2026年11月現在、佐野ひなこは32歳。ホリプロ所属の俳優・モデルとして活動を続けながら、最高位戦日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士としても活躍している。現在の大きな転機となっているのが、2026年から参戦したプロ麻雀リーグ「Mリーグ」だ。
2024年2月に麻雀のプロテストに合格し、2026年6月25日のドラフト会議でセガサミーフェニックスから指名。7月1日に正式契約を結び、9月21日にMリーグ初出場、9月28日には自身初のトップ(1着)を獲得した。芸能活動と競技麻雀を両立する新しいキャリアを築いている。
【2026年最新】佐野ひなこの現在は女優・モデルとプロ雀士の二刀流
佐野ひなこの現在を語るうえで欠かせないのが、芸能活動と競技麻雀という2つのキャリアだ。
1994年10月13日生まれ、東京都出身。芸能界ではグラビアやファッションモデルとして知名度を高め、ドラマや映画、バラエティー番組などにも出演してきた。所属事務所はホリプロで、最高位戦日本プロ麻雀協会にも所属している。
2026年からはセガサミーフェニックスの選手としてMリーグに参戦。芸能人が麻雀を趣味として楽しむケースとは異なり、プロ団体のリーグ戦を経験したうえで、トップ選手が集まる競技リーグに挑戦している。
所属チームの公式プロフィールでは「麻雀小悪魔」という愛称が紹介されている。明るく親しみやすい芸能人としての印象と、勝負の場で見せる強気な麻雀とのギャップも特徴だ。
2026年の佐野ひなこは、単に芸能活動の傍らで麻雀を楽しんでいる存在ではない。プロとして結果を求められる立場になり、競技者としての評価も本格的に問われる段階に入った。
【プロ雀士への転身】麻雀との出会いから2024年のプロテスト合格まで
麻雀を始めたきっかけはアニメ『咲-Saki-』佐野ひなこが麻雀に興味を持ったきっかけは、中学2年生の頃に見たアニメ『咲-Saki-』だった。
女子高校生たちが麻雀を通じて競い合う作品に影響を受け、登場人物それぞれの個性や得意分野に魅力を感じたという。セガサミーホールディングスの公式インタビューでも、作品を見て「私も麻雀やってみたい!」と思ったことが始まりだったと振り返っている。
その後、テレビやインターネットの麻雀中継を見る機会が増え、友人との対局も楽しむようになった。初心者の頃には、セガのオンライン麻雀ゲーム『MJ』のチュートリアルやトレーニング機能も活用していたという。
つまり、麻雀との関係はMリーグ加入をきっかけに始まったものではない。長年にわたって趣味として親しんできた競技を、少しずつ本格的に学ぶようになった経緯がある。
2024年2月、最高位戦のプロテストに合格大きな転機となったのが2024年2月だ。
佐野は自身のYouTubeチャンネルで最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテスト合格を報告した。2024年2月25日付のめざましmediaの記事によると、合格区分は「女流合格」。同協会のプロテストには複数の合格区分があり、佐野は女流プロとして競技活動を始めることになった。
当時、プロテストを受験した理由について、佐野は競技麻雀のゲーム性が好きで、プロの知人が増えるにつれて自分ももっと勉強したくなったという趣旨を説明している。
本人が目指していたのは、単にプロという肩書を得ることではなかった。競技麻雀をより深く理解し、その面白さを初心者や中級者にも伝えることだった。
合格後は最高位戦のリーグ戦やタイトル戦に参加。2025年にはリーグ戦で昇級を経験し、競技者としての経験を積んだ。
「勉強したことが確実に自分の力になっていく」
これは2026年9月のセガサミーホールディングス公式インタビューで語った麻雀の魅力に関する言葉だ。芸能活動とは異なる、競技としての成長を実感できることが、麻雀を続ける大きな原動力になっている。
【経歴・年表】佐野ひなこのMリーガー転身までの重要な出来事
佐野ひなこのキャリアは、芸能活動、麻雀との出会い、プロテスト合格、Mリーグ加入という段階を踏んで発展してきた。主要な出来事を時系列で整理すると、次のようになる。
| 時期 | 関係者・所属 | 出来事・実績 |
|---|---|---|
| 2012年 | ホリプロ | ホリプロタレントスカウトキャラバンのファイナリストに選出。その後、グラビア活動を開始。 |
| 2014~2016年 | テレビドラマ・映画 | 『地獄先生ぬ~べ~』『デスノート』『ダメな私に恋してください』などに出演。 |
| 中学2年生頃 | 『咲-Saki-』 | アニメをきっかけに麻雀に興味を持つ。 |
| 2024年2月 | 最高位戦日本プロ麻雀協会 | プロテストに女流合格。プロ雀士としての活動を開始。 |
| 2025年 | 最高位戦リーグ | リーグ戦で昇級を経験し、競技者として成長。 |
| 2026年6月25日 | Mリーグ2026-27ドラフト会議 | セガサミーフェニックスから指名を受ける。 |
| 2026年7月1日 | セガサミーフェニックス | 正式な選手契約に合意。 |
| 2026年9月21日 | Mリーグ2026-27 | 公式戦初出場。3着でデビュー。 |
