かつてジャニーズ事務所に所属し、「最年長ジャニーズJr.」として大きな話題を集めた俳優・佐野瑞樹。2018年12月31日をもって事務所を退所したことが2019年1月に発表されましたが、現在は何をしているのでしょうか。
実は、退所後も俳優として活動を続けており、弟の佐野大樹と立ち上げた兄弟演劇ユニット「WBB」や、自身が主宰する「sitcomLab」を通じて、舞台の脚本・演出・出演・プロデュースまで幅広く手掛けています。2026年11月現在も舞台活動は続いており、演出家としての仕事も目立っています。退所理由として公表された契約満了の意味や、ジャニーズJr.時代の意外な実像も含め、これまでの歩みを整理します。
【2026年最新】佐野瑞樹は現在何をしている?俳優・演出家としての活動
2026年11月現在、佐野瑞樹は芸能活動を引退することなく、舞台演劇を中心に精力的な活動を続けています。
かつてはテレビドラマやアイドル活動を通じて知られた人物ですが、現在の活動の軸は舞台です。俳優として出演するだけでなく、作品の脚本を書き、演出を担当し、公演そのものをプロデュースするなど、活動領域を広げています。
2026年の注目舞台は『実写版 天体戦士サンレッドショー』2026年の大きな仕事の一つが、くぼたまことの漫画を原作とする『くぼたまこと画業30周年記念 実写版 天体戦士サンレッドショー』です。
本作は2026年10月31日から11月8日まで、東京ドームシティのシアターGロッソで上演。佐野瑞樹が脚本・演出を担当しています。
『天体戦士サンレッド』は、神奈川県川崎市を舞台に、正義のヒーローと悪の組織フロシャイムの日常や騒動を描いたコメディ作品です。今回の舞台化では、アニメ版でキャラクターの声を担当した髙木俊、山田ルイ53世、ひぐち君、間宮くるみ、斧アツシらも出演しています。
注目したいのは、AルートとBルートという2種類の公演構成です。登場する怪人や物語の一部展開が異なり、同じ作品でも異なる楽しみ方ができる仕組みになっています。
東京ドームの公演レポートでは、佐野が『天体戦士サンレッド』を大好きな漫画と語り、舞台化の脚本・演出を担当できた喜びを明かしています。本人も出演したいほどの思い入れがありながら、今回はキャストに作品への思いを託したとしています。
2026年11月下旬にはsitcomLabの新作2作品を予定加えて、11月26日から12月6日には、佐野が主宰するsitcomLabの第12弾公演がシアター・アルファ東京で予定されています。
上演作品は次の2作品です。
- 『かげきなデイリープレイス』:2026年11月26日~11月30日
- 『ご町内デュエル』:2026年12月2日~12月6日
いずれも佐野瑞樹が脚本・演出を担当し、本人も出演者として名を連ねています。
2026年は2月のsitcomLab第10弾、6月のWBB vol.27、8月のsitcomLab第11弾、10月から11月にかけての『天体戦士サンレッドショー』と、複数の舞台プロジェクトに携わっています。
こうした実績を見ると、現在の佐野瑞樹は、単に舞台に出演する俳優というよりも、作品を生み出す側の演劇人として存在感を高めていることが分かります。
【退所理由を検証】佐野瑞樹がジャニーズを辞めたのはなぜ?
