主な参照資料:国際オリンピック委員会(IOC)の公式発表・式典記録、ミラノ・コルティナ2026大会公式会場情報、イタリアANSA通信の当日報道、カナダオリンピック委員会の現地レポート。
2026年11月現在、オリンピック閉会式の最新トピックとして振り返りたいのが、2月22日にイタリアのヴェローナで開催されたミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの閉会式です。舞台となったのは、約2000年の歴史を持つ古代ローマの円形闘技場「ヴェローナ・オリンピック・アリーナ」。演出テーマは「Beauty in Action(美しさの躍動)」で、世界的バレエダンサーのロベルト・ボッレをはじめ、音楽、オペラ、現代舞踊を代表するアーティストが参加しました。
今回の式典は、単に大会の終了を告げるイベントではありません。イタリアの芸術文化と冬季スポーツを結び付け、水の循環を象徴する舞台演出や、フランス・アルプス2030へのオリンピック旗の引き継ぎなど、見どころの多い構成でした。日程・会場・出演者・実際のプログラムを整理しながら、歴代大会との違いや閉会式が持つ本来の役割まで解説します。
【2026年最新】オリンピック閉会式の日程・開催日・会場はいつどこだった?

ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの閉会式は、2026年2月22日(日)に開催されました。大会の開会式は2月6日にミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、閉会式は開催地の一つであるヴェローナへ舞台を移して実施されました。
開催概要と日本時間イタリアオリンピック委員会(CONI)が公開した会場スケジュールでは、閉会式の開催時間は現地時間19時から22時までと案内されています。イタリアと日本には8時間の時差があるため、日本時間に換算すると翌23日未明から早朝に当たります。
- 大会名:ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック
- 開催日:2026年2月22日(日)
- 会場:ヴェローナ・オリンピック・アリーナ
- 開催都市:イタリア・ヴェローナ
- 公式日程:現地時間19:00~22:00
- 日本時間換算:2月23日03:00~06:00
- 演出テーマ:Beauty in Action
- 芸術監督:アルフレード・アッカティーノ
なお、これは大会公式スケジュールに掲載された時間帯の換算です。実際の式典進行や放送上の開始・終了時刻とは区別して理解する必要があります。
なぜミラノではなくヴェローナで開催されたのかミラノ・コルティナ大会の特徴は、複数の都市や地域が連携して競技を開催する広域型の大会だったことです。ミラノだけでなく、コルティナ・ダンペッツォをはじめとする北イタリアの各地域が競技会場として機能しました。
閉会式にヴェローナが選ばれた背景には、イタリアを代表する芸術・音楽文化を世界に伝える狙いがあります。とりわけ、オペラの歴史と深く結び付いたアレーナ・ディ・ヴェローナは、スポーツと芸術を一つの舞台にまとめるのにふさわしい場所でした。
【会場を解説】ヴェローナ・オリンピック・アリーナとアレーナ・ディ・ヴェローナの魅力
今回の閉会式を特徴付けた最大の要素が、会場そのものです。
「ヴェローナ・オリンピック・アリーナ」は、もともと「アレーナ・ディ・ヴェローナ」として知られる古代ローマの円形闘技場です。ヴェローナの歴史地区を代表する建造物で、紀元1世紀に建設されたとされています。
古代ローマ時代には剣闘士の試合などが行われ、その後は時代とともに用途を変えながら、現在もオペラやコンサートなどの大規模公演に利用されています。
約2000年の歴史を持つ円形闘技場イタリアオリンピック委員会の会場案内によると、アリーナの観客収容能力は約1万5000人です。現存するローマ円形闘技場の中でも規模が大きく、保存状態の良い歴史的建造物として知られています。
今回の特徴は、オリンピックの式典が世界遺産都市ヴェローナの歴史的な建造物を舞台に行われたことです。カナダオリンピック委員会の大会レポートも、世界遺産に関係する歴史的な場所でオリンピック閉会式が開催された初めての事例として紹介しています。
オペラの聖地とスポーツの融合アレーナ・ディ・ヴェローナは、毎年開催される野外オペラ公演でも有名です。大規模な観客を収容できる構造と、歴史を感じさせる石造りの空間は、音楽や舞台芸術の演出に独特の存在感を与えます。
大会では、この会場の特性を生かし、アリーナだけでなく、近隣のヴェローナ・フィルハーモニー劇場やブラ広場にも演出を広げました。複数の場所を結び付けることで、都市そのものを一つの舞台として活用したのです。
