2023年の紅白で16番を担当したのは、けん玉YouTuberコンビ「もしかめブラザーズ」のしゅんです。
2024年1月18日放送のTBS系『ラヴィット!』に、相方のDすけとともにサプライズ出演したことで、本人であることが広く知られるようになりました。番組では、白いパーカーに「16」のゼッケンを着けて登場。前年の紅白で何が起きたのかを自ら振り返りました。
しゅんのプロフィールと活動| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 活動名 | しゅん |
| 所属ユニット | もしかめブラザーズ |
| 相方 | Dすけ |
| 主な活動 | けん玉の動画投稿・パフォーマンス |
| 話題になった出演 | 第74回NHK紅白歌合戦 |
| テレビ出演 | 2024年1月18日『ラヴィット!』 |
| 紅白での担当 | 2023年16番、2024年8番 |
しゅんは、単に紅白で偶然けん玉を持った一般参加者というわけではありません。けん玉をテーマに活動する動画クリエイターで、2021年にも紅白の企画に参加した経験があったと報じられています。
一方、活動名以外の本名や詳細なプロフィール、家族構成などは、広く確認できる公的な情報としては公表されていません。ネット上には年齢や学歴、勤務先などを紹介する記事もありますが、本人の活動実績と未確認の個人情報は分けて受け止める必要があります。
『ラヴィット!』への出演は、失敗した人物を単に笑いものにするのではなく、本人をスタジオに迎えて当時の状況を語ってもらう企画でした。出演したしゅんは、失敗した瞬間について「頭が真っ白になりました」と振り返っています。日刊スポーツ、ORICON NEWS、RBB TODAYの2024年1月18日報道。
【2023年の真相】第74回紅白歌合戦で何が起きた?ギネス認定取り消しの理由
問題が起きたのは、2023年12月31日に放送された第74回NHK紅白歌合戦です。
三山ひろしが披露した楽曲は「どんこ坂~第7回 けん玉世界記録への道~」。前年の127人連続成功を上回る、128人連続成功を目指していました。
ところが、この挑戦では序盤から想定外の展開が続きます。
パンサー尾形貴弘が最初の挑戦で失敗最初の挑戦で、3人目を担当したのがパンサーの尾形貴弘でした。尾形はけん玉を成功させられず、序盤で失敗します。
ただし、番組には特別ルールがありました。最初の10人以内に失敗者が出た場合、1度だけ最初からやり直せるというものです。
このルールによって挑戦はリスタート。尾形も2度目の挑戦では成功し、次の挑戦者へとつながりました。
尾形は2024年5月、TOKYO MXの番組『5時に夢中!』でも当時を振り返っています。生放送の緊張感から、普段ならできる動作が分からなくなったと語り、けん玉を使ったパフォーマンスの難しさを明かしました。
16番のしゅんが玉を落とした瞬間再挑戦が始まった後、16番を担当したしゅんのところで再び問題が起きました。
本人が後日AERA dot.の取材で説明した内容によると、会場の雰囲気にのまれて平衡感覚が乱れ、玉をまっすぐ引き上げられなかったといいます。
玉は大皿の中央ではなく、皿の縁に当たって弾かれてしまいました。しゅんは落ちた玉を手で皿に戻し、正面を向いたものの、本人には失敗したという実感がありました。
しかし、周囲の参加者はその失敗に気づかず、三山ひろしまで挑戦が続行されました。
三山自身も最後の128人目としてけん玉を成功させ、参加者全員が喜びの声を上げます。現場ではギネス世界記録の公式判定員からも認定の判断が出されました。
約50分後に判定が覆った事態が変わったのは、三山の歌唱が終わってから約50分後のことです。
視聴者からも失敗を指摘する声が上がり、現場で映像の再確認が行われました。その結果、16番の成功が成立していなかったことが判明します。
番組司会を務めていたNHKアナウンサーの高瀬耕造が、映像を確認した結果、残念ながら失敗だったと説明しました。
ギネス世界記録の公式Xも、当初の認定について謝罪。審査時の確認ミスによって混乱を招いたことを認め、今回の挑戦は達成ならずと訂正しました。
騒動の核心
2023年の出来事は、16番の技が失敗していたことに加え、その場での審査でも見落としが発生し、いったん成功と発表された後に判定が変更された点にあります。
つまり、ギネス記録が取り消された理由は、しゅんが失敗したにもかかわらず、最初の審査でその事実を正しく確認できていなかったためです。しゅん個人の失敗と、審査側の確認ミスは分けて考える必要があります。
当時の経緯は、スポニチ、日刊スポーツ、ENCOUNTなどの報道でも伝えられています。2023年12月31日各社報道。
【補欠起用の経緯】なぜしゅんが16番を担当したのか?
