今回の調査結果で注目したいのは、安住紳一郎の得票数が2位以下を大きく引き離していることだ。
ランキングの全順位は次のとおり。ランキングー!が2026年10月28日に公開し、Yahoo!ニュースでも10月29日に配信された調査結果に基づいている。
調査日:2026年10月22日/有効回答者数:2,255人
| 順位 | アナウンサー | 所属・立場 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 安住紳一郎 | TBSテレビ | 333票 |
| 2位 | 羽鳥慎一 | フリー | 162票 |
| 3位 | 桝太一 | フリー | 158票 |
| 4位 | 石井亮次 | フリー | 91票 |
| 5位 | 南波雅俊 | TBSテレビ | 74票 |
| 6位 | 辻岡義堂 | 日本テレビ | 72票 |
| 6位 | 藤井貴彦 | フリー | 72票 |
| 8位 | 古舘伊知郎 | フリー | 71票 |
| 9位 | 榎並大二郎 | フジテレビ | 68票 |
| 10位 | 生田竜聖 | フジテレビ | 61票 |
出典:ランキングー!「好きな男性アナウンサーランキング2026年10月版」。6位は同率のため、10の順位に11人がランクイン。
1位・安住紳一郎:333票
TBSテレビアナウンサー
- 落ち着いた声と聞き取りやすい話し方
- 知性とユーモアを兼ね備えたトーク
- 報道からバラエティーまで対応する進行力
安住紳一郎の強みは、ニュースを伝える際の正確さと、視聴者を楽しませる会話力を両立していることだ。
TBSの人気番組「ぴったんこカン・カン」や「輝く!日本レコード大賞」などで司会を務め、幅広い世代に顔と名前を知られる存在になった。
今回のアンケートでも、支持理由として次のようなコメントが掲載されている。
アナウンスが上手い。
くすっと笑える毒舌がいい。
単に声が聞き取りやすいだけではなく、場面に応じて言葉の温度を変えられる点が評価されている。
2位・羽鳥慎一:162票
フリーアナウンサー
- 爽やかな笑顔と穏やかな語り口
- ニュースとバラエティーの両方に強い
- 場面に応じた切り返しと進行力
羽鳥慎一は、日本テレビ時代の「ズームイン!!SUPER」で全国的な知名度を獲得した。
2011年3月末に日本テレビを退社し、同年4月からフリーアナウンサーに転身。その後もテレビ朝日系の情報番組で存在感を発揮してきた。
現在の代表的な仕事は「羽鳥慎一モーニングショー」の総合司会だ。2015年10月から番組の顔を務めており、ニュースや社会問題を扱う際の安定感が評価されている。
また、「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!」でも進行役として親しまれている。
今回の調査では、明るいキャラクターや場面ごとの切り返しの上手さが支持理由に挙げられた。
テレビ朝日の番組公式プロフィールでも、2011年のフリー転身と2015年からの総合司会就任が確認できる。
3位・桝太一:158票
フリーアナウンサー・同志社大学助教
- 知的で誠実な印象
- 丁寧で分かりやすい説明
- 科学研究とメディア活動の両立
桝太一は、元日本テレビアナウンサーとして知られる存在だ。
日本テレビ時代には「ZIP!」の初代総合司会を務め、2011年から2021年まで朝の番組の顔として活躍した。
2022年3月に日本テレビを退社した後は、同志社大学ハリス理化学研究所の助教として科学コミュニケーションの研究に取り組んでいる。
注目すべきなのは、アナウンサーとしての経験を生かしながら、研究者としても活動している点だ。
現在も「真相報道 バンキシャ!」の総合司会を担当しており、テレビ出演を完全に離れたわけではない。
今回のアンケートでは、知識の豊富さだけでなく、控えめで柔らかな物腰や誠実さも評価された。
ソニー・ミュージックアーティスツの公式プロフィールでも、同志社大学での研究活動や2026年の日本テレビ関連の仕事が紹介されている。
4位以下にも注目!ベテランから個性派までランクイン4位には91票で石井亮次が入った。「ゴゴスマ」などで見せる親しみやすい進行と、明るい関西弁のトークが持ち味だ。
5位の南波雅俊は、TBSの男性アナウンサーとして存在感を高めている。特にB'zのものまねを披露する際の意外な一面や、軽快な話しぶりが評価された。
6位の辻岡義堂と藤井貴彦は、異なるタイプの魅力で同率に並んだ。辻岡はスポーツ実況の熱量、藤井は視聴者に寄り添う丁寧な言葉選びが支持されている。
8位の古舘伊知郎は、独特の実況スタイルと豊富な語彙が特徴。9位の榎並大二郎、10位の生田竜聖は、爽やかさや真面目な印象が評価されている。
【人気の理由を検証】安住紳一郎・羽鳥慎一・桝太一は何が違う?
