4-17-17
  • 郵便番号:〒301-0032
  • 所属一門:出羽海一門
  • 師匠:式守秀五郎(元北桜)

式秀部屋は茨城県内に設けられた相撲部屋として知られ、1992年の創設以来、地域に根差した活動を続けています。

所在地を調べる際には、過去の宿舎や地方場所で使用された施設と、現在の部屋の所在地を混同しないことも大切です。上記は日本相撲協会の相撲部屋紹介ページに掲載されている住所です。

【2026年11月場所】式秀部屋の所属力士8人と最新番付一覧

2026年11月場所の番付は10月26日に発表されました。日本相撲協会の公式部屋紹介ページに掲載されている式秀部屋の力士は、合計8人です。

内訳は序二段が4人、序ノ口が4人。幕下、十両、幕内には所属力士がいません。部屋内で最も番付が高いのは、西序二段33枚目の赤虎です。

式秀部屋の現役力士一覧
  • 赤虎(あかとら):西序二段33枚目
  • 冨蘭志壽(ふらんしす):東序二段53枚目
  • 大当利(おおあたり):東序二段56枚目
  • 爽(さわやか):西序二段65枚目
  • 豪鬼神(ごうきしん):西序ノ口筆頭
  • 爆虎神(ばくこしん):東序ノ口3枚目
  • 宇瑠寅(うるとら):東序ノ口4枚目
  • 潮来桜(いたこざくら):西序ノ口13枚目
2026年11月場所で注目したいポイント

今回の番付で注目されるのは、部屋の最上位に位置する赤虎です。西序二段33枚目という位置から、今後の三段目復帰や上位進出を目指すことになります。

また、序ノ口には豪鬼神、爆虎神、宇瑠寅、潮来桜の4人が並びます。序ノ口から序二段への昇進を目指す力士たちの成績も、部屋全体の今後を占うポイントです。

なお、2026年11月場所は11月8日から22日まで福岡国際センターで開催されます。11月4日時点では本場所の初日前であり、上記は確定した番付です。11月場所の取組結果ではありません。

現在の式秀部屋には関取がいないため、今後の大きな目標の一つは、十両昇進を果たす新たな関取の誕生です。

【1992年創設から2013年継承まで】大潮と北桜が築いた式秀部屋の歴史

創設者は元小結・大潮

式秀部屋の歴史は、1992年4月にさかのぼります。

創設者は、時津風部屋に所属していた元小結・大潮です。現役引退後に年寄・式秀を襲名し、1992年4月に時津風部屋から独立。同年5月に部屋開きを行いました。

当時、茨城県では初めての相撲部屋として注目されました。大潮が築いた部屋の基盤は、その後の師匠交代を経ても受け継がれています。

2013年、元北桜が部屋を継承

大潮から北桜への継承は、式秀部屋にとって大きな転換点でした。

2013年1月、先代の定年退職に伴い、北の湖部屋で部屋付き親方を務めていた元幕内・北桜が式秀の年寄名跡を襲名。2013年1月4日付で部屋を継承しました。

この交代には、もう一つ重要な変化がありました。先代の時代に所属していた時津風一門から、北桜の出身母体である北の湖部屋が属していた出羽海一門へと所属一門が変わったのです。

つまり、2013年の継承は単なる師匠の交代ではありません。部屋の運営体制と一門の所属関係が同時に変わった節目でもありました。

式秀部屋の歴史と人物関係を整理

創設から現在までの主な出来事を、人物と部屋の関係に沿ってまとめると次のようになります。

人物・時期 役割・出来事 式秀部屋との関係
元小結・大潮 1992年4月に独立 式秀部屋の創設者
1992年5月 部屋開き 茨城県初の相撲部屋として出発
千昇 2012年3月に新十両 部屋初の関取
元幕内・北桜 2013年1月4日に継承 現師匠・式守秀五郎
2013年 所属一門が変更 時津風一門から出羽海一門へ
2020年8月 力士9人が一時離脱 生活指導をめぐる問題が表面化
2026年11月 所属力士8人 師匠は式守秀五郎

こうして見ると、式秀部屋は創設者の大潮から北桜へと師匠が交代し、その過程で一門も変わってきました。現在の部屋を理解するには、この二人の師匠の時代を分けて考えることが重要です。