この騒動を理解するうえで見逃せないのが、しゅんが当初から16番の正式メンバーとして予定されていたわけではなかったという事実です。
2024年2月7日、三山ひろしがニッポン放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に出演し、前年の紅白の舞台裏を明かしました。
その際に説明されたのが、本番前夜のリハーサルで参加者1人が体調不良となり、補欠だったしゅんが16番を担当することになったという経緯です。
本番直前の交代がプレッシャーを大きくした三山によると、リハーサル自体は参加者全員で行っていたものの、全員の状況を細かく把握することは難しかったといいます。
また、リハーサルでの確認は短時間で、繰り返しも限られていました。本番で担当者が急に入れ替わったことについて、三山自身も事前に把握していなかったと説明しています。
この事情を踏まえると、しゅんは本来の担当者とは異なる立場から、突然大舞台に立つことになった人物だったと分かります。
けん玉の経験があることと、全国放送の生放送で大勢の視線を受けながら失敗できない技を決めることは、まったく別の問題です。
失敗後、100人以上の参加者の前で謝罪しゅんはAERA dot.の本人インタビューで、失敗が判明した後の楽屋での出来事についても明かしています。
楽屋に戻ると100人以上の参加者が待っており、申し訳なさから自ら土下座して謝罪したといいます。
ただし、周囲の反応は本人が恐れていたものとは違いました。相方のDすけも一緒に謝り、参加者たちは責めるどころか拍手や励ましの言葉を送ったそうです。
DJ KOOもハグをして励まし、再び挑戦してほしいという気持ちを伝えたと報じられています。
一方、しゅん自身は年明けの数日間、落ち込んで過ごしたことも語っています。けん玉を続けるうえで、仲間の存在が支えになったことが伝わるエピソードです。
この一件は、失敗した個人だけに責任を集中させるのではなく、急な人員交代や生放送での確認体制も含めて考える必要があることを示しました。デイリースポーツ、2024年2月7日報道。
【歴代記録一覧】紅白けん玉チャレンジは2017年からどう変わった?
三山ひろしによる紅白のけん玉企画は、2017年に始まりました。正式な挑戦の名称は「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」です。
単純にけん玉が上手な人を集めるだけではなく、全員が順番に大皿へ玉を乗せ、最後の三山まで成功をつなぐ必要があります。
これまでの挑戦人数と成否を
紅白けん玉チャレンジの歴代結果
出典:GLOKENの歴代記録まとめ、スポニチ、デイリースポーツ、日刊スポーツ、ORICON NEWSなどの報道をもとに整理。
記録を更新し続ける企画の難しさこの一覧から分かるのは、挑戦人数が増えるほど成功の難易度も上がるということです。
2018年に124人で初めて成功した後、2019年には125人で失敗。その後は2020年から2022年まで3年連続で成功し、127人まで記録を伸ばしました。
そして2023年には128人に挑戦したものの、16番の失敗によって記録更新は実現しませんでした。
2024年に同じ128人で成功し、2025年には129人へと記録を伸ばしています。
なお、表の人数は各年の挑戦人数であり、過去の失敗した挑戦が成功記録として残ったという意味ではありません。2023年の128人挑戦と2024年の128人達成は、明確に区別する必要があります。
2017年から2022年までの推移は、けん玉情報サイトGLOKENの記録まとめや、各年の紅白報道でも確認できます。GLOKEN、スポニチ、ENCOUNTの各年報道。
【その後のリベンジ】ラヴィット出演から2024年128人、2025年129人達成へ
