ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【大学別分析】東洋大学・中央学院大学・東海大学・専修大学の結果は?

【大学別分析】東洋大学・中央学院大学・東海大学・専修大学の結果は?

阿澄 雫 阿澄 雫 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

今回の予選会は、東洋大学の復活劇と、上位校による接戦が印象に残る大会となった。特に東洋大学、中央学院大学、東海大学、専修大学の4校は、2027年の箱根路を占ううえでも注目される存在だ。

東洋大学:21年ぶりの予選会で堂々の1位

総合1位・10時間31分30秒

今大会最大の話題は東洋大学だ。21年ぶりに予選会へ参戦しながら、45校の頂点に立った。

東洋大学は前回の箱根駅伝で総合14位となり、21年ぶりにシード権を失った。そのため今回は予選会からの再出発となったが、結果は10時間31分30秒。2位の中央学院大学に2分01秒差をつける圧勝だった。

個人では宮崎優選手が1時間01分05秒で総合4位に入り、日本人選手のトップを記録。主将の薄根大河選手や松井海斗選手らもチームを支えた。

また、酒井俊幸監督にとっては就任18年目で初めて指揮する予選会だった。日刊スポーツの報道によると、主力の迎暖人選手と濱中尊選手がレース直前に外れる状況もあったが、チームは総合1位で本大会への切符をつかんだ。

「本日はゴールではなくスタート」

酒井監督が本大会を見据えて語った言葉には、予選会の首位通過だけで満足しない姿勢が表れている。東洋大学にとって、2027年1月の箱根駅伝はシード権を取り戻すための重要な舞台となる。

中央学院大学:2位で安定した総合力を証明

総合2位・10時間33分31秒

中央学院大学は10時間33分31秒で2位に入った。トップの東洋大学には2分01秒差をつけられたものの、3位の東海大学には10秒差をつけている。

中央学院大学の強みは、個人の突出した記録だけでなく、チーム全体でタイムをまとめられる点にある。予選会は各校の上位10人で順位が決まるため、エースの力に加えて、チーム内の中核選手から10番手までの安定感が欠かせない。

今回の2位通過は、正月の本大会に向けて十分な存在感を示す結果となった。東洋大学との差をどこまで縮められるかが、今後の見どころになる。

東海大学:3位で本大会出場を決める

総合3位・10時間33分41秒

東海大学は10時間33分41秒で3位。中央学院大学との差は10秒だった。

上位10人の合計タイムで競う予選会では、1人の好走だけでは順位を押し上げられない。東海大学は複数の選手が上位に入り、チームとして3位を確保した。

特に4位の専修大学との差はわずか1秒。3位と4位という順位の違い以上に、実力が拮抗した上位争いだったことが分かる。

本大会では各区間に異なる距離や地形への対応が求められるため、予選会の順位だけで最終的な箱根駅伝の成績を判断することはできない。それでも、予選会で上位に入ったことはチームにとって大きな材料となる。

専修大学:東海大学とわずか1秒差の4位

総合4位・10時間33分42秒

専修大学も10時間33分42秒で4位に入り、本大会出場を決めた。

3位の東海大学とのタイム差は1秒。チーム全体の合計記録で順位が決まる予選会において、1秒という差は非常に小さい。

一方、2位の中央学院大学との差は11秒だった。上位4校が10時間33分台に集中しており、各大学の総合力が拮抗していたことを示している。

専修大学にとっては、予選会を突破しただけでなく、上位争いに加わったことも収穫だ。本大会でどのようなレースを展開するのか注目したい。

【最大のドラマ】法政大学10位と国士舘大学11位の1分46秒差

箱根駅伝予選会結果

第103回予選会で最も大きな注目を集めたのが、最後の本大会出場枠をめぐる法政大学と国士舘大学の争いだ。

10位までが本大会に進めるという条件の中、法政大学は10時間40分08秒で10位に入り、出場権を獲得。一方、国士舘大学は10時間41分54秒で11位となり、あと一歩で箱根路を逃した。