| 2026年9月28日 | セガサミーフェニックス | Mリーグ3戦目で初トップ・初勝利を達成。 |
この年表から分かるのは、2026年のMリーグ加入が突然の方向転換ではないということだ。麻雀を始めてから長い時間をかけて競技への理解を深め、2024年のプロ入りを経て、約2年後に国内最高峰のプロリーグへ進んだ。
特に注目したいのは、ドラフト指名から契約までの流れだ。2026年6月25日のドラフト会議でセガサミーフェニックスが独占交渉権を獲得し、7月1日に正式契約が発表された。チーム公式発表でも、競技に真摯に取り組む姿勢と、麻雀の魅力を広く伝える発信力が評価されている。
なお、佐野はドラフト指名当時、プロ歴が浅く、タイトル獲得経験もなかった。そのため麻雀界ではサプライズ指名として受け止められた。競技能力だけでなく、麻雀ファンを広げる存在としての可能性も期待された加入だった。
【Mリーグ初出場・初勝利】佐野ひなこの2026年シーズンを振り返る
9月21日、緊張のMリーグ初出場は3着佐野ひなこのMリーグ初出場は、2026年9月21日の第1試合だった。
対戦相手は瀬戸熊直樹、永井孝典、逢川恵夢。初陣では東1局に白で初アガリを決め、東3局には倍満をテンパイするなど、積極的な姿勢を見せた。
しかし、対局は厳しい展開となる。一時は持ち点が700点まで減少する苦しい状況に追い込まれた。それでも親番で満貫をアガるなど粘りを見せ、最終的には3着で試合を終えた。
デビュー戦からトップを取ることはできなかったが、大きく沈んだ状況から4着を回避した点は注目された。スポニチアネックスも、初戦の奮闘とファンから寄せられた健闘をたたえる反応を報じている。
9月28日、3戦目で待望の初勝利初勝利を手にしたのは、2026年9月28日の第2試合だ。
この日は阿久津翔太、仲林圭、石井一馬という実力者との対局だった。序盤は接戦が続いたものの、南2局で満貫をツモって順位を上げると、南4局の親番でさらに加点。終盤には連続してアガリを決め、最終的に52,500点のトップで試合を終えた。
この試合は佐野にとってMリーガーとして3戦目。待望の初トップとなった。
勝利者インタビューでは感極まって涙を見せた。ABEMA TIMESも2026年9月29日付の記事で、初勝利を喜ぶ佐野の姿とファンからの祝福の反応を取り上げている。
プロ入りから間もない選手が、大舞台で結果を出すまでにはプレッシャーもあったはずだ。初勝利後の涙は、単なる1試合の結果以上に、プロとして積み重ねてきた努力や緊張が表れた場面として受け止められた。
指導役の醍醐大から受けるアドバイス佐野の麻雀スタイルは、本人が語るところによると攻撃的で、強気な選択を持ち味としている。
一方、Mリーグ開幕前のインタビューでは、チームの醍醐大から攻撃だけでなく守備も学ぶよう指導を受けていることを明かした。
醍醐は、さまざまな選択肢を残そうとする佐野に対し、読みを生かした判断や決断の重要性を伝えているという。佐野自身も、指導を通じて新しい考え方を取り入れようとしている。
これは、芸能人としての知名度とは別に、競技者として成長するための要点だ。強気な麻雀という個性を残しながら、押し引きの判断を磨けるかどうかが今後の課題になる。
【現在の成績と評判】プロ雀士としての実力はどこまで伸びた?
2026年11月3日時点のMリーグ成績2026年11月3日までの集計では、佐野のMリーグ2026-27レギュラーシーズンの成績は次のようになっている。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 所属チーム | セガサミーフェニックス |
| 出場試合数 | 7試合 |
| 個人ポイント | +5.6pt |
| 平均着順 | 2.57 |
| 1着 | 2回 |
| 2着 | 1回 |
| 3着 | 2回 |
| 4着 | 2回 |
| トップ率 | 28.6% |
| 最高スコア | 52,500点 |
集計データでは個人スコアは40選手中19位。出場7試合でプラス圏を維持している。
ただし、7試合という出場数はシーズン全体から見ればまだ少ない。平均着順やトップ率だけで実力を確定的に評価するのは早く、今後の継続的な成績が重要になる。
佐野ひなこの現在の評判は?2026年の反応を見ると、大きく3つの評価ポイントがある。
1つ目は、芸能人としての知名度を生かした注目度だ。
Mリーグ加入が発表された際には、プロ雀士として活動していたことを初めて知ったという反応も見られた。ユニフォーム姿が公開された際にも、驚きや好意的なコメントが報じられている。
2つ目は、対局で見せる粘り強さと攻撃的なスタイルだ。
デビュー戦では一時700点まで持ち点を減らしながら3着まで戻し、初勝利では5万点を超えるトップを獲得した。こうした試合内容が、競技者としての存在感を高めている。
3つ目は、麻雀への真剣な姿勢だ。
セガサミーフェニックスは、佐野の競技への取り組みと情報発信力を評価して契約したと説明している。単なる話題性だけでなく、競技の魅力を広げる役割も期待されている。
一方、プロ歴の短さやタイトル実績の少なさを考えれば、今後の成績によって評価が変化する可能性もある。現段階では、知名度と競技力の両方を伸ばしている新人Mリーガーという評価が妥当だ。