2023年の失敗で終わったわけではありません。しゅん自身も、三山ひろしも、けん玉チャレンジを続ける方向で前を向きました。
2024年1月18日:ラヴィットで16番が再登場2024年1月18日、しゅんは『ラヴィット!』に相方のDすけと登場しました。
番組では16人によるけん玉リレーが企画され、最後の16番の席が空いていることをきっかけに本人が紹介されました。
当時の失敗について聞かれると、しゅんは頭が真っ白になったことや、生放送を自分の判断で止めることはできなかったと説明しました。
加えて、番組内でも16人による挑戦に参加しましたが、ほかの出演者が途中で失敗したため、しゅんの番までつながりませんでした。結果的に、この番組内でのリベンジは実現していません。
それでも、失敗した本人が再びテレビに出演したことは大きな話題となりました。日刊スポーツ、RBB TODAY、ORICON NEWS、2024年1月18日報道。
2024年12月31日:紅白で128人連続成功本当のリベンジの舞台となったのは、2024年12月31日の第75回NHK紅白歌合戦でした。
三山ひろしは「恋…情念~第8回けん玉世界記録への道~」を披露。前年と同じ128人で再び記録に挑みました。
今回の注目要点は、2023年に失敗したしゅんも再び参加していたことです。
しかも、前年と同じ16番ではなく、8番目の担当として登場しました。
前年の失敗から約1年。しゅんは見事に大皿へのキャッチを成功させ、ほかの参加者とともに128人連続成功を達成しました。
三山も最後の挑戦を成功させ、ガッツポーズとともに喜びを表現。2023年に取り消された128人の記録を、今度こそ正式な成功として残すことができました。
三山は前日に参加者たちと決起集会を行い、前年に失敗したしゅんとも気持ちを共有していたと報じられています。
この結果は、しゅん個人にとっても、チーム全体にとっても大きな節目となりました。デイリースポーツ、スポニチ、ORICON NEWS、2024年12月31日報道。
パンサー尾形も16番と再会していたもう一つ知られているのが、パンサー尾形貴弘としゅんの再会エピソードです。
尾形は2024年5月のテレビ出演で、2023年の紅白終了後、渋谷の街を清掃していた際に16番のしゅんと偶然会ったと振り返りました。
尾形によると、しゅんはかなり落ち込んでいたため、その場でもう一度けん玉をやろうと声をかけたそうです。そして、実際に挑戦して成功したと語っています。
この話からも、紅白での失敗を一人の責任として扱うのではなく、参加者同士が支え合っていたことが伝わります。日刊スポーツ、2024年5月22日報道。
2025年12月31日:129人連続成功で世界記録更新2025年12月31日放送の第76回NHK紅白歌合戦では、さらに記録が伸びました。
三山ひろしは「酒灯り~第9回けん玉世界記録への道~」を披露し、前年より1人多い129人連続成功に挑戦しました。
この年は、紅白司会の有吉弘行をはじめ、新浜レオン、DJ KOO、ILLITのIROHA、&TEAMのMAKI、ハリセンボンの箕輪はるかなど、多彩な顔ぶれが参加しました。
リハーサルではトップバッターの有吉が失敗し、三山も驚いたと報じられています。しかし、本番では有吉も成功。最後の129人目を務めた三山も見事に決め、全員で記録達成を喜びました。
三山は、129人のうち約半数が初参加だったことも明かしています。経験者だけでなく、新しい参加者も加わりながら、記録を更新した年でした。
2023年の失敗から2年。128人の再挑戦を経て129人まで到達したことは、紅白けん玉チャレンジの歴史において大きな成果です。日刊スポーツ、RBB TODAY、2025年12月31日報道。
【2026年最新情報】今年の紅白けん玉に16番のしゅんは出演する?
