嵐が札幌ドームで積み重ねたライブの歴史は、2008年の「Dream-A-live」から始まった。北海道文化放送(UHB)の2025年5月の報道では、札幌ドームでの嵐のライブ回数は13回で、出演アーティストの中でも最多と紹介されている。
ここでいう13回は、複数日間のコンサートをまとめた開催単位で整理した数字だ。1日ごとの公演数とは異なる。特に2019年は、5月と11月に同じ「5×20」の追加公演が組まれたため、2つの開催期間として数えられる。
嵐の札幌ドーム歴代ライブ一覧| 回 | 開催時期 | ツアー名・内容 |
|---|---|---|
| 1 | 2008年7月5日・6日 | ARASHI Marks 2008 Dream-A-live |
| 2 | 2009年11月14日・15日 | ARASHI Anniversary Tour 5×10 |
| 3 | 2010年11月13日・14日 | ARASHI 10-11 TOUR Scene |
| 4 | 2011年7月30日・31日 | ARASHI LIVE TOUR Beautiful World |
| 5 | 2012年11月30日~12月2日 | ARASHI LIVE TOUR Popcorn |
| 6 | 2013年11月15日~17日 | ARASHI LIVE TOUR 2013 LOVE |
| 7 | 2014年11月14日~16日 | ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN |
| 8 | 2015年11月13日~15日 | ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism |
| 9 | 2016年11月11日~13日 | ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy? |
| 10 | 2017年11月17日~19日 | ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 untitled |
| 11 | 2018年11月16日~18日 | ARASHI Anniversary Tour 5×20 |
| 12 | 2019年5月17日~19日 | ARASHI Anniversary Tour 5×20 and more |
| 13 | 2019年11月14日~16日 | ARASHI Anniversary Tour 5×20 and more |
出典:札幌ドーム公演に関する報道、過去の公演日程記録、ライブ情報アーカイブを照合して整理。
2008年:初の5大ドームツアーから始まった札幌との縁2008年7月5日・6日の「Dream-A-live」は、嵐が全国5大ドームを巡ったツアーの札幌公演だった。
当時の札幌ドームは、北海道の大規模コンサートを支える主要会場の一つ。道内だけでなく、東北や関東などからも観客を迎えられる立地と規模を備えていた。
その後、2009年のデビュー10周年ツアー「5×10」、2010年の「Scene」、2011年の「Beautiful World」と、札幌公演は継続して組まれた。
2012年~2017年:札幌の11月を彩る恒例ライブへ2012年の「Popcorn」から、札幌公演は3日間の開催が定着していく。
2013年の「LOVE」、2014年の「THE DIGITALIAN」、2015年の「Japonism」と、ツアーごとに異なるテーマや演出を携えて嵐が札幌に戻ってきた。
特に2015年の公演では、北海道新聞の報道を引用した当時の記事に、16万人以上の来場が見込まれ、ホテルや交通機関が大規模な対応を行った様子が記録されている。
地下鉄の臨時増便、タクシーの増車、飲食店によるファン向けサービスなど、ライブは札幌市内の幅広い業種に影響を及ぼしていた。
2016年には「Are You Happy?」、2017年には「untitled」が開催された。
この頃には、札幌公演そのものが北海道のファンにとって年間の大きな楽しみとなり、ライブに合わせて旅行や宿泊を計画するスタイルも広く定着していた。
2018年~2019年:20周年ツアーで迎えた大きな節目2018年から2019年にかけて開催された「ARASHI Anniversary Tour 5×20」は、嵐のデビュー20周年を記念した大規模ツアーだった。
2018年11月に札幌公演が行われ、2019年には追加公演「and more」として5月と11月にも札幌ドームが会場に選ばれた。
2019年5月17日~19日、そして11月14日~16日。1年間に2度、札幌で3日間の公演が実現したことは、歴代の開催記録の中でも特筆すべき出来事だ。
北海道内にはライブ以外の思い出の場所も残されている。UHBの報道では、2019年に嵐のメンバーが訪れたさっぽろ羊ヶ丘展望台の八重桜が「嵐の桜」と呼ばれるようになった経緯も紹介された。メンバーが訪れた5月17日は「嵐記念日」としてファンに知られている。
このように、札幌と嵐の関係は、コンサートの開催回数だけでは測れない。ライブのたびに北海道を訪れたファンの記憶や、地域に残った思い出も含めて、一つの文化的なつながりを形成してきた。
【2026年最新】We are ARASHIの札幌公演は3月13日・14日・15日に開催
2026年の札幌公演は、嵐にとって特別な意味を持つステージとなった。
ツアー名は「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」。約4年半の活動休止期間を経て再始動した嵐が、ファンに直接感謝を伝えるために実施した、グループ活動終了前の最後の全国ツアーである。
STARTO ENTERTAINMENTの公式公演情報では、北海道公演がツアーの最初の開催地に設定されていた。
札幌公演の開催日時と開演時間| 公演日 | 曜日 | 開演時間 | 開場予定時間 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月13日 | 金曜日 | 18:00 | 16:00 |
| 2026年3月14日 | 土曜日 | 18:00 | 16:00 |
| 2026年3月15日 | 日曜日 | 16:00 | 14:00 |
会場:大和ハウス プレミストドーム(旧札幌ドーム)
