東留伽さんは、アナウンサーとして知られる以前から絵を描くことに親しんできました。幼少期から絵画に触れ、大学卒業後にアナウンサーになってからも制作を続けていました。
本人のインタビューによると、番組の企画で絵を描いた際、スタッフや講師から画力を評価されたことも、本格的に絵画を再開するきっかけになったそうです。
2025年8月、二科展に初応募で入選大きな実績が、2025年8月の二科展入選です。
東さんは第109回二科展の絵画部に初めて応募し、入選しました。公益社団法人二科会が公開する2025年の入選者一覧にも「東 留伽」の名前が掲載されています。
二科展は絵画・彫刻・デザイン・写真などの分野を扱う総合美術展です。テレビ出演やSNSでの発信とは異なる、美術作品としての評価を得た経験は、アーティストとしてのキャリアを考えるうえで重要な実績です。
また、サンミュージックの公式プロフィールには、Shibuya Art Awardへの入選歴も掲載されています。
2026年3月、初個展「花の祝福」を開催2026年3月29日から4月5日まで開催された初個展のタイトルは「花の祝福<La Grâce des Fleurs>」。会場は東京・銀座のマグナス東京でした。
展示された作品は約30点。花、風景、人物をモチーフに、「それでも生きている」という事実への静かな祝福を表現したものです。
会見では、絵画について、アナウンサーとして言葉を使ってきた自分にとって、言葉を必要としないコミュニケーションの手段だと説明しました。
また、これまでの制作活動を副業の範囲にとどめるのではなく、アーティストとしての活動を主軸に据えていきたいという意向も示しています。
この個展は、フリー転身後の最初の大きな公の活動としても注目されました。
2026年8月、京都で「花自在」を発表2026年8月12日から18日には、大丸京都店6階のアートサロンESPACE KYOTOで「東 留伽展 花自在 ― Entre les mondes ―」を開催しました。
今回のテーマは、世界と世界の境界に咲く花。お盆の時期に感じられる、この世とあの世の境界の曖昧さや、存在の美しさを人物画などで表現しています。
展示作品には「Bloom」「Aphrodite」「Rouge Bride」などがあり、油彩による人物画、風景画、抽象画を発表しました。
7月22日公開の百貨店系アートメディア「ARToVILLA」の対談では、画家の山本太郎さんと日本美術やクリムト、琳派について語っています。東さん自身も、フランスで学んだ油絵を制作の基盤としながら、日本らしさをどう作品に取り入れるかを模索していると話しました。
アナウンサーとして培った説明力や発信力を、芸術を紹介する活動にも生かそうとしている点が、東さんのアーティストとしての特徴です。
アナウンサーとアーティストを両立する新しい働き方2026年3月の会見で東さんは、テレビ出演も続ける予定であると説明しています。また、自分の発信力を生かして、日本のアートマーケットや芸術業界全体を盛り上げたいという目標も語りました。
2026年6月の『Qさま!!』出演や7月の『プレバト!!』水彩画企画への参加も、知識や表現力をテレビという媒体に還元する機会になっています。
今後の活動を考えると、単に元局アナが絵を描いているという紹介では不十分です。芸術の理論を研究し、自ら作品を制作し、さらにメディアを通じて作品や作家の魅力を伝えるという複数の役割を担おうとしていることが、本質的な特徴です。
【Instagram・公式SNS】東留伽の最新情報はどこで確認できる?