上位3人は、同じ男性アナウンサーでもキャリアや視聴者との接点が大きく異なる。
それぞれの魅力を掘り下げると、現在の男性アナウンサー人気を理解する手掛かりが見えてくる。
安住紳一郎が圧倒的な支持を集める理由安住の魅力は、ニュースキャスターとしての信頼感と、バラエティー司会者としての親近感を同時に成立させている点にある。
TBSの公式プロフィールによると、1973年8月3日生まれ。北海道帯広市出身で、明治大学文学部を卒業後、TBSに入社した。
2026年11月時点の主な担当番組は次のとおり。
- 「THE TIME,」月曜から木曜のメインキャスター
- 「情報7daysニュースキャスター」
- TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」
特に注目したいのは、テレビとラジオで異なる魅力を発揮していることだ。
テレビでは情報を整理して伝える能力が求められる一方、ラジオでは話題を広げ、リスナーとの距離を縮める会話力が重要になる。
「安住紳一郎の日曜天国」では、テレビとは違う軽妙なトークが楽しめる。複数のメディアで異なる顔を見せられることが、長期的な人気につながっている。
TBSの公式アナウンサー名鑑にも、現在の担当番組とこれまでの出演実績が掲載されている。
羽鳥慎一の現在の活動とフリー転身後の強み羽鳥慎一の強みは、特定ジャンルに偏らない司会能力だ。
ニュースや社会問題を扱う情報番組では、視聴者が知りたい情報を整理する役割を担う。一方、バラエティーでは出演者の個性を引き出し、番組のテンポを整える役割を果たしている。
2026年も「羽鳥慎一モーニングショー」の司会を継続しており、朝の情報番組を代表する存在の一人だ。
2026年10月19日には、同番組に生出演し、共演者の休暇予定について触れるなど、日々の放送でも番組を円滑に進行している。
フリー転身後も、長期間にわたり同じ番組の中心を担えることは、視聴者からの信頼と番組制作側からの評価の両方を示す材料になる。
桝太一の評判が高い理由は知性と探究心桝太一の特徴は、アナウンサーという仕事を研究活動につなげたことだ。
東京大学農学部を卒業し、大学院で研究した後、2006年に日本テレビへ入社。テレビの現場で科学情報を伝えてきた経験を、科学コミュニケーションの研究へと発展させた。
同志社大学ハリス理化学研究所では、マスメディアを通じた科学情報の伝達方法や課題を研究している。
同研究所の発表では、桝が関わる科学コミュニケーション研究の成果が海外の学術誌「Journal of Science Communication」に掲載されたことも紹介されている。
これは単なる肩書きの変化ではない。
科学の専門知識を持つ研究者と、一般視聴者をつなぐ伝え手としての役割を模索している点に特徴がある。
桝の評判を考えるうえでは、爽やかな外見や知的な印象だけでなく、こうした活動の中身にも注目したい。
【経歴・所属を比較】局アナとフリーアナウンサーの違い
今回のランキングでは、局アナとフリーアナウンサーの両方が上位に入った。
この違いを理解すると、なぜ安住紳一郎が1位でありながら、羽鳥慎一や桝太一も高い人気を維持しているのかが分かりやすくなる。
主要3人の経歴と現在の活動| 項目 | 安住紳一郎 | 羽鳥慎一 | 桝太一 |
|---|---|---|---|
| 生年月日 | 1973年8月3日 | 1971年3月24日 | 1981年9月4日 |
| 出身局 | TBS | 日本テレビ | 日本テレビ |
| 入社年 | 1997年 | 1994年 | 2006年 |
| 独立・転身 | 局アナ継続 | 2011年 | 2022年 |
| 現在の立場 | TBSアナウンサー | フリー | フリー・大学助教 |