3月13日がツアー初日となり、14日、15日と3日間にわたって開催された。
特に注目されたのは、札幌が全国ツアーのスタート地点に選ばれたことだ。
2026年のツアーは、北海道から東京、愛知、福岡、大阪へと巡る5大ドームツアーとして発表された。全15公演で、最終公演は5月31日の東京ドームに設定されていた。
なぜ最後のツアーは札幌から始まったのか札幌公演が初日に選ばれた理由について、公式発表で具体的な選定経緯は説明されていない。
ただし、過去の開催実績を振り返ると、札幌は嵐にとって長年にわたって定期的にライブを行ってきた重要な地域だった。
2008年から2019年までの13開催単位という実績に加え、北海道内外から多くのファンが訪れ、札幌の交通や宿泊、観光にも大きな影響を与えてきた。
2026年のツアーを札幌から始めたことは、こうした長い歴史を持つ地域で最後のツアーをスタートさせるという意味でも、印象深い構成となった。
また、過去の札幌公演は11月開催が中心だったのに対し、2026年は3月開催。季節が変わっても、札幌が嵐のツアーにおける重要な会場であり続けたことが分かる。
札幌公演は嵐の活動最後のライブだったのかここは混同しやすいポイントだ。
札幌公演は嵐にとって最後の札幌公演となる位置づけだが、ツアー全体の最終公演ではない。
2026年5月31日に東京ドームでツアーファイナルが開催され、嵐のグループ活動はこのツアーをもって終了した。
したがって、札幌公演は「最後の札幌ドーム公演」であり、同時に「最後の全国ツアーの幕開け」という二つの意味を持つ。
【セットリスト】2026年札幌公演で披露された33曲
2026年の「We are ARASHI」札幌公演では、嵐の代表曲やファンに親しまれてきた楽曲を含むセットリストが披露された。
複数の公演参加者によるセットリスト記録では、札幌3日間は基本的に同じ曲順だったとされている。
以下は、公開されている参加者報告を照合した33曲の一覧だ。公式が公表した確定版の曲目表ではないため、表記や曲順の細部についてはライブ記録との区別が必要となる。
We are ARASHI 札幌公演セットリスト前半:嵐の代表曲で始まるステージ
1. Love Rainbow
2. 言葉より大切なもの
3. Lucky Man
4. Troublemaker
5. Believe
6. Whenever You Call
7. カイト
8. One Love
9. Yes? No?
10. 僕が僕のすべて
11. サヨナラのあとで
中盤:多彩な楽曲とライブならではの構成
12. つなぐ
13. P・A・R・A・D・O・X
14. CARNIVAL NIGHT part2
15. エナジーソング~絶好調超!!!!~
16. スケッチ
17. Oh Yeah!
18. ハダシの未来
19. 果てない空
20. a Day in Our Life
後半:長年の人気曲が並ぶクライマックス
21. GUTS!
22. Monster
23. truth
24. 迷宮ラブソング
25. ワイルド アット ハート
26. Step and Go
27. Love so sweet
28. PIKANCHI DOUBLE
29. マイガール
30. A・RA・SHI
31. 感謝カンゲキ雨嵐
32. Happiness
33. Five
注目したいのは、幅広い年代の楽曲が組み込まれている点だ。
「A・RA・SHI」「Love so sweet」「Happiness」など、嵐の代表曲として広く知られる楽曲に加え、「Yes? No?」「スケッチ」など、長年応援してきたファンにとって思い入れの深い曲も並ぶ。
また、最後に配置された「Five」は、2026年のツアーを象徴する楽曲として注目された。
新旧の楽曲を通して、嵐の活動の歩みを振り返る構成になっている点が、このツアーの大きな特徴だ。
なお、2026年11月3日に発売されたライブ映像作品は、5月31日の東京ドーム最終公演を収録したもの。札幌公演そのものの映像と混同しないようにしたい。
【会場名の変更】札幌ドームは大和ハウス プレミストドームへ
2026年の嵐の札幌公演を調べる際に、注意したいのが会場名だ。
長年「札幌ドーム」と呼ばれてきた施設は、2024年8月1日から「大和ハウス プレミストドーム」という愛称に変更された。
変更の経緯と契約期間2024年7月19日、大和ハウス工業と株式会社札幌ドームがネーミングライツ契約を締結した。
新しい愛称の使用開始日は2024年8月1日。契約期間は2028年7月31日までの4年間となっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧愛称 | 札幌ドーム |