東留伽さんの活動を追うなら、本人のInstagramと公式サイト、所属事務所のプロフィールが主な情報源になります。
ABCテレビ退社の発表も本人のInstagramを通じて行われました。現在はサンミュージックの公式プロフィールにもInstagramへの案内が掲載されています。
Instagramでは、仕事や旅、芸術活動などの発信が行われており、アナウンサー時代からのファンにとっても近況を知る手段となっています。
情報源ごとの確認内容| 情報源 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 本人の公式Instagram | 日常の発信、出演情報、作品や展示のお知らせ |
| 東留伽公式サイト | プロフィール、経歴、アート作品、展示情報 |
| サンミュージック公式プロフィール | 所属情報、出演歴、公式SNS |
| テレビ番組公式サイト | 出演予定や放送内容 |
特に展示やイベントについては、本人の公式サイトや所属事務所の告知を確認すると、開催日程や会場などの情報を把握できます。
また、検索結果に残っている古いABCテレビ時代のプロフィールと、現在のフリーアナウンサーとしてのプロフィールが混在する場合があります。所属や担当番組を確認するときは、更新日にも注意が必要です。
【東留伽に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:東留伽は現在、ABCテレビに所属していますか?
A1:いいえ。2026年1月31日をもってABCテレビを退社しています。2月16日からサンミュージックプロダクションに所属し、現在はフリーアナウンサー兼アーティストとして活動しています。
Q2:東留伽のABCテレビ退社理由は何ですか?
A2:本人は、より幅広い表現活動に取り組むためと説明しています。インタビューでは、アナウンサーとして話す技術だけでなく、自分自身の思考や知識を深めたいという葛藤があったことも明かしています。
Q3:東留伽は大阪大学と東京大学のどちらを卒業していますか?
A3:学部は大阪大学人間科学部を卒業しています。その後、2025年4月に東京大学大学院人文社会系研究科の美学芸術学研究室へ進学しました。大学院は学部とは別の進学先です。
Q4:東留伽のフランス留学はいつですか?
A4:2023年9月にABCテレビを休職してフランスへ渡り、約9か月間、パリを拠点に芸術や語学を学びました。2024年6月にABCテレビへ復職しています。
Q5:東留伽は二科展に入選していますか?
A5:はい。2025年8月、第109回二科展の絵画部に初応募で入選しました。二科会の公式入選者一覧にも名前が掲載されています。
Q6:東留伽は現在もアナウンサーの仕事をしていますか?
A6:はい。局アナからフリーアナウンサーへ転身しています。司会やナレーション、テレビ出演などを続ける一方、アーティスト活動や大学院での研究にも取り組んでいます。
【プロの結論】東留伽の転身はアナウンサーから芸術家への単純な転職ではない
東留伽さんの2026年の活動を整理すると、ABCテレビ退社は、それまでのキャリアを捨てる決断ではなく、複数の専門性を一つの活動に統合するための独立だったことが見えてきます。
その歩みには、次の3つの特徴があります。
第一に、アナウンサーとして培った伝える力。 『朝だ!生です旅サラダ』などで全国各地を取材し、情報を視聴者に届けてきた経験は、現在の司会やナレーション、芸術の紹介にも生きています。
第二に、芸術を理論と実践の両面から学ぶ姿勢。 フランス留学、二科展入選、東京大学大学院への進学は、絵を描くことを趣味の延長にとどめず、専門的な活動として深めようとしていることを示しています。
第三に、メディアとアートをつなぐ視点。 作品を制作するだけでなく、アーティストや美術業界の魅力を一般の人々に伝えたいという目標を掲げています。これは、テレビやSNSで多くの人に情報を届けてきた経験があるからこそ取り組める分野です。
今後の東留伽さんの活動を見る際には、テレビ出演の本数だけで評価するのではなく、作品発表、展覧会、研究、文化発信という複数の軸を合わせて見る必要があります。
2026年11月現在、ABCテレビ時代とは異なる立場で活動の幅を広げている東留伽さん。アナウンサーとしての言葉の力と、アーティストとしての表現力をどう結びつけていくのか。次の個展やテレビ出演、大学院での研究成果が、今後のキャリアを占う注目点になりそうです。
華やかな局アナからの独立という話題だけでは見えてこない、学び続ける姿勢と表現へのこだわり。それこそが、東留伽さんの現在を理解するうえで最も大切なポイントです。