| 代表的な番組 | THE TIME, | 羽鳥慎一モーニングショー | 真相報道 バンキシャ! |
| 人気の特徴 | 安定感とユーモア | 進行力と親しみやすさ | 知性と誠実さ |
| 2026年順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
経歴・担当番組は各局、所属事務所、大学などのプロフィールおよび2026年10月のランキング掲載情報を参照。
局アナのメリットと人気の背景局アナはテレビ局に所属する会社員であり、報道、情報番組、スポーツ実況、バラエティーなど、局内のさまざまな仕事を経験する機会がある。
局の看板番組を長期間担当することで、視聴者に顔と名前を覚えてもらいやすい。
安住紳一郎がその代表例だ。
長年にわたるTBSでの出演経験によって、ニュースから娯楽番組まで幅広い視聴者との接点を持っている。
南波雅俊もTBSの男性アナウンサーとして5位にランクインしており、局内で個性を発揮するアナウンサーが支持されている。
フリーアナウンサーのメリットと人気の背景フリーアナウンサーは、特定のテレビ局の社員ではなく、事務所や個人を通じて番組出演や仕事を受ける立場だ。
局の垣根を越えて活動しやすく、複数の放送局やジャンルに出演できることが特徴となる。
羽鳥慎一は朝の情報番組とバラエティーを両立する代表的な存在だ。
桝太一はさらに特徴的で、大学での研究とテレビ出演を組み合わせている。
ただし、フリーになれば必ず仕事の幅が広がるわけではない。番組出演の機会や契約条件は、本人の実績や需要、所属事務所などにも左右される。
人気を決めるのは所属形態そのものではなく、視聴者に提供できる価値だ。
【歴代ランキングと比較】男性アナウンサーの人気はどう変わった?
2026年10月の順位をより深く理解するには、過去の調査との比較も欠かせない。
ランキングー!が公開した2025年6月版では、4,382人を対象としたCMサイトの調査で、次の結果になっていた。
| 順位 | 2025年6月 | 2026年10月 |
|---|---|---|
| 1位 | 安住紳一郎 | 安住紳一郎 |
| 2位 | 桝太一 | 羽鳥慎一 |
| 3位 | 羽鳥慎一 | 桝太一 |
| 4位 | 藤井貴彦 | 石井亮次 |
| 5位 | 古舘伊知郎 | 南波雅俊 |
2025年6月の調査では安住が698票、桝が316票、羽鳥が303票だった。
2026年10月の調査では、安住が333票、羽鳥が162票、桝が158票となっている。
ここで注目したいのは、安住紳一郎が両調査で1位を維持していることだ。
一方、羽鳥と桝は2位と3位が入れ替わった。
なお、調査人数や実施時期が異なるため、698票から333票への変化を人気の低下と判断することはできない。比較できるのは、主に各調査内での順位だ。
男性アナウンサー人気の新しい傾向2026年の結果から読み取れる特徴は、大きく3つある。
1. 報道と娯楽の両立が強い
安住と羽鳥は、報道・情報番組だけでなく、バラエティーでも活躍している。
専門的な内容を分かりやすく伝える力と、視聴者を楽しませる力の両方が支持されている。
2. 個性が明確なアナウンサーが上位に入る
南波のものまね、古舘の実況、藤井の丁寧な言葉選びなど、アナウンサーごとに異なる持ち味が評価されている。
単純に知名度や出演本数だけで決まるランキングではないことが分かる。
3. キャリアの選択肢が広がっている
桝太一のように研究活動を取り入れた働き方もあれば、羽鳥慎一のようにフリーとして長期間テレビの中心を担う道もある。
アナウンサーのキャリアは、局に残るか独立するかという二択だけではなくなっている。
【調査方法を検証】CMサイトの2,255人アンケートは何を示している?