佐野瑞樹のジャニーズ退所が公になったのは2019年1月18日です。長年所属していた人物の退所だったことから、ファンの間でも大きな話題になりました。
退所日は2018年12月31日、発表は2019年1月18日ジャニーズ事務所は、公式サイト「Johnny's net」を通じて、佐野瑞樹の退所を発表しました。
発表の中心となったのは、契約満了に伴う退所という説明です。公表された内容では、2018年12月31日をもって事務所との契約が満了し、退所したと報告されています。
「2018年12月31日をもちまして契約満了につき、ジャニーズ事務所を退所いたしました」
これは当時の事務所発表に基づく文言です。ファンや関係者への感謝とともに、新たな道を進む佐野を温かく見守ってほしいという趣旨も伝えられました。
退所理由は契約満了。本人の具体的な決断理由は公表されていないここで押さえておきたいのが、事務所が公表した退所の理由と、佐野本人が退所を決断した背景は別の情報だという点です。
公式に確認できるのは、契約満了によって退所したという事実です。一方、契約を更新しなかった具体的な理由や、事務所との間でどのような話し合いがあったのかについては、詳細な説明は公表されていません。
そのため、独立して自分の演劇活動に専念したかった、事務所との方向性が合わなくなったなどの説明を、確定した退所理由として扱うことはできません。
ただし、退所後の活動を見ると、WBBやsitcomLabなど、自分自身が中心となって企画を動かす仕事が増えています。俳優として出演するだけでなく、演出や脚本、プロデュースにも関わる現在の仕事ぶりは、独自の演劇活動を発展させてきた歩みを示しています。
退所は芸能界引退を意味しなかった退所発表にあった「新たな道」という表現は、その後の活動を見ると理解しやすくなります。
佐野は事務所を離れた後も舞台に出演し、弟とのWBBを継続。さらに自身の演劇企画を育て、脚本や演出を手掛けるようになりました。
つまり、2018年末の退所は俳優人生の終了ではありません。長年培ってきた演劇経験を生かし、活動の中心を自分で企画・制作する舞台へと移していった転換点と捉えるのが自然です。
【経歴・年表】最年長ジャニーズJr.と呼ばれた佐野瑞樹の本当の歩み
佐野瑞樹の名前を聞いて、まず「40代のジャニーズJr.」というイメージを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、その呼び名には少し複雑な経緯があります。
1991年にジャニーズ入り、1993年には舞台デビュー佐野瑞樹は1973年9月26日生まれ、静岡県出身です。
1991年にジャニーズ事務所に入り、1993年にはミュージカル『美少女戦士セーラームーン』で初舞台を経験しました。
その後、1995年ごろからジャニーズSr.として活動。光GENJI、SMAP、V6、KinKi Kidsなどのバックダンサーを務めた経歴も紹介されています。
同時期には俳優としての仕事も増えていきました。1995年のテレビ朝日系ドラマ『味いちもんめ』でドラマデビューを果たし、日本テレビ系『金田一少年の事件簿』シリーズにも出演しています。
「最年長ジャニーズJr.」という呼び名の真相佐野瑞樹を語るうえで欠かせないのが、最年長ジャニーズJr.という呼称です。
40歳を迎えた2013年ごろ、40代のジャニーズJr.として話題になり、年齢とJr.という肩書きの組み合わせが広く知られるようになりました。
ところが、2016年4月7日、主演舞台『懲悪バスターズ』の制作発表に出席した佐野本人が、この呼び名について説明しています。
「20代後半から役者としてやっていた。いつの間にか『Jr.』というのはなくなってたみたい」
本人によれば、ニュースで最年長Jr.として取り上げられた際には、自分自身がまだJr.なのかと驚いたとのことです。
つまり、40代までずっとジャニーズJr.として活動していたという理解は正確ではありません。実際には俳優として長く活動し、Jr.の肩書きがなくなった後も、以前のイメージが独り歩きしていたのです。
佐野瑞樹の主な経歴を年表で整理| 時期 | 出来事・作品 | 関係者・活動上の意味 |
|---|---|---|
| 1973年 | 9月26日生まれ | 静岡県出身 |
| 1991年 | ジャニーズ事務所に入所 | 芸能活動の出発点 |
| 1993年 | 『美少女戦士セーラームーン』で初舞台 | 舞台俳優としての経験を積む |
| 1995年 | 『味いちもんめ』でドラマデビュー | ジャニーズSr.としての活動も始まる |
| 1995年~1997年 | 『金田一少年の事件簿』シリーズなどに出演 | テレビドラマで俳優として活動 |
| 2011年 | WBBを結成 | 弟・佐野大樹との兄弟演劇ユニット |
| 2013年 | 舞台『川崎ガリバー』で初演出 | 演出家としてのキャリアをスタート |
| 2016年 | Jr.の肩書きについて本人が説明 | 最年長Jr.というイメージを訂正 |
| 2018年12月31日 | ジャニーズ事務所を退所 | 契約満了による退所 |