スポーツ施設を新たに建設するのではなく、既存の文化施設を国際的な式典に活用する。今回の会場選択は、オリンピック施設の活用という観点からも興味深い事例となりました。
【Beauty in Actionとは?】演出テーマ・プログラム・見どころを時系列で解説
「Beauty in Action」は、直訳すれば「行動する美しさ」「躍動する美しさ」という意味です。
大会組織委員会とIOCが公表したコンセプトでは、スポーツにおける身体の動きだけでなく、音楽、オペラ、ダンス、映画、デザイン、テクノロジーなど、イタリアの文化的な創造性を一つの物語として表現することが掲げられていました。
水滴から始まる演出の意味舞台デザインの中心に据えられたモチーフは「水滴」です。
冬季スポーツに欠かせない氷や雪は、水の一つの姿です。山岳地帯の氷や雪が水となり、平野を流れ、都市やラグーンを経て海へとつながる。その自然の循環を、大会開催地である北イタリアの風景と重ね合わせています。
大会前に公開された公式ステージ構想では、水滴をイメージした舞台が、動きのあるイタリアの広場へと変化するデザインが発表されていました。実際の式典でも、円形の舞台装置が太陽へと変わる演出など、水と光を組み合わせた表現が展開されました。
実際に行われたプログラム閉会式の序盤では、イタリアのオペラ文化を題材とした映像や舞台演出が展開されました。『椿姫』をモチーフとした映像や、リゴレット、アイーダ、フィガロ、蝶々夫人といったオペラの登場人物が舞台に現れ、アレーナの歴史と芸術性を印象付けました。
その後、ヴェローナ・フィルハーモニー劇場との連携や、イタリアの人々を世代を超えて紹介する「Faces of Italy」の演出などを通じて、地域文化を紹介。アスリートの入場では、映画音楽やポップミュージックも取り入れられました。
式典の主な流れは次のとおりです。
- オペラへのオマージュ:『椿姫』などのイタリア・オペラを題材とした映像と舞台演出。
- イタリア文化の紹介:「Faces of Italy」などを通じた人々や地域文化の表現。
- 選手団の入場:各国の旗手と選手たちが参加し、音楽とともに大会のフィナーレを飾る。
- アスリートへの賛辞:競技に挑戦する身体や限界への挑戦をダンスやアクロバットで表現。
- ボランティアへの感謝:DJガブリ・ポンテの音楽とともに、大会を支えた人々を称える。
- Water Cycle:ロベルト・ボッレが水の循環と光をテーマにしたパフォーマンスを披露。
- 次回大会への引き継ぎ:フランス・アルプス2030へのオリンピック旗の引き継ぎ。
- 聖火の消灯とフィナーレ:聖火を消し、最後はMajor Lazerやアキッレ・ラウロらの音楽で締めくくる。
この構成から分かるのは、芸術的なショーとオリンピックの公式儀礼を交互に配置していた点です。閉会式は一つの長いコンサートではなく、文化表現と大会の節目を組み合わせた総合演出でした。
【出演者・制作陣一覧】ロベルト・ボッレとアルフレード・アッカティーノの役割
閉会式の出演者を語るうえで欠かせないのが、世界的バレエダンサーのロベルト・ボッレと、全体の芸術的な方向性を担ったアルフレード・アッカティーノです。
IOCが大会前に発表した制作陣には、演出、音楽、衣装、舞台美術など、それぞれの分野を代表するクリエイターが名を連ねていました。一方、実際の当日報道では、発表段階の出演予定者だけでなく、複数のアーティストが参加したことが明らかになっています。
主要人物・出演者と担当内容| 人物・団体 | 役割・担当 | 式典との関係・見どころ |
|---|---|---|
| アルフレード・アッカティーノ | 芸術監督・Filmmaster | Beauty in Actionの全体的な芸術コンセプトを主導。 |
| ロベルト・ボッレ | バレエダンサー | 水の循環を表現したWater Cycleで空中パフォーマンスを披露。 |
| アドリアーノ・マルテッラ | クリエイティブディレクター | 全体の創造的な演出設計を担当。 |
| ステファニア・オピパリ | ショーディレクター | 式典の進行と舞台演出を担当。 |
| ディエゴ・トルテッリ | 振付担当 | Aterballettoなどのダンス演出を構成。 |
| ガブリ・ポンテ | DJ・音楽出演者 | ボランティアへの感謝を表現する音楽パートに参加。 |
| ジョーン・ティール | シンガーソングライター | 「Il mondo」を歌い、水とヴェネツィアを象徴する演出に参加。 |
| パオロ・フレス | ジャズトランペット奏者 | イタリア国歌の演奏に華を添えた。 |
| マルゲリータ・ヴィカリオ、ダヴィデ・ショーティ、Calibro 35 | 音楽出演者 | 選手入場に合わせた音楽パフォーマンスを担当。 |
