現役キャスト・最新出演情報
木村昴(きむら・すばる)
- 担当キャラクター:剛田武(ジャイアン)
- 担当開始:2005年4月
- 生年月日:1990年6月29日
- 出身地:ドイツ
- 所属:アトミックモンキー
- 2026年11月現在:ジャイアン役を継続
テレビ朝日の公式キャスト紹介では、2026年現在もジャイアン役として木村昴さんの名前が掲載されています。つまり、現在のジャイアンの声を確認したい場合、木村さんが担当者という理解で間違いありません。
木村昴がジャイアン役を始めたのはいつ?木村さんがジャイアン役に抜擢されたのは、2005年4月です。
当時は14歳の中学生。声優としての経験がほとんどない状態でオーディションに挑戦し、長年親しまれてきた大役を獲得しました。
2018年のクランクインのインタビューでは、オーディションについて、記念受験のような気持ちだったと振り返っています。
一次審査では、演技を録音したMDを送付。年齢や名前を伏せた状態で審査する方式だったと紹介されています。
つまり、知名度や年齢ではなく、演技そのものを評価されて選ばれた経緯があったのです。
2026年もジャイアンとして映画に出演木村さんの活躍はテレビシリーズだけではありません。
2026年2月27日に公開された『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』でも、ジャイアン役を担当しています。
同作の公式キャスト発表には、ドラえもん役の水田わさびさん、のび太役の大原めぐみさん、しずか役のかかずゆみさん、スネ夫役の関智一さんとともに、木村さんの名前が掲載されています。
テレビシリーズと劇場版の両方で同じキャストが継続していることは、木村さんが現在のジャイアン像を支える中心的な存在であることを示しています。
【歴代声優3人を比較】1973年版から現在までの変遷

ジャイアンの声優の歴史を理解するには、1973年版と1979年版を分けて考える必要があります。
実は、この2作品は同じテレビシリーズの続編ではありません。
初代:肝付兼太(1973年・日本テレビ版)
肝付兼太(きもつき・かねた)
1973年・日本テレビ版
1973年に放送された最初のテレビアニメ版で、剛田武の声を担当しました。
肝付兼太さんは、現在の視聴者にとってはスネ夫役の印象が強い声優です。
しかし、1973年の日本テレビ版では、実際にジャイアンを演じていました。
その後、1979年にテレビ朝日版が始まると、担当キャラクターがスネ夫に変わります。
この事実は、ジャイアンの歴代声優を調べる際に見落とされやすいポイントです。
肝付さんは『おそ松くん』のイヤミ、『それいけ!アンパンマン』のホラーマン、『銀河鉄道999』の車掌など、幅広いキャラクターを演じた実力派でした。
2016年10月20日、肺炎のため80歳で亡くなっています。
2代目:たてかべ和也(1979年~2005年)
たてかべ和也
1979年4月~2005年3月
テレビ朝日版で約26年間、ジャイアンを演じました。
1979年4月にテレビ朝日版『ドラえもん』が始まると、ジャイアン役を担当したのがたてかべ和也さんです。
豪快で迫力のある声は、ジャイアンというキャラクターの印象を決定づけました。
特に、のび太を追いかけ回す場面や、仲間を守るために立ち上がる場面では、威圧感と人情味の両方を表現しています。
たてかべさんは『ど根性ガエル』のゴリライモや『タイムボカン』シリーズのトンズラーなどでも知られています。
2005年3月まで26年間にわたってジャイアンを演じ、2015年6月18日に急性呼吸器不全のため80歳で亡くなりました。
3代目:木村昴(2005年~現在)
木村昴
2005年4月~2026年現在
14歳で抜擢され、テレビシリーズと映画の両方でジャイアンを担当しています。
木村昴さんは、前任者のたてかべさんからバトンを受け継いだ3代目ジャイアンです。
当時14歳という若さで国民的アニメの主要キャラクターを担当することになり、大きな注目を集めました。
現在はジャイアン以外にも、『ヒプノシスマイク』の山田一郎や『呪術廻戦』の東堂葵などを演じています。
歴代ジャイアン声優の比較表| 時期 | 声優 | 担当シリーズ |
|---|---|---|
| 1973年 | 肝付兼太 | 日本テレビ版 |
| 1979年4月~2005年3月 | たてかべ和也 | テレビ朝日版 |
| 2005年4月~2026年現在 | 木村昴 | 新シリーズ・現行版 |
この3人の関係で特に重要なのは、1973年版と1979年版の間に制作シリーズの切り替えがあったことです。
また、肝付兼太さんは1979年から2005年まで、ジャイアンではなくスネ夫を演じていました。
【なぜ交代した?】2005年のドラえもん声優交代の理由
2005年の声優交代は、ジャイアンだけに起きた出来事ではありません。
ドラえもんをはじめ、主要キャラクターの声優が一斉に変更されました。
2005年4月に主要キャストが一新されたシンエイ動画の公式年表では、2005年4月を新シリーズの開始時期とし、声優陣全員の交代を記録しています。
交代した主要5人は次のとおりです。
| キャラクター | 交代前 | 交代後 |