今回のランキングは、株式会社CMサイトが実施したインターネットリサーチをランキングー!が集計したものだ。
調査の基本情報は次のとおり。
- 調査日:2026年10月22日
- 公開日:2026年10月28日
- Yahoo!ニュース配信日:2026年10月29日
- 有効回答者数:2,255人
- 対象:10~50代の男女
- 性別回答しない人も対象に含む
- 調査方法:インターネットリサーチ
この調査で重要なのは、対象者が10代から50代までの幅広い年代に設定されていることだ。
一方、公開されたランキングには、年代別・性別の詳細な得票内訳や回答者の地域別構成までは掲載されていない。
そのため、今回の順位を日本全国の全世代における人気の絶対的な順位と捉えるのは適切ではない。
また、アナウンス技術を専門家が審査したランキングでもない。
あくまで、対象となった回答者が「好き」と感じる男性アナウンサーを集計した好感度・人気調査である。
人気ランキングと実力ランキングは同じではないここは間違えやすいポイントだ。
アナウンサーの実力には、発声、滑舌、情報整理、取材力、実況能力、緊急時の対応力など、さまざまな評価軸がある。
一方、好きなアナウンサーランキングでは、視聴者が日常的に接する印象が大きな意味を持つ。
例えば、報道番組を重視する人と、朝の情報番組やバラエティーをよく見る人では、支持するアナウンサーが違っても不思議ではない。
ランキングを見る際は、次の3点を押さえておきたい。
- 人気を知りたい人: 得票数と順位を確認する。
- アナウンサーとしての実力を知りたい人: 担当番組、実況、報道経験、専門性を見る。
- 今後の活躍を知りたい人: 現在の所属や新しい活動領域を確認する。
今回の調査で最も印象的なのは、安住紳一郎が333票を獲得して1位になったことだけではない。
上位3人が、それぞれ異なるキャリアと個性を持っていることだ。
安住は局アナとして長年培った技術と親しみやすさ、羽鳥はフリーとして築いた安定した進行力、桝は研究活動と放送経験を組み合わせた知的な専門性が特徴となっている。
この3人に共通しているのは、単に原稿を読むだけではなく、視聴者が情報を理解するための橋渡し役になっていることだ。
今後の男性アナウンサー人気を考えるうえでも、所属局や肩書きだけで判断するのではなく、どんな情報を、どのような言葉で、どれだけ信頼できる形で届けているのかを見ることが重要になる。
【好きな男性アナウンサーランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月の好きな男性アナウンサーランキング1位は誰ですか?
安住紳一郎です。TBSテレビ所属で333票を獲得し、2位の羽鳥慎一(162票)を大きく引き離しました。
Q2:男性アナウンサーランキングの2位と3位は誰ですか?
2位は羽鳥慎一で162票、3位は桝太一で158票です。両者の得票差はわずか4票でした。
Q3:安住紳一郎が人気の理由は何ですか?
聞き取りやすい声、落ち着いた話し方、正確なアナウンス技術に加え、ユーモアのあるトークが評価されています。「THE TIME,」や「情報7daysニュースキャスター」、「安住紳一郎の日曜天国」など幅広い番組で活躍しています。
Q4:羽鳥慎一は現在もアナウンサーとして活動していますか?
はい。フリーアナウンサーとして活動を続けています。2026年もテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」の総合司会を担当しています。
Q5:桝太一は日本テレビを退社した後、何をしていますか?
2022年3月に日本テレビを退社し、同志社大学ハリス理化学研究所の助教として科学コミュニケーションの研究に携わっています。「真相報道 バンキシャ!」の総合司会も継続しています。
Q6:局アナとフリーアナウンサーでは、どちらが人気ですか?
今回のTOP10では、局アナとフリーアナウンサーの両方が上位に入っています。1位の安住は局アナ、2位の羽鳥と3位の桝はフリーです。所属形態だけで人気が決まるわけではありません。
Q7:今回の男性アナウンサーランキングは何人を対象に調査しましたか?
CMサイトが2026年10月22日に実施したインターネット調査で、有効回答者数は2,255人です。対象は10~50代の男女で、性別を回答しない人も含まれています。
2026年10月版の好きな男性アナウンサーランキングでは、安住紳一郎が333票で1位を獲得した。
2位は羽鳥慎一の162票、3位は桝太一の158票。上位3人は、それぞれ異なる魅力とキャリアを持っている。
今回の結果を振り返ると、次の特徴が浮かび上がる。
- 安住紳一郎は局アナとしての実績と話術で圧倒的な支持を獲得。
- 羽鳥慎一はフリー転身後も朝の情報番組で安定した存在感を発揮。
- 桝太一は研究者としての専門性とアナウンサー経験を両立。
- 南波雅俊や藤井貴彦など、個性の異なるアナウンサーも上位にランクイン。
男性アナウンサーの人気は、知名度や外見だけで決まるものではない。視聴者に安心感を与える伝達力、番組を盛り上げる個性、専門分野への探究心などが複合的に評価されている。
今後は局アナとして経験を積む道だけでなく、独立、研究、専門分野への進出など、活躍の形もさらに多様化していくはずだ。
2026年のランキングは、アナウンサーという仕事の魅力と、視聴者が求める「伝える人」の姿を映し出す結果となった。