| 新愛称 | 大和ハウス プレミストドーム |
| 略称 | プレミストドーム |
| 契約締結日 | 2024年7月19日 |
| 使用開始日 | 2024年8月1日 |
| 契約終了予定日 | 2028年7月31日 |
| 所在地 | 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 |
「プレミスト」は、大和ハウス工業が2007年から展開している分譲マンションブランドの名称だ。
同社の発表によると、施設を設計した建築家・原広司氏の「札幌ドームの主役は観客である!」という考え方と、プレミストが掲げる人を主役とする空間づくりの理念が、命名の背景にあった。
つまり、施設そのものが移転したわけでも、別の競技場に生まれ変わったわけでもない。ネーミングライツによって愛称が変わったのである。
そのため、過去のライブ映像や公演記録では「札幌ドーム」、2026年の公演情報では「大和ハウス プレミストドーム」と表記されている。
両者は同じ施設を指している。
【アクセスガイド】福住駅から札幌ドームまでの行き方
嵐の札幌公演で利用された大和ハウス プレミストドームは、札幌市豊平区羊ケ丘に位置する。
最寄り駅は札幌市営地下鉄東豊線の福住駅だ。
地下鉄でのアクセス- 利用路線:札幌市営地下鉄東豊線
- 最寄り駅:福住駅
- 最寄り出口:3番出口
- 徒歩時間:約10分
- 札幌駅からの所要時間:約23分(地下鉄約13分+徒歩約10分)
札幌駅から向かう場合は、地下鉄東豊線の福住方面行きに乗車する。終点の福住駅で降り、3番出口からドーム方面へ進めばよい。
公式アクセス案内でも、地下鉄東豊線と福住駅を利用するルートが主要な交通手段として紹介されている。
新千歳空港からのアクセス遠方から北海道を訪れる場合は、空港連絡バスも便利だ。
| 交通手段 | 目安 |
|---|---|
| 空港連絡バス | 約45分 |
| 地下鉄+JR | 福住駅から札幌駅を経由して空港へ |
| 地下鉄 | 福住駅からさっぽろ駅まで約13~15分 |
空港連絡バスは、便によってドーム周辺の「札幌ドーム」や「福住3条2丁目」などの停留所に停車する。
ただし、運行時間や停留所は路線によって異なるため、利用前の確認が必要だ。
2026年3月の公演当日に注意が必要だったこと2026年3月11日にドーム公式サイトが掲載した来場案内では、嵐の公演当日について次の注意事項が示されていた。
- ドーム内駐車場は営業休止。
- 往路のシャトルバス・臨時バスはなし。
- バイク・自転車駐輪場は冬期閉鎖。
- ドーム内のコインロッカーは利用不可。
- 入場ゲートは北ゲート・南ゲート。
- 終演後は混雑対策として規制退場を実施。
復路の臨時バスは用意されたものの、事前予約制で予定枚数終了に伴い受付が終了していた。
こうした運営上の条件からも、大規模公演では地下鉄を中心に移動計画を立てることが重要だったと分かる。
【グッズ情報と2026年11月最新】ライブ映像作品の発売状況と今後
2026年の「We are ARASHI」では、パンフレット、ジャンボうちわ、ペンライト、Tシャツなど、ツアーを記念する公式グッズが展開された。
公式のファミクラストアで案内された主な商品と価格は次のとおり。
2026年ツアーの公式グッズ一覧| 商品名 | 価格(税込) |
|---|---|
| パンフレット | 2,500円 |
| ジャンボうちわ | 各800円 |
| クリアファイル | 各600円 |
| ARASHIライト | 5,500円 |
| ショッピングバッグ | 3,200円 |
| Tシャツ | 4,500円 |
| バスタオル | 3,800円 |
| ポーチ | 2,800円 |
| PVCコースター | 1,000円 |
| フォンタブストラップ | 1,800円 |
| チェンジングマグカップ | 3,500円 |
| ライブフォトマスキングテープ | 1,200円 |
| We are ARASHI ロゴマグネット | 800円 |
| ミニうちわ | 400円 |
| ヘアクリップ | 900円 |
| 歴代ライブロゴマグネット | 各800円 |
歴代ライブロゴマグネットは全38種類が案内され、コンプリートセットは30,400円だった。
過去のツアーを思い出せる商品が含まれていた点も、最後のツアーならではの特徴といえる。
ただし、公式グッズのオンライン販売期間は2026年6月15日23時59分までで終了している。 2026年11月現在、当時の販売条件で新規購入できる期間ではない。
2026年11月3日発売「We are ARASHI」Blu-ray・DVDStorm Labels公式発表