| Major Lazer | 音楽グループ | 聖火消灯後の音楽パートで会場を盛り上げた。 |
| アキッレ・ラウロ | 歌手 | 「Incoscienti giovani」のパフォーマンスでフィナーレを飾った。 |
| リサ・ヴィットッツィ、ダヴィデ・ギオット | イタリア選手団旗手 | イタリア代表の旗を持って閉会式に参加。 |
ロベルト・ボッレは、国際的に活躍するイタリアのエトワール(最高位のダンサー)です。今回の閉会式では、単に著名なバレエダンサーとして出演したのではなく、スポーツと芸術の身体表現を結び付ける存在として起用されました。
とりわけ注目されたのが「Water Cycle」です。大きな円形装置が上昇して太陽へと変化する舞台で、ボッレが空中を舞うパフォーマンスを披露しました。水の循環という自然のテーマと、人間の身体が生み出す美しさを重ねた場面です。
ボッレは2006年のトリノ冬季オリンピック開会式にも出演経験があります。20年を経て、再びイタリア開催の冬季オリンピックで重要な役割を担った点にも注目が集まります。
アルフレード・アッカティーノは何者?アルフレード・アッカティーノは、イベント制作会社Filmmasterに関わるクリエイターで、国際的なイベントや大規模な式典の制作経験を持つ人物です。今回の閉会式では芸術監督として、イタリアの文化や創造性をどのように一つの舞台へまとめるかという全体的な方向性を担いました。
IOCの公式発表では、アッカティーノを中心とする制作チームとして、クリエイティブディレクターのアドリアーノ・マルテッラ、ショーディレクターのステファニア・オピパリ、衣装担当のステファノ・チアミッティ、音楽担当のミケーレ・ブラガとヴィットリオ・コスマ、舞台美術担当のクラウディオ・サントゥッチらが紹介されています。
大規模な閉会式は、一人の演出家だけで完成するものではありません。芸術監督が方向性を示し、音楽、振付、衣装、映像、舞台装置の各担当が専門性を持ち寄ることで、数時間にわたる一貫した体験が生まれます。
【見逃せない見どころ】歴代オリンピック閉会式との比較と2026年の独自性
ミラノ・コルティナ2026の閉会式を評価する際には、個々の出演者だけでなく、式典全体の構造にも目を向けたいところです。
見どころ1:オペラと現代音楽の大胆な組み合わせイタリアの伝統芸術を象徴するオペラと、現代のポップミュージックやダンスミュージックを同じ舞台で融合させた点は、大きな特徴でした。
リゴレットやヴィオレッタなどのオペラの登場人物が舞台を彩った一方、ガブリ・ポンテやMajor Lazer、アキッレ・ラウロらが現代的な音楽の熱気を生み出しました。
伝統と革新を対立させるのではなく、同じイタリア文化の異なる表情として並べた構成です。
見どころ2:水・光・空中演技によるWater Cycleロベルト・ボッレのパフォーマンスは、今回のテーマを最も分かりやすく視覚化した場面でした。
水滴から太陽へと変化する舞台装置、ヴェネツィアを象徴するゴンドラ、ジョーン・ティールによる「Il mondo」の演奏が重なり、自然の循環とイタリアの風景を結び付けました。
冬季スポーツの舞台である雪山から海までを一つの物語として描いた点は、開催地の地理的な広がりを表現する演出でもあります。
見どころ3:選手とボランティアが中心に置かれた構成閉会式では、華やかなアーティストだけでなく、選手や大会を支えたボランティアにも重要な役割が与えられました。
ANSAの報道によると、式典では約1万8000人の大会ボランティアへの感謝が表現され、1956年のコルティナ大会にも参加したボランティアが象徴的な存在として紹介されました。
オリンピックはメダリストだけで成立するものではありません。競技を支えるスタッフ、ボランティア、地域の人々の存在を式典の中に組み込んだ点は、スポーツイベントの社会的な側面を伝えるものです。
歴代大会と2026年の違い歴代の閉会式では、開催国の文化を表現する芸術プログラムと、次回開催地への引き継ぎという公式儀礼が組み合わされてきました。
例えば、2022年北京冬季大会では、北京2008でも使われた国家体育場「鳥の巣」が開会式と閉会式の舞台となりました。一方、2026年は古代ローマ時代の円形闘技場を使用し、オペラ文化と歴史的景観を前面に押し出しています。
- 北京2022:近代的な大規模スタジアムを活用し、統一感のある大規模演出を展開。
- ミラノ・コルティナ2026:古代ローマの円形闘技場を舞台に、イタリアのオペラや芸術文化を中心に構成。
両大会の違いは、演出の優劣ではありません。開催国の文化的資産を、どのような空間と表現方法で世界に伝えるかという設計思想の違いです。
【閉会式の意味と役割】聖火消灯・オリンピック旗の引き継ぎはなぜ行う?