|---|---|---|
| ドラえもん | 大山のぶ代 | 水田わさび |
| のび太 | 小原乃梨子 | 大原めぐみ |
| しずか | 野村道子 | かかずゆみ |
| ジャイアン | たてかべ和也 | 木村昴 |
| スネ夫 | 肝付兼太 | 関智一 |
この変更は、約26年間続いたテレビ朝日版の大きな転換点となりました。
交代理由は世代交代とシリーズの全面刷新2005年のリニューアルには、複数の背景がありました。
1. 放送開始25周年という節目
1979年から続いてきたテレビシリーズが25周年を迎え、次の世代へ作品を引き継ぐタイミングでした。
2. 声優陣の世代交代
当時の主要キャストは長年にわたって作品を支えてきました。声優陣の高齢化も背景の一つとして報じられています。
3. 作品全体の原点回帰
声だけでなく、キャラクターデザインや演出、音楽なども刷新。藤子・F・不二雄さんの原作漫画に近づける方向でリニューアルが進められました。
イミダスのアニメ評論でも、単純な声優の交代ではなく、関係各社が次世代への継承と原点回帰を目指した全面的な刷新として説明されています。
つまり、たてかべ和也さんが亡くなったために木村昴さんへ交代したわけではありません。
たてかべさんが亡くなったのは2015年。交代から約10年後のことです。
木村昴はどのように選ばれた?木村さんは、声優を本格的な職業として目指していたわけではありませんでした。
本人のインタビューによれば、オーディションを受けたきっかけには、同級生に自慢したいという気持ちもあったそうです。
しかし、実際に審査を通過し、ジャイアン役に選ばれました。
当時の木村さんにとっては、まさに人生を変える出来事だったといえます。
注目したいのは、14歳の新人を抜擢したことです。
従来の声優のイメージをそのまま再現するのではなく、新しい世代のジャイアンを作り上げるという、制作側のリニューアル方針とも重なります。
【木村昴のプロフィール】ジャイアン以外の代表作と2026年の活動
木村昴の基本プロフィール
- 生年月日:1990年6月29日
- 出身地:ドイツ
- 血液型:O型
- 特技:英語・ドイツ語
- 所属事務所:アトミックモンキー
- 活動分野:声優・俳優・タレント・ラップ
木村昴さんは1990年6月29日生まれ。2026年11月現在36歳です。
ドイツ出身で、英語とドイツ語を特技としています。2002年にはミュージカル『アニー』に出演し、子役として舞台経験を積みました。
2005年のジャイアン役をきっかけに声優としてのキャリアを本格化させています。
ジャイアン以外の代表的な出演作品
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
役名:山田一郎
ラップを軸にした作品で、木村さんのラップ表現や力強い声を生かした代表的な役です。
『呪術廻戦』
役名:東堂葵
強烈な存在感と豪快な言動が特徴のキャラクター。ジャイアンとは異なる演技の幅を感じられます。
『輪るピングドラム』
役名:高倉冠葉
主人公の一人を担当。ジャイアン以外の役柄を広げる転機となった作品です。
『東京リベンジャーズ』
役名:林田春樹(パーちん)
仲間を大切にする熱血キャラクターを演じています。
これらの出演歴は、所属事務所アトミックモンキーの公式プロフィールにも掲載されています。
2026年の活動は声優だけにとどまらない2026年の木村さんは、テレビ番組への出演でも存在感を示しています。
日刊スポーツの2026年3月の報道では、次の番組への出演が紹介されました。
- テレビ東京『おはスタ』:メインMC
- 日本テレビ『ヒルナンデス!』:木曜レギュラー
- NHK総合『土スタ』:週替わりMC
- 中京テレビ『ぐ〜たくさん』:MC
加えて、テレビ東京の番組出演情報でも、2026年11月4日から11日までの『おはスタ』出演予定が確認できます。
声優として培った発声や表現力に加え、バラエティー番組でのトーク力も活動の柱になっています。
ジャイアンという国民的キャラクターを長年担当しながら、別の分野でも活動の幅を広げている点が、2026年の木村さんの特徴です。
【木村昴の声優としての評判】交代当初の反応と現在の評価
木村昴さんのジャイアン役については、交代当初から現在まで、さまざまな受け止め方があります。
特に注目したいのは、前任者のイメージが非常に強かったことです。
交代直後は厳しい反応もあった2020年のRBB TODAYの記事では、木村さんが過去に受けた批判について振り返っています。
2005年の初回放送後には、従来のファンから「ニセモノ」「もう見ない」といった厳しい反応が寄せられたと紹介されました。
木村さん自身も、26年間ジャイアンを演じてきたたてかべ和也さんの存在が大きかったことを認識していたといいます。
これは、単純に新しい声が良いか悪いかという問題ではありません。
長年親しまれたキャラクターの声が変われば、視聴者は以前の記憶と新しい演技を比較します。
とりわけ『ドラえもん』のように、親子で視聴する世代を超えた作品では、声の変更そのものが大きな話題になります。
木村昴の演技が評価される理由木村さんの強みは、ジャイアン役だけに演技を固定していないことです。