本大会出場

10位


法政大学

10:40:08


出場権を獲得




予選敗退

11位


国士舘大学

10:41:54


本大会出場ならず



10位と11位のタイム差

1分46秒


106秒の差が、本大会出場と予選敗退を分けた。

法政大学:前回の悔しさを乗り越えて2年ぶりの箱根路へ

法政大学は前回の予選会で11位となり、わずか17秒差で本大会出場を逃していた。

その悔しさを乗り越え、今回は10時間40分08秒で10位に滑り込んだ。2年ぶり86度目の本大会出場となる。

日刊スポーツの報道によると、主将の野田晶斗選手を中心にチームを編成。前回の落選を経験したチームにとって、今回の予選突破は大きな意味を持つ。

ただし、坪田智夫監督の評価は厳しかった。10位での通過を喜ぶだけではなく、本大会で戦えるチームに仕上げる必要があると指摘している。

「これでは本戦では勝負できず」

予選会を通過することと、本大会で上位を争うことは別の課題だ。法政大学にとっては、出場権を獲得した今こそ、チーム全体の底上げが求められる。

国士舘大学:わずか106秒届かず11位で予選敗退

国士舘大学は10時間41分54秒で11位。10位の法政大学に1分46秒届かなかった。

国士舘大学の公式スポーツ情報によると、キブニ・エヴァンス選手が1時間02分21秒で個人11位に入り、チームを先導した。山中寿世夢選手も1時間03分54秒で続いた。

前半は本大会出場ラインの順位を維持していたものの、終盤に順位を落とした。上位10人の合計タイムで競う方式では、終盤まで各選手がどれだけ粘れるかが重要になる。

ここで注意したいのが、タイム差の表記だ。国士舘大学の公式記事冒頭には「1分14秒差」と記載されている。しかし、同じ記事に掲載された国士舘大学の総合タイムは10時間41分54秒であり、法政大学の公式総合タイム10時間40分08秒との差を計算すると1分46秒になる。

したがって、実際の順位比較に用いるべき数字は1分46秒だ。公式総合記録と記事冒頭の差分表記には不整合があるため、タイムそのものを基準に確認する必要がある。

国士舘大学の小川博之駅伝監督と江上天晴主将は、公式記事で選手の奮闘を評価し、次回予選会への再挑戦を表明している。今回の敗退をどのようにチーム強化につなげるかが、次のシーズンの課題となる。

【仕組みを解説】箱根駅伝予選会の集計方法は?上位10人の合計タイムが勝負

箱根駅伝予選会を初めて見る人が間違えやすいのが、順位の決め方だ。予選会は、各大学の選手全員のタイムを合計する方式ではない。

正式な選考方法は、各大学の上位10人の合計タイムで比較する方式だ。

10人の合計タイムで大学の順位が決まる

第103回大会の関東学生陸上競技連盟の大会要項では、各大学のエントリー人数は10人以上16人以下、実際の出場人数は10人以上12人以下と定められていた。

そして、出場した選手のうち成績上位10人のタイムを合計し、記録が少ない大学から上位に並べる。これが予選会の基本ルールだ。


予選会の集計イメージ


各大学から10〜12人が出走
エントリーは10〜16人。


各選手がハーフマラソンを走る
距離は21.0975km。


各大学の上位10人を選出
11番手、12番手の選手の記録は総合タイムに加えない。


10人のタイムを合計
合計タイムが少ない大学ほど上位になる。


上位10校が本大会へ
第103回大会では10校が通過。


例えば、ある大学の上位10選手のタイムを合計して10時間35分だった場合、別の大学が10時間34分なら後者が上位となる。エースが個人トップを獲得しても、ほかの9人が大きく遅れれば、チーム総合順位では不利になる。

そのため、予選会は個人競技でありながら、実質的にはチーム全体の選手層を競う団体戦でもある。

同タイムの場合はどうやって順位を決める?