【歴代力士と関取・千昇】式秀部屋を代表する力士たち

部屋初の関取となった千昇

式秀部屋の歴史を語るうえで欠かせない力士が、モンゴル・ウランバートル出身の千昇秀貴です。

千昇は2001年3月場所で初土俵を踏み、長い力士生活を経て、2012年3月場所に新十両へ昇進しました。これが式秀部屋創設以来、初めての関取誕生となりました。

日本相撲協会の公式プロフィールによると、本名はエンフバートル・バヤルバト。得意技は左四つ・寄りで、最高位は十両14枚目です。

現役時代には「千昇」から「大想源」、再び「千昇」へと四股名を変更した経歴もあります。2015年1月場所を最後に引退し、生涯戦歴は300勝250敗41休でした。

千昇の十両昇進は、部屋にとって創設20年目の大きな成果でした。幕内力士の誕生には至らなかったものの、部屋から関取を送り出したという実績は、式秀部屋の歴史に残る重要な出来事です。

桃智桜や育盛など個性的な四股名も話題に

式秀部屋には、一般的な力士の四股名とは一味違う、個性的な名前を持つ力士が在籍してきました。

その代表例が桃智桜(ももちざくら)と育盛(そだちざかり)です。

桃智桜は、アイドルの愛称を取り入れた四股名で話題になりました。一方、育盛は体格基準ぎりぎりで新弟子検査に合格した力士として報道されています。

こうした名前の付け方は、式秀部屋が持つ独特の個性を象徴するものです。相撲部屋には伝統的な四股名の系譜がある一方、式秀部屋は話題性や親しみやすさを感じさせる名前でも知られてきました。

ただし、個性的な四股名が話題になることと、力士としての実績は別のものです。歴代力士を調べる際には、名前の知名度だけでなく、番付や戦歴、所属期間も合わせて確認する必要があります。

【2020年の力士9人一時離脱騒動】おかみをめぐる問題の経緯と報道の真相

式秀部屋について検索する人が気にする話題の一つが、2020年8月に発生した力士9人の一時離脱騒動です。

この問題は、師匠の体調不良を背景に、おかみさんによる生活指導が厳しくなったことへの不満が表面化したものとして、当時のスポーツ紙や新聞各社が報じました。

2020年8月4日、19人中9人が部屋を離れる

日刊スポーツの2020年8月5日付報道によると、7月場所終了後の8月4日夕方、当時の式秀部屋に所属していた力士19人のうち9人が部屋を離れました。

力士たちは千葉県内のカラオケボックスに移動した後、日本相撲協会の通報窓口に連絡。その後、東京都内に移動して、部屋での生活指導に関する不満を訴えたと報じられています。

背景にあったのは、師匠である式秀親方の体調不良でした。2020年に入って親方の体調が悪化し、稽古や生活面での指導が十分にできない状態になったとされています。

そのため、おかみさんが師匠代行として力士への生活指導を担うようになりました。しかし、その指導方法をめぐって力士側との間に溝が生まれたと報道されました。

報道で指摘されたおかみさんの生活指導

当時の報道では、力士たちが問題視した具体的な指導内容として、次のような事例が挙げられています。

  • グループLINEで長文の指示が繰り返し送られたこと
  • 返信が遅れた場合に注意を受けたこと
  • 大部屋のコンセント使用に許可が必要だったこと
  • 実家からの仕送りや通販の荷物について、開封して写真を撮るよう求められたこと
  • 個人ロッカーの抜き打ち確認があったと報じられたこと
  • 反抗的な態度を取った力士に対し、退職や協会への通報を示唆する発言があったとされたこと

これらは当時の報道で関係者の証言などをもとに紹介された内容です。おかみさん側の指導意図については、新型コロナウイルス感染防止などを意識した生活管理だったとする報道もありました。

一方、力士側は過度な管理による精神的負担を訴えたとされています。生活環境を管理する立場と、日々そこで暮らす力士との間で、指導の受け止め方に大きな隔たりが生じていたことが問題の核心でした。

日本相撲協会の聞き取りと力士の帰還

2020年8月5日には、日本相撲協会のコンプライアンス委員会が、離脱した力士や師匠、おかみさんから事情を聴きました。

日刊スポーツの報道では、協会側が式秀親方とおかみさんに口頭で注意し、離脱した力士たちは同日中に部屋へ戻ったとされています。

さらに8月7日には、調査対象が部屋に残っていた力士や行司、床山にも広がりました。問題が離脱した9人だけの不満ではなく、部屋全体の運営に関係するものとして扱われたことが分かります。

8月9日と10日には、式秀親方が力士一人ひとりと面談し、不満や改善点について話し合ったと報じられました。面談はおかみさんを同席させずに実施され、稽古も再開に向けて動き出しました。

なお、当時の報道で「モラルハラスメント」という表現が使われたことは事実ですが、日本相撲協会が公式におかみさんの行為をモラハラと認定した、という意味ではありません。協会の聞き取りや口頭注意と、報道で伝えられた関係者の訴えは区別して理解する必要があります。

この騒動から読み取れるのは、相撲部屋の運営において、師匠による競技指導だけでなく、生活面の管理や力士との信頼関係も大きな意味を持つということです。

【プロの結論】2026年の式秀部屋を評価する3つの視点

1. 現在の番付と関取の有無を分けて見る

式秀部屋を評価する際、まず押さえておきたいのは、所属力士の人数と関取の人数は別の指標だという点です。

2026年11月場所の式秀部屋には8人の力士がいますが、全員が序二段または序ノ口です。関取がいないからといって、部屋に力士がいないわけではありません。現在は下位の番付から上位を目指す段階にあります。

2. 歴史的な実績と現在の成績を混同しない

千昇が2012年に十両へ昇進したことは、式秀部屋の大きな実績です。しかし、千昇は2015年に引退しており、2026年の現役所属力士には含まれません。

また、元小結・大潮が創設したという歴史的な価値と、現在の部屋の番付状況も分けて考えるべきです。過去の実績を現在の戦力として扱わないことが、正確な部屋情報の見方につながります。

3. 2020年の騒動は報道と協会対応を区別する

9人の一時離脱騒動は、式秀部屋を語る際に避けて通れない出来事です。ただし、報道された指導内容、力士側の訴え、協会が実際に行った対応は、それぞれ異なる情報です。

当時の経緯を正しく理解するには、センセーショナルな「脱走」という言葉だけで判断せず、体調不良による師匠の指導体制の変化、生活管理をめぐる対立、協会の聞き取り、力士の帰還という流れで捉えることが大切です。

今後の式秀部屋を見るうえでは、2026年11月場所の赤虎をはじめとする所属力士の番付上昇と、関取復活に向けた育成の進展が注目点になります。

式秀部屋に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、式秀部屋には何人の力士が所属していますか?
A1:2026年11月場所の日本相撲協会公式情報では、8人です。序二段が4人、序ノ口が4人で、関取は在籍していません。

Q2:式秀部屋の現在の師匠は誰ですか?
A2:元幕内・北桜の式守秀五郎です。本名は向英俊で、2013年1月4日に式秀部屋を継承しました。

Q3:式秀部屋はどこにありますか?
A3:茨城県龍ケ崎市佐貫4-17-17です。日本相撲協会の公式部屋紹介ページには、郵便番号301-0032として掲載されています。

Q4:式秀部屋を創設したのは誰ですか?
A4:元小結・大潮です。1992年4月に時津風部屋から独立し、同年5月に式秀部屋を開きました。

Q5:式秀部屋から関取になった力士は誰ですか?
A5:代表的な人物は、モンゴル出身の千昇です。2012年3月場所に部屋初の関取となり、最高位は十両14枚目でした。2015年1月場所を最後に引退しています。

Q6:2020年の力士9人の脱走騒動は何が原因だったのですか?
A6:当時の報道では、師匠の体調不良に伴っておかみさんが生活指導を担うようになり、その指導方法に力士たちが不満を募らせたことが背景とされています。日本相撲協会のコンプライアンス委員会が聞き取りを行い、力士は部屋に戻りました。

Q7:式秀部屋は現在も出羽海一門ですか?
A7:はい。2013年に北桜が部屋を継承した際、時津風一門から出羽海一門へ所属が変更されました。

式秀部屋は、1992年に元小結・大潮が創設し、2013年に元幕内・北桜の式守秀五郎が継承した相撲部屋です。現在は茨城県龍ケ崎市佐貫を拠点に、出羽海一門の一員として活動しています。

2026年11月場所の所属力士は8人。赤虎が西序二段33枚目で部屋内最上位に位置し、序二段と序ノ口の力士たちがそれぞれ上位を目指しています。現時点では関取がいませんが、かつて千昇が部屋初の十両昇進を果たした歴史があります。

また、2020年の力士9人の一時離脱騒動は、部屋の運営や指導体制を考えるうえで重要な出来事でした。当時の報道と協会の対応を分けて振り返ることで、騒動の経緯をより正確に理解できます。

今後の注目点は、所属力士の番付上昇と、千昇以来となる新たな関取の誕生です。創設から30年以上を経た式秀部屋が、歴史と伝統をどのように次の世代へつないでいくのか、2026年11月場所からの歩みに注目が集まります。

主な確認資料: 日本相撲協会の部屋紹介・年寄プロフィール・力士プロフィール、日刊スポーツの2020年8月の関連報道、2026年本場所日程。

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阿澄 雫

家電メーカーの取扱説明書と省エネ基準、公的機関の安全基準を確認して記事化。使用感は実機を一定期間使った記録のみを掲載します。

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