| 2026年 | WBB、sitcomLabなどで舞台活動 | 脚本・演出・出演・プロデュースを継続 |
この年表から分かるのは、佐野瑞樹のキャリアが、アイドル活動だけで説明できるものではないということです。
1990年代から俳優として舞台とテレビの両方で経験を重ね、2010年代には演出家としての活動を開始。ジャニーズ退所後もその延長線上で活動を続けています。
【兄弟ユニットWBB】弟・佐野大樹との関係と演劇活動の魅力
退所後の佐野瑞樹を理解するうえで、重要な存在が弟の佐野大樹です。
2人は2011年に兄弟プロデュースユニット「WBB」を結成しました。WBBはWATER BIG BROTHERSの略称として紹介されており、兄弟それぞれの演劇経験を生かした舞台制作を行っています。
兄・瑞樹と弟・大樹、それぞれの役割WBBは単に兄弟が一緒に舞台に立つためのユニットではありません。企画や制作を通じて、兄弟それぞれが培ってきた演劇のノウハウを持ち寄るプロジェクトです。
2016年のORICON NEWSの取材では、佐野瑞樹が弟との関係について、他の人と作品について話す場合には本心を言いにくいこともある一方、兄弟なら本音を言い合い、シビアに取り組めるという趣旨を語っています。
弟の佐野大樹も、兄であると同時に演劇業界の先輩として瑞樹を尊敬していると話しています。
この関係性は、長期的に舞台制作を続けるうえで大きな強みになっています。家族としての信頼関係と、演劇人同士の仕事上の緊張感を両立させているからです。
2026年6月のWBB vol.27『トラベルモード』2026年のWBBで注目された公演が、vol.27『トラベルモード』です。
2026年6月17日から28日まで、東京の赤坂RED/THEATERで上演されました。脚本は演劇ユニットpnish、演出は佐野瑞樹、プロデューサーは弟の佐野大樹が担当しています。
三銃士の世界を題材にしたコメディ作品で、佐野自身も公演に寄せたコメントで、華やかな衣装や偽の三銃士が登場するドタバタ劇への期待を語っていました。
この公演は、WBBが兄弟の共同制作を継続していることを示す具体的な実績です。
また、同公演では当初出演予定だった今牧輝琉が足の負傷により降板し、ジュシャール役を持田悠生が引き継ぐ変更も発表されました。公演自体は予定どおり6月に行われています。
WBBが佐野瑞樹のキャリアに与えた意味WBBの存在は、佐野瑞樹のキャリアを考えるうえで重要です。
事務所に所属して俳優として出演する立場から、自ら舞台の企画・制作に関わる立場へと活動範囲を広げるきっかけの一つになったからです。
演じる側の視点を持ちながら、演出や作品全体の構成にも関われることは、俳優としての経験を別の形で生かすことにつながります。
2018年の退所後もWBBが継続していることから、佐野の舞台活動は一時的な独立プロジェクトではなく、長期的な制作活動として根付いていることがうかがえます。
【演出家としての転身】sitcomLabと佐野瑞樹の舞台づくり
佐野瑞樹の現在を語るとき、WBBと並んで注目したいのが、自身が主宰する演劇プロジェクト「sitcomLab」です。
2013年から始まった演出家としてのキャリア佐野が初めて舞台演出を担当したのは2013年の『川崎ガリバー』です。
俳優として舞台に立ってきた経験を土台に、作品の構成や演技の見せ方を考える演出家へと活動領域を広げていきました。その後も脚本や演出を担当する作品を増やしています。
特に得意としているのが、ワンシチュエーションコメディです。一つの場所を舞台に、登場人物の勘違いやすれ違いが重なり、状況が次第に混乱していくタイプの喜劇です。
観客に情報を伝える順番、登場人物の動き、会話のテンポなどが作品の面白さを左右します。俳優として長年培った現場感覚を、脚本と演出の両方に生かせるジャンルといえます。
sitcomLabの2026年公演2026年のsitcomLabは、複数の作品を継続的に上演する活動が目立ちました。
- 第10弾:『幻のイントルーダー』『ハッピーハードラック』。2026年2月4日~15日、恵比寿・エコー劇場で上演。
- 第11弾:『おしとおせ!限界ノンカノン』。2026年8月27日~31日、吉祥寺シアターで上演。
- 第12弾:『かげきなデイリープレイス』『ご町内デュエル』。2026年11月26日~12月6日、シアター・アルファ東京で上演予定。
2026年1月のカンフェティのインタビューでは、佐野自身がsitcomLabの活動について、55歳の誕生日まで続ける5年計画と、3,000人の動員目標を掲げていると説明しています。
また、同インタビューでは、舞台セットの制作費が高騰していることを踏まえ、2作品を連続上演する形式を採用した背景も明かしています。
これは作品の内容だけでなく、舞台制作を継続するための経営的な工夫にも目を向けていることを示しています。
佐野瑞樹の演出スタイルと評価のポイントsitcomLabの作品では、登場人物同士の誤解や勘違いが何重にも重なっていく構成が特徴です。
2024年のカンフェティのインタビューでは、佐野自身が、ワンシチュエーションコメディを15本以上手掛けていることや、勘違い・すれ違いが5重、6重になっていく作品の構成について説明しています。