大会要項には、上位10人の合計タイムが同じ場合の順位決定方法も定められている。

最初に、上位10人の個人順位を合計し、その数字が小さい大学を上位とする。それでも決まらない場合は、各大学の最上位選手の順位を比較する。

今回の東海大学と専修大学は1秒差だったため、同タイム時の順位決定規則は適用されていない。

こうした細かなルールまで理解しておくと、予選会の順位速報をより正確に読み取れる。

【2027年の展望】箱根駅伝本大会と第104回大会からの変更点

今回の予選会で決まった10校は、2027年1月2日・3日に行われる第103回箱根駅伝に出場する。

ただし、予選会通過校だけで本大会の出場チームが構成されるわけではない。前回大会の上位10校にはシード権が与えられており、予選会を通過した10校などとともに本大会を戦う。

2027年1月の本大会で注目したい大学

今回の予選会の結果から、本大会で特に注目したいのは次の3つのポイントだ。

- 東洋大学の復活: 21年ぶりの予選会でトップ通過。シード権奪還を目指す。
- 中央学院大学の安定感: 2位通過の総合力を本大会で発揮できるか。
- 法政大学の巻き返し: 10位でつかんだ出場権を生かし、予選会での課題をどこまで修正できるか。

また、東海大学と専修大学の1秒差の争いも見逃せない。予選会では僅差だった両校が、本大会の往路・復路でどのような順位を残すかも注目材料になる。

第104回大会から予選通過枠が15校に拡大

今回の大会には、もう一つ大きな意味がある。第103回大会は、予選通過10校という現行方式で行われる最後の大会だった。

日刊スポーツの2026年10月17日の報道によると、第104回大会からは本大会の出場枠が拡大する。2028年1月の第104回大会は記念大会として開催され、予選会の通過校は従来の10校から15校に増える予定だ。

また、シード校10校を維持しながら、予選会通過校15校と関東学生連合チームを合わせ、計26チームが本大会に出場する仕組みとなる。

記念大会では全国の大学から参加できる枠組みも設けられる。これにより、関東地区の大学を中心としてきた箱根駅伝の予選会に、全国の大学が挑戦する機会が広がる。

つまり、2026年10月17日の第103回予選会は、従来の10校枠をめぐる最後の争いだった。法政大学と国士舘大学の1分46秒差は、現行制度の最後のボーダーラインとして記憶されることになりそうだ。

【箱根駅伝予選会の結果】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:箱根駅伝予選会2026の通過10校はどこですか?
A1:東洋大学、中央学院大学、東海大学、専修大学、東京農業大学、山梨学院大学、大東文化大学、神奈川大学、日本体育大学、法政大学の10校です。東洋大学が10時間31分30秒でトップ通過しました。

Q2:法政大学と国士舘大学のタイム差は何秒ですか?
A2:1分46秒、秒数にすると106秒です。法政大学が10時間40分08秒で10位、国士舘大学が10時間41分54秒で11位でした。

Q3:箱根駅伝予選会は何人のタイムで順位が決まりますか?
A3:各大学の上位10選手の合計タイムで決まります。出場人数は10〜12人で、上位10人の記録が大学の総合タイムとして採用されます。

2026年10月17日に立川で開催された第103回箱根駅伝予選会は、東洋大学が10時間31分30秒で総合1位を獲得した。

中央学院大学、東海大学、専修大学も上位で通過し、東京農業大学、山梨学院大学、大東文化大学、神奈川大学、日本体育大学、法政大学と合わせた10校が2027年1月の本大会に進む。

一方、国士舘大学は10時間41分54秒で11位。法政大学との差は1分46秒だった。わずか106秒が、正月の箱根路に立てるかどうかを分けた。

今回の結果を読み解くうえで押さえたいのは、予選会が単なるエース対決ではなく、各大学の上位10人の総合力を競う大会だという点だ。個人の突出した記録だけでなく、チーム全体の安定感が出場権を左右する。

そして、2027年1月の第103回大会は、現行の予選通過10校方式で行われる最後の箱根駅伝となる。東洋大学の復活、法政大学の雪辱、そして国士舘大学の再挑戦。今回の予選会で生まれた明暗が、次の箱根路でどのようなドラマにつながるのか注目したい。

同じカテゴリの記事

阿澄 雫

家電メーカーの取扱説明書と省エネ基準、公的機関の安全基準を確認して記事化。使用感は実機を一定期間使った記録のみを掲載します。

おすすめの関連記事