- 通常盤Blu-ray:5,500円
- 通常盤DVD:5,500円
- ファンクラブ限定盤:各8,000円
2026年11月4日時点で、特に注目したい最新情報がライブ映像作品の発売だ。
Storm Labelsの公式発表によると、11月3日に「We are ARASHI」のBlu-ray・DVDが発売された。
通常盤はライブ本編を収録し、日本語字幕付き。ファンクラブ限定盤には、さらに「ARASHI Behind the scenes 2025-2026」や「ARASHI Movie&Commentary」などの特典映像が収録されている。
通常盤はファンクラブ会員以外も購入でき、ファミクラストアオンラインで2027年3月31日まで申し込みを受け付ける予定だ。ファンクラブ限定盤の申し込み期間は6月15日で終了している。
注意したいのは、今回の映像作品のライブ本編が2026年5月31日の東京ドーム公演であることだ。札幌公演だけを収録した作品ではない。
札幌公演の記憶を映像で振り返りたい場合は、収録内容を確認してから購入することが大切だ。
嵐の札幌ドームで今後の公演予定はある?2026年11月4日現在、嵐名義の新たな札幌公演や追加ライブ日程は公表されていない。
2026年5月31日の東京ドーム公演が「We are ARASHI」の最終公演であり、このツアーをもってグループ活動を終了することが事前に発表されていた。
今後、過去のライブ映像や音源、関連商品を通して札幌公演の記憶を振り返ることはできるが、新たな札幌ドーム公演が予定されているという情報はない。
【札幌ドームと嵐】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐は札幌ドームで何回ライブを開催しましたか?
A1:北海道文化放送の報道では、2008年から2019年までの札幌ドームでのライブ開催回数は13回と紹介されています。2019年には5月と11月の2回、開催期間が設けられました。なお、13回は開催単位であり、実際の公演日は複数日にわたります。
Q2:嵐の札幌ドーム最後のライブはいつですか?
A2:2026年3月13日・14日・15日に開催された「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」が、嵐の最後の札幌公演です。ツアー全体の最終公演は、同年5月31日の東京ドームでした。
Q3:札幌ドームは現在何という名前ですか?
A3:2024年8月1日から「大和ハウス プレミストドーム」という愛称が使用されています。旧札幌ドームと同じ施設で、2028年7月31日までのネーミングライツ契約が結ばれています。
Q4:2026年の嵐の札幌公演のセットリストは何曲でしたか?
A4:参加者による公演記録では33曲が確認されています。「Love Rainbow」「One Love」「A・RA・SHI」「Happiness」などの代表曲に加え、「Five」も披露されました。
Q5:2026年11月現在、嵐の札幌公演は予定されていますか?
A5:新たな札幌公演は発表されていません。2026年5月31日の東京ドーム公演で最後のツアーが終了しています。現在は11月3日発売のBlu-ray・DVDが、ツアーを振り返る新しい公式映像作品となっています。
2008年の「Dream-A-live」から2019年の「5×20」まで、嵐は札幌ドームで13回の開催単位にわたってライブを行ってきた。2019年には5月と11月の2度にわたって札幌公演を実現し、北海道との深いつながりを示した。
そして2026年3月13日から15日、会場名が大和ハウス プレミストドームに変わった後も、嵐は再び北海道のステージに立った。今回の公演は、単なる全国ツアーの一会場ではなく、グループ最後のツアーの出発点という特別な位置づけを持っていた。
【プロの結論】札幌公演を振り返る際に押さえたい3つの視点1. 13回という数字の意味を正しく理解する。 13回は開催単位であり、実際の公演日数とは異なる。特に2019年の2度の開催が歴史を理解する鍵になる。
2. 札幌ドームとプレミストドームを区別しない。 名称は変わったが同じ施設であり、過去と2026年の公演記録は一続きの歴史として捉えられる。
3. 札幌公演とツアーファイナルを混同しない。 北海道公演は最後の札幌ライブであり、活動終了前の最後の全国ツアーの初日を飾った。一方、ツアーの千秋楽は東京ドームだった。
2026年11月3日に発売されたライブ映像作品によって、最後のツアーは新たな形で記録に残された。札幌で重ねてきた歴代ライブの記憶とともに、2026年3月の3日間は、嵐と北海道のファンを結ぶ大切な節目として語り継がれていく。