オリンピック閉会式には、華やかなショーとは別に、国際的なスポーツ大会としての重要な役割があります。
その中心となるのが、大会の正式な終了、選手たちの団結の確認、オリンピック旗の引き継ぎ、そして聖火の消灯です。
聖火の消灯は大会の終了を象徴するオリンピックの聖火は、古代オリンピックの伝統と現代の大会をつなぐ象徴です。大会期間中に燃え続ける聖火は、平和や友情、希望などの価値を表現しています。
閉会式で聖火を消すことは、競技期間の終了を示す重要な儀式です。2026年の式典では、ヴェローナだけでなく、ミラノとコルティナ・ダンペッツォの聖火も同時に消されました。
消灯の場面では、ヴェネツィア出身のピアニスト、グロリア・カンパネルがルドヴィコ・エイナウディ作曲の「Experience」を演奏しました。
オリンピック旗の引き継ぎは次回大会への橋渡し閉会式の公式儀礼で特に重要なのが、次回開催地へのオリンピック旗の引き継ぎです。
2026年大会では、ミラノ市長ジュゼッペ・サラとコルティナ・ダンペッツォ市長ジャンルカ・ロレンツィが、IOC会長のカースティ・コベントリーに旗を返還。その後、フランス・アルプス2030大会の開催地域へと引き継がれました。
フランス側の紹介演出では、アルプスの風景と光を使った映像が上映され、国歌「ラ・マルセイエーズ」も披露されました。
この儀式には、現在の開催国から次の開催国へ、オリンピックの理念と責任を受け渡す意味があります。
選手の入場と追悼の時間にも意味がある閉会式では、国ごとに競い合う開会式とは異なり、選手たちが一つのオリンピック共同体として集うことが重視されます。
また、2026年大会でも、故人をしのぶ「Moment of Remembrance」が設けられました。この追悼の時間は、2016年リオ大会から導入された式典要素として紹介されています。
メダルや記録だけでなく、大会に関わったすべての人々と、スポーツを通じた人間同士のつながりを振り返ることも閉会式の大切な役割です。
【プロの結論】閉会式を見るときに注目したい3つの判断基準閉会式を深く理解するには、出演者の知名度や演出の派手さだけで評価しないことが大切です。次の3つの視点を持つと、式典の意図が見えやすくなります。
- 開催国の文化がどう表現されているか:音楽、建築、芸術、歴史などが、競技の舞台とどのように結び付いているか。
- 選手と大会関係者が主役になっているか:アーティストのショーだけでなく、選手やボランティアへの敬意が伝わるか。
- 次の大会へ何を引き継ぐか:オリンピック旗の引き継ぎや次回開催地の紹介を通して、4年後への展望が示されているか。
ミラノ・コルティナ2026は、この3点をイタリアの芸術文化と自然環境というテーマにまとめた閉会式でした。歴史的な会場、身体表現、音楽、自然の循環を組み合わせた点に、今回ならではの意義があります。
【よくある質問】オリンピック閉会式に関するFAQ
Q1:2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの閉会式はいつ開催されましたか?
A1:2026年2月22日(日)に開催されました。会場はイタリアのヴェローナ・オリンピック・アリーナで、公式日程では現地時間19時から22時までの予定でした。
Q2:2026年の閉会式のテーマと出演者は誰ですか?
A2:テーマは「Beauty in Action」です。ロベルト・ボッレをはじめ、ガブリ・ポンテ、ジョーン・ティール、パオロ・フレス、Major Lazer、アキッレ・ラウロなどが参加しました。全体の芸術監督はアルフレード・アッカティーノです。
Q3:ロベルト・ボッレは閉会式で何を披露しましたか?
A3:水の循環をテーマにした「Water Cycle」で空中パフォーマンスを披露しました。水滴から太陽へと変化する舞台装置や、ヴェネツィアを象徴するゴンドラなどと組み合わせた演出が見どころとなりました。
2026年2月22日に開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックの閉会式は、歴史的なアレーナ・ディ・ヴェローナを舞台に、イタリアの芸術文化とスポーツの魅力を融合させた式典でした。
「Beauty in Action」というテーマのもと、ロベルト・ボッレのWater Cycle、オペラを取り入れた舞台演出、現代音楽、選手やボランティアへの賛辞が展開されました。アルフレード・アッカティーノ率いる制作チームが、伝統と革新を一つの物語にまとめ上げたことも大きな特徴です。
そして、聖火の消灯とオリンピック旗の引き継ぎによって、2026年大会は正式に幕を閉じました。次の冬季オリンピックはフランス・アルプス2030で開催される予定です。
閉会式は、単なる大会の終わりではありません。選手たちの努力を称え、開催国の文化を世界に伝え、次の開催地へオリンピックの理念をつなぐ重要な舞台です。ミラノ・コルティナ2026は、歴史的建造物と現代の身体表現を融合させることで、その役割を印象的に示した大会として記憶されるでしょう。