【女優活動は引退した?】2026年の芸能活動と今後の方向性
佐野ひなこについては、Mリーグ加入後に「女優を辞めて麻雀一本になったのでは?」と考える人もいるかもしれない。しかし、本人は芸能活動を続けながらMリーガーとして活動する方針を示している。
代表作は『デスノート』『咲-Saki-』『18/40』など佐野ひなこは、モデルやグラビア活動だけでなく、テレビドラマや映画でもキャリアを積み重ねてきた。
代表的な出演作品には、次のようなものがある。
- 『地獄先生ぬ~べ~』(2014年)
- 『デスノート』(2015年)
- 『ダメな私に恋してください』(2016年)
- 『深夜のダメ恋図鑑』(2018年)
- 『この恋あたためますか』(2020年)
- 『推しの王子様』(2021年)
- 『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(2023年)
- 『クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~』(2023年)
また、2023年4月には写真集『infinito』を発売。モデルとしての活動も続けている。
2026年もモデル・タレントとして活動2026年には、旅行情報誌『旅色』1月号でモデルとして登場。3月にはTOKYO FMの番組関連インタビューにも出演し、芸能界入りの経緯やプロ雀士としての活動について語っている。
さらに9月にはMリーグ開幕に向けたインタビューやユニフォーム姿の公開など、麻雀関連のメディア露出も増加した。
東スポWEBの2026年9月のインタビューでは、本人が芸能活動と麻雀の両立は簡単ではないと説明し、今後は麻雀の比重が多くなる見通しを語っている。
つまり、女優業から完全に引退したわけではなく、活動の重心が変化していると捉えるのが自然だ。
なぜMリーガーへの転身を決断したのか大きな理由は、麻雀を趣味の枠にとどめず、競技として本格的に追求したいという思いにある。
佐野は以前からMリーグを観戦するファンでもあり、プロとして試合に出場することは想像していなかったと振り返っている。
しかし、プロテスト合格後にリーグ戦やタイトル戦を経験し、競技への理解が深まるにつれて、さらに上の舞台を目指すようになった。
また、セガサミーフェニックスは麻雀の発信力や新しいファン層を広げる可能性も評価している。芸能活動で培った知名度やコミュニケーション能力が、チームにとってもプラスになるという判断だ。
競技者として実力を磨きながら、麻雀を知らない人にも魅力を届ける。この2つの役割を担うことが、佐野ひなこのMリーガー転身の大きな意味となっている。
【佐野ひなこの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、佐野ひなこは何歳ですか?
A1:1994年10月13日生まれで、2026年11月現在は32歳です。
Q2:佐野ひなこは本当に麻雀のプロですか?
A2:本当です。2024年に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストに女流合格し、プロ雀士として活動しています。
Q3:佐野ひなこのMリーグ所属チームはどこですか?
A3:セガサミーフェニックスです。2026年6月25日のドラフト会議で指名され、7月1日に正式契約が発表されました。
Q4:佐野ひなこのMリーグ初出場はいつですか?
A4:2026年9月21日です。初出場の試合では3着となりました。
Q5:Mリーグで初勝利を挙げたのはいつですか?
A5:2026年9月28日です。個人3戦目で52,500点を獲得し、初めてのトップを達成しました。
Q6:佐野ひなこは女優を引退したのですか?
A6:引退を発表したわけではありません。俳優・モデルとしての活動を続けながら、Mリーガーとしての競技活動にも取り組んでいます。ただし、本人は今後、麻雀の比重が大きくなる見通しを語っています。
2026年11月現在の佐野ひなこは、女優・モデルとしての経験を生かしながら、プロ雀士として新しいキャリアを築いている。
2024年の最高位戦プロテスト合格から、2026年のセガサミーフェニックス加入、Mリーグ初出場、そして初勝利まで、麻雀における歩みは着実に進んでいる。
特に注目すべきなのは、芸能人としての知名度だけに頼らず、競技者として実際に対局し、結果を積み重ねようとしている点だ。
一方、Mリーグで長期的に評価されるには、初勝利だけでなく、安定した成績や強豪選手との対戦経験が欠かせない。攻撃的な麻雀という個性を保ちながら、守備や状況判断をどこまで磨けるかが今後の焦点になる。
佐野ひなこの現在を理解するうえで大切なのは、「女優から麻雀プロに転身した」という単純な見方をしないことだ。芸能活動で培った発信力と、競技麻雀に真剣に向き合う姿勢を組み合わせた、新しい活動スタイルを築いている。
2026-27シーズンは、彼女にとってMリーガーとしての第一歩にすぎない。今後のリーグ戦でどのような成績を残し、チームの優勝争いに貢献できるのか。女優としての次の出演作とともに、プロ雀士・佐野ひなこの成長にも注目したい。