2026年11月3日現在、第77回NHK紅白歌合戦は12月31日に放送される予定です。
2026年の紅白については、司会者と番組テーマがすでに発表されています。
第77回NHK紅白歌合戦
放送日
2026年12月31日(木)
放送時間
19:20~23:45
司会
芦田愛菜・堺雅人・二宮和也・鈴木奈穂子
番組テーマ
「こえていこう、歌とともに。」
けん玉企画
2026年の司会者とテーマは10月9日に発表されました。ただし、11月3日時点で、三山ひろしの出演やけん玉チャレンジの実施、挑戦人数などは正式に確認できていません。
そのため、しゅんが再び紅白に登場するかどうかも、現段階では確定していません。
2025年には129人連続成功という記録が生まれたため、2026年の企画が実施される場合、さらなる記録更新が注目される可能性はあります。しかし、130人への挑戦やしゅんの再出演を決定事項として扱うことはできません。
2026年の放送に向けて確認したい情報は、NHKの正式な出演者発表、三山ひろしの曲目発表、けん玉企画の参加人数、そして過去の挑戦者の再参加情報です。第77回NHK紅白歌合戦の司会発表、TV LIFE、2026年10月9日報道。
【プロの結論】16番騒動から見える紅白けん玉の本質2023年の16番騒動は、単なるけん玉の失敗として片付けられる出来事ではありません。
この企画には、3つの異なる要素があります。
1つ目は、個人の技術です。 大皿に玉を乗せる動作自体は、けん玉の基本技です。しかし、普段の練習で成功できることと、全国放送の舞台で一度も失敗せずに決めることは違います。
2つ目は、チーム全体の運営です。 100人を超える参加者が一人ずつ挑戦する以上、直前の欠員や交代、リハーサルの不足は全体の成功率に影響します。2023年のしゅんは、まさにその影響を受けた参加者でした。
3つ目は、判定の正確性です。 ギネス世界記録を名乗る以上、成功の瞬間を正確に判定できる仕組みが不可欠です。2023年は最初の認定後に確認ミスが判明し、公式側が謝罪する結果となりました。
そして2024年には、失敗した本人が再び挑戦して成功。2025年には129人まで記録が伸びました。
この流れを見れば、紅白けん玉の本当の見どころは人数の多さだけではないことが分かります。失敗した人が再び挑戦できる環境をつくり、チームとして成功を目指すことにも意味があります。
【紅白けん玉16番】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:紅白けん玉16番は誰ですか?
A1:2023年の第74回NHK紅白歌合戦で16番を担当したのは、けん玉YouTuberコンビ「もしかめブラザーズ」のしゅんです。2024年1月には『ラヴィット!』にも相方のDすけと出演しました。
Q2:2023年にギネス世界記録が取り消された理由は何ですか?
A2:16番のしゅんがけん玉の玉を落としていたことが、放送後の映像確認で判明したためです。最初は公式判定員から認定されましたが、再確認によって失敗に変更され、ギネス世界記録側も審査時の確認ミスを謝罪しました。
Q3:紅白けん玉16番のしゅんは2024年以降どうなりましたか?
A3:2024年の第75回紅白歌合戦に再参加し、8番目の挑戦者として成功しました。同年の128人連続成功に貢献しています。2025年には129人連続成功の新記録も達成されました。
紅白けん玉16番の正体は、「もしかめブラザーズ」のしゅんです。
2023年の第74回NHK紅白歌合戦では、補欠から急きょ16番を担当し、128人連続成功への挑戦中に玉を落としてしまいました。当初はギネス世界記録に認定されたものの、映像確認によって失敗に変更される異例の展開となりました。
その後、しゅんは『ラヴィット!』への出演を経て、2024年の紅白で8番として再挑戦。見事に成功し、128人連続成功というリベンジを果たしました。
さらに2025年には三山ひろしを中心とした129人連続成功が実現しています。
2026年の第77回紅白歌合戦では、けん玉企画の実施や参加者はまだ発表されていません。今後、三山ひろしの出演や企画内容が明らかになれば、再び注目を集めることになりそうです。
16番の騒動が残したものは、失敗した一人の名前だけではありません。失敗を経ても再び舞台に立ち、仲間とともに成功をつかむことの意味です。2023年の失敗から2024年のリベンジ、2025年の129人達成へと続いた物語は、紅白けん玉の歴史を語るうえで欠かせないエピソードとなっています。