例えば、次のような点が特徴として挙げられます。
- 力強い発声: ジャイアンの豪快な性格を表現できる。
- コミカルな演技: バラエティー番組でも生きるテンポのよさがある。
- 役柄の幅: 東堂葵や山田一郎など、異なる個性のキャラクターを演じ分けている。
- 表現の多様性: 声優だけでなく、舞台やラップなどにも活動を広げている。
2018年のインタビューでは、木村さんがジャイアン役を人生の中心にある仕事として語り、できれば一生演じ続けたいという思いを明かしています。
ここから読み取れるのは、木村さんがジャイアンを単なる代表作の一つとして扱っているわけではないということです。
前任者の演技を尊重しながら、自分自身のジャイアン像を作ってきたことが、長期にわたる役の継続につながっています。
【意外と知らない事実】肝付兼太はジャイアンとスネ夫の両方を担当
歴代声優の情報で、特に混同されやすいのが肝付兼太さんです。
「肝付兼太=スネ夫」という印象を持つ人は少なくありません。
しかし、1973年版ではジャイアンを担当していました。
なぜ担当キャラクターが変わったのか?理由は、1973年版と1979年版が異なる制作シリーズだからです。
1973年版の日本テレビ制作アニメでは肝付さんがジャイアンを担当。
その後、1979年にテレビ朝日版が始まった際には、たてかべ和也さんがジャイアン、肝付さんがスネ夫を演じることになりました。
つまり、肝付さんがジャイアンからスネ夫に変わったのは、同じシリーズ内での単純な配役変更ではありません。
新しいシリーズのキャスティングによるものです。
声優交代に関する誤解と事実| よくある疑問・誤解 | 実際の事実 |
|---|---|
| 木村昴が初代ジャイアン? | 3代目 |
| 肝付兼太は最初からスネ夫? | 1973年版ではジャイアン |
| たてかべ和也の死去で木村昴に交代? | 2005年に交代し、2015年に逝去 |
| 肝付兼太の死去でジャイアンが交代? | ジャイアン担当は1973年版のみ。2016年に逝去 |
| 2005年はジャイアンだけ交代? | 主要声優陣が全員交代 |
特に、たてかべさんの逝去は2015年、肝付さんの逝去は2016年です。どちらも2005年のキャスト変更より後の出来事です。
この時間関係を理解すると、歴代声優の交代理由を正しく把握できます。
【ジャイアンの声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:現在のジャイアンの声優は誰ですか?
A1:2026年11月現在、木村昴さんです。2005年4月からテレビ朝日版『ドラえもん』で剛田武を担当しています。
Q2:ジャイアンの初代声優は誰ですか?
A2:1973年の日本テレビ版でジャイアンを演じた肝付兼太さんです。1979年版ではスネ夫役を担当しました。
Q3:ジャイアンの声優が木村昴さんに変わったのはいつですか?
A3:2005年4月です。テレビ朝日版『ドラえもん』の新シリーズ開始に伴い、主要キャストが一新されました。
Q4:たてかべ和也さんは何年間ジャイアンを担当しましたか?
A4:1979年から2005年3月まで、約26年間担当しました。
Q5:木村昴さんはジャイアン以外にどんなキャラクターを演じていますか?
A5:『ヒプノシスマイク』の山田一郎、『呪術廻戦』の東堂葵、『輪るピングドラム』の高倉冠葉などを演じています。
2026年現在、ジャイアンこと剛田武の声を担当しているのは木村昴さんです。
1973年の日本テレビ版から現在までの歴史を整理すると、担当者は次の3人になります。
- 初代・肝付兼太さん: 1973年の日本テレビ版。
- 2代目・たてかべ和也さん: 1979年から2005年3月まで。
- 3代目・木村昴さん: 2005年4月から2026年現在まで。
2005年の声優交代は、単独のキャラクターの変更ではなく、放送開始25周年を節目としたシリーズ全体の刷新でした。
そして、14歳で大役を引き継いだ木村さんは、当初の厳しい反応を経験しながらも、ジャイアンというキャラクターを長年演じ続けています。
【プロの結論】声優交代はキャラクターの歴史をつなぐものジャイアンの歴代声優を振り返ると、声優交代は過去の演技を否定するものではないことが分かります。
肝付兼太さんが初代としてキャラクターを演じ、たてかべ和也さんが約26年間にわたり親しまれるジャイアン像を築き、木村昴さんが新しい世代へ引き継ぎました。
大切なのは、声が変わったという事実だけではなく、それぞれの時代でキャラクターの魅力をどう表現してきたかという点です。
2026年には映画『新・のび太の海底鬼岩城』でも木村さんがジャイアンを担当しています。今後も木村さんがどのようなジャイアン像を見せてくれるのか、歴代声優が築いた伝統とともに注目したいところです。
主な参考資料:テレビ朝日「ドラえもん」公式キャスト紹介、シンエイ動画公式年表、アトミックモンキー公式プロフィール、マイナビニュース、クランクイン、RBB TODAY、日刊スポーツ、映画『ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』公式サイト。