2026年のインタビューでも、キャスティングで重視する条件として、芝居の実力と人間性を挙げ、さらに華やかさを加えたと語っています。
こうした発言からは、単に自分の書いた脚本を上演するだけでなく、出演者の個性や演技力を考慮しながら作品を組み立てている姿勢が読み取れます。
ジャニーズ時代に舞台経験を積み、長年俳優として活動してきた佐野だからこそ、演じる側と作る側の両方の視点を持てることが強みになっているのでしょう。
【別人に注意】フジテレビアナウンサーの佐野瑞樹との違い
佐野瑞樹を検索すると、フジテレビのアナウンサーに関する情報が表示されることがあります。
実は、フジテレビにも同姓同名の佐野瑞樹というアナウンサーが在籍しており、俳優の佐野瑞樹とは別人です。
2人のプロフィールを比較混同しやすいポイントを整理すると、次のようになります。
- 俳優の佐野瑞樹:1973年9月26日生まれ。舞台・ドラマを中心に活動する俳優で、WBBやsitcomLabを主宰。
- フジテレビの佐野瑞樹アナウンサー:1971年12月9日生まれ。1994年にフジテレビへ入社したテレビ局のアナウンサー。
フジテレビの公式アナウンサープロフィールでは、アナウンサーの佐野瑞樹について、早稲田大学人間科学部出身であることなどが紹介されています。
一方、俳優の佐野瑞樹は舞台演劇を中心に活動しており、弟の佐野大樹との演劇ユニットWBBなどが主な活動基盤です。
同じ名前で、どちらも静岡県出身という共通点があるため、検索結果やプロフィール情報が混ざりやすくなっています。
検索する際は「俳優」「WBB」「舞台演出」などの言葉を組み合わせると、目的の人物に関する情報を見つけやすくなります。
【よくある質問】佐野瑞樹の現在・ジャニーズ退所に関するFAQ
Q1:佐野瑞樹は2026年現在も芸能活動を続けていますか?
A1:はい。俳優・脚本家・演出家・プロデューサーとして活動を続けています。2026年にはWBB vol.27『トラベルモード』やsitcomLabの公演、『実写版 天体戦士サンレッドショー』などに携わっています。
Q2:佐野瑞樹がジャニーズを退所した理由は何ですか?
A2:公式発表では、2018年12月31日付で契約満了により退所したとされています。契約更新をしなかった具体的な理由や本人の詳しい決断の背景については、公表されていません。
Q3:佐野瑞樹は本当に最年長ジャニーズJr.だったのですか?
A3:40代のジャニーズJr.として話題になったことは事実です。ただし、本人は2016年の取材で、20代後半から俳優として活動しており、そのころにはJr.の肩書きがなくなっていたと説明しています。
Q4:佐野瑞樹と佐野大樹はどのような関係ですか?
A4:実の兄弟です。2011年に兄弟プロデュースユニットWBBを結成し、舞台の企画・制作を続けています。
Q5:佐野瑞樹は現在、舞台に出演するだけでなく演出もしていますか?
A5:はい。2013年の『川崎ガリバー』で初演出を担当して以降、脚本や演出にも携わっています。2026年の『実写版 天体戦士サンレッドショー』でも脚本・演出を担当しています。
佐野瑞樹は、2018年12月31日に契約満了でジャニーズ事務所を退所しました。しかし、その後も芸能活動を続け、現在は舞台演劇を中心に俳優・演出家・脚本家・プロデューサーとして活動しています。
「最年長ジャニーズJr.」という呼び名は印象的ですが、本人が2016年に説明したとおり、実際には20代後半からJr.の肩書きがなくなっていたという経緯があります。
また、弟の佐野大樹とのWBBは2011年の結成から続いており、2026年6月にはvol.27『トラベルモード』を上演。自身が主宰するsitcomLabでも、脚本・演出・出演を通じて新作を生み出しています。
【プロの結論】佐野瑞樹の現在を理解する3つのポイント- 退所理由と現在の活動を分けて考える:退所の公式理由は契約満了。退所後の舞台活動は、その後に本人が積み重ねてきた実績です。
- Jr.時代の肩書きだけで評価しない:1990年代から俳優として舞台・ドラマに出演し、2013年以降は演出家としても実績を重ねています。
- 2026年は演劇プロデュースの成果に注目:WBBとsitcomLabという異なる活動の場を持ち、俳優としてだけでなく作品を生み出す側でも活躍しています。
佐野瑞樹のキャリアは、ジャニーズ退所によって終わったわけではありません。むしろ、長年の俳優経験を土台に、自ら舞台を企画し、演出し、次の作品を生み出す新しい段階へと進んでいます。
2026年11月以降もsitcomLabの新作公演が控えており、今後は俳優としての出演だけでなく、演出家・プロデューサーとしてどのような作品を世に送り出すのかにも注目が集まります。
かつての「最年長ジャニーズJr.」という話題性を超え、現在は独自の演劇活動を築いている人物。それが、2026年の佐野瑞樹です。
主な事実確認資料: ORICON NEWS、日刊スポーツ、カンフェティ、東京ドーム公式発表、フジテレビ公式プロフィール